第314話
ノーネームの俺は言いたいことだけを言ってスキル漆黒顕現を使い、漆黒のモヤを出して目眩ましをし退場する準備をした。
その隙にスキル認識阻害レベルMAX極を使い、観客席へと転移する。
その際、漆黒顕現のフルプレートを解除しブタオに一瞬で戻る。
転移のスキルはもっていないが一応スキル次元掌握に含まれているって扱いかな。
スキル次元掌握レベルMAX極は俺の願望からなる究極無比、唯一無二の最強スキル。
これにはいろいろなスキルが統合されている。
と、
カッコよく退場しバレずに瞬時にノーネームからブタオに早変わりし観客席へ戻る。
完璧だ!!
誰にも見抜けまい!!
満足した俺は漆黒で包んだ侍女の元へ行く。
多分気絶しているはず…
侍女は一番隊組長の奥義で吹き飛ばされ時、ノーネームで俺が介入し助けた。
その時、観客席へと侍女を漆黒顕現で運んだからな。
迎えにいかねば!
あとは気絶した侍女が観客席にいる間、イタズラされないよう漆黒のモヤでずっとガードし包んでいた。
それを解除し
「侍女さん!侍女さん!迎えに来たよ!模擬戦終わったし帰ろか?」
「ぶ、ブ…タ…オ?」
と、侍女は弱々しく目を覚ます。
「そそ!!なんか模擬戦はノーネームが乱入して来てさすがに無効試合なんじゃない?知らんけど。
姫様を迎えに行って、さっさと帰ろうか。」
炎雷竜神を具現化したから余波に当てたられた観客席のみんなや審判は未だにみんな呆けてたり、気絶したり、ひれ伏したままだったりと忙しそうwww
まあ、幼馴染の皇族の姫も立っていられなく頭を抱えしゃがんだまま…。
「そう…。お姉ちゃん頑張ったわよ…」
ん?さっきブタオ言うたやん?
また俺を弟と勘違いしてるんか?
ここで違うと言って問答になり、ややこしくなるくらいなら受け入れるか…
「ちゃんと見てたよ!姉さんの勇姿!
さ!帰るから立てる?姫様を迎えにいくよ!」
「お姉ちゃん頑張ったら疲れて立てない…抱っこ」
と、侍女は両手を広げてきた
「…はあ…さすがに正面からは恥ずい…周りに人が大勢いるし…
おんぶで許してよ。姉さん」
「し、仕方ないわね。は、はやくしなさい!」
「はいはい、と。」
俺は侍女の前に背中を差し出し屈んだ。
俺の首の周りをガッシリと抱きしめる侍女。
俺は侍女をおんぶし、幼馴染の元へ急ぎ迎う。
侍女は呑気に寝息を立てていた…。
緊張や疲れかな?
「お疲れ様、ゆっくり休みなよ。姉さん」
「あ、り、が…と…う、ブ、タ、オ…」
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
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