第300話
平穏な学園生活を送る俺
「ねえねえブタオ君!探索者部隊やっていけそう?」
と女生徒に声をいきなりかけられた。
え?誰?
……
…
多分Fクラスで一番可愛いと思われるカースト上位勢の女生徒に話かけられる俺。
まあ幼馴染の皇族の姫や、性格に難はあるが侍女が圧倒的に美人だからか…どうしても見比べてしまう…。
失礼とは思うが口には出さないから許してくれメンス…
「あ…ああ。まあ、なんとかかな。一番下っ端の見習いだけどね。」
「すごいね!!応援してるから!」
と胸を強調しなんともあざとく上目遣いされる。
「う、うん…。」
まあ…普通に可愛いな。
多分俺は人からの好意に慣れていない。
とくに同世代の女子からは…
「ねーねー!何話してるの?」
「まぜてよ!」
「今日も放課後訓練?」
「カラオケいかない?」
と、女生徒達に群がれる俺
い、一体なんなんだ…
すごい掌の返しようだが…
まあ、流行りとか皇族家探索者部隊というブランドによってたかって来たんだろうな…
「あ〜せっかく誘ってくれたのにごめん…今日も訓練なんだ。まだ周りについていくのがやっとでさ…」
「それでもすごいよ!ついていけてるだけで!実はブタオ君実力隠してた?」
「ね〜ね〜いま彼女いるの?」
「婚約者とかは?」
「はやく探索者なりなよ!資格とらないからずっとFクラスでFランクなんだよ。もったいないよ」
「腹パンしてみていい?防御力やばそうwww」
矢次に女生徒達に質問される…
実力隠しは図星だが、せいぜいCクラスくらいのレベルがあるのに敢えてFクラスにいるの?くらいな感じかな?
まさかカンストからのランキング1位とは思ってもいないだろう。
それに彼女も婚約者もいたことない、今まで人類から嫌悪される対象だったからね…俺は…。
探索者資格は別にとらなくていいや…
いろいろ義務が発生するから。
国民の役に立ちたいとかや、出世して目立ちハーレムとかの野望はないから。
最後に腹パンはやめて。君の手が間違いなくケガするから
と、どれも口には出せないからとりあえず愛想笑いだけしておく。
すると…
ガラガラガラガラと教室の戸が開き
「ヤッホーブタっちいる?」
ん?誰だ?
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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