第299話
俺は異世界に行くのを夢みて、皇族本家の敷地にある隊宿舎で個室についてるお風呂からあがり就寝した。
翌日学園に登校しようとしたら…
「おはようブタオさん。学園まで車で送るわよ?」
と幼馴染の皇族の姫に挨拶される。
「おはよう姫様。いや、訓練も兼ねて走って行くからいいよ。」
「ブタオ!毎日が訓練よ!少しはマトモな思考になったじゃない、褒めて遣わす。」
と侍女に言われる俺。
いや、一体何目線だよ?
と思ったがツッコんでいたら遅刻してしまう
「わたしも付き合いたいけど…体裁がね…。
わかったわ。じゃあ、お先に。」
と、姫様は黒塗りの高級車で登校。
まあ皇族家次期当主が走って登校してたらみんなビックリするだろう…
「じゃあ、侍女さん。俺も行ってきます!」
「今日もきつい訓練が待ってるから逃げないこと!!い、い、いってらっしゃい…」
いや、逃げたことないんだが…
まあ、昨日の食堂でおばちゃんが言ってたが探索者部隊の訓練は過酷で飯も食べれないほどのキツさの時もあるらしい…
体力カンストの俺からしたら、楽勝だけど…
まあ身体を動かすのは楽しいから別になんでもいいや。
と、学園に到着し2年Fクラスの教室へと入る。
ずっとイジメられ続けてきた俺だが、いまでは皇族家探索者部隊の一員というのが知れ渡り、すっかり平穏になってしまった。
「おはよ。」
とりあえず挨拶はしとく。
女生徒や、同じく最底辺層の男子からは挨拶が返されたが、Fクラスカーストトップ勢には無視された。
どことなく悔しさや、お前は認めない!
みたいな感情が、読み取れた。
けどなにもしてこないからそれはそれで暇だな…。
俺になにかしたいけど、したらやり返される、最悪皇族家を敵にまわすと今は思っているんだろうな。
ちょっとさみしくもあるが、俺も探索者部隊の一員としてなにか問題を起こせば幼馴染にその皺寄せがいく。
余りに目にあまるなら、そのときはノーネームや、不可視の手に頼るか。
と先生もガラっと俺への態度を変え平穏だった。
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