第295話
わたしは皇族の姫
わたしはノーネームに恐怖し震えて立てなくなってしまったわ…
ノーネームがそんなわたしに近づく…
カシャンカシャンカシャンカシャン…
足音が段々近づいてくるわ…
漆黒の鎧を纏いし、四つ腕のノーネーム。
「ヒッ!!」
わたしは恐怖のあまり頭を抱えうずくまってしまったわ。
「…今のお前は殺すに値しないな…。その恐怖を克服したら、また相見えようぞ…氷姫よ。
前回は怒り故、我に攻撃出来たが…今回は冷静になり恐怖を知ったか…。
怒りだけでも冷静さだけでも我は討てんよ。」
な、なに?
ノーネームはわたしにアドバイスしてるの?
意味がわからない…
いえ…けどノーネームが言うことはわたしにとって図星だった…
ただただ今はひたすらにノーネームが怖い…。
「あーコホン!!!
聞け!!!ここにいる者達よ!!
我は絶望を知る者、そして魔女の因子を宿す者。
ノーネーム!!!
我は我を討てる者を探す者成。
それは個人でも!いや、部隊や貴族家!いや、国でも世界とでも相手になってやろう!!
こんなくだらん派閥だの貴族の権力争いだので争うお前らが滑稽で乱入した次第!!!
我は人類を滅ぼすチカラを持ってるやも知れんぞ!!!
我を止めたくば、国や世界総出でかかってくるがよい!!でなくば…炎雷竜神拳!!!」
ノーネームがそう宣言すると、拳より
黒い炎がメラメラメラメラと燃え…
黒い雷もバチバチバチバチっと鳴り響き…
それを纏う竜が降臨したの…
それに呼応するように空から落雷が響きわたる。
ピカッ!!!
ゴロゴロゴロゴロ!!!
そして空中で暴れ狂う漆黒の炎と、漆黒の雷を纏う竜…
漆黒の炎雷竜神だわ…
天高く降臨している漆黒の炎雷竜神にただただ呆然と立ち尽くす者、気を失う者、ひれ伏す者…。
好戦的な人は誰一人としていなかったわ…。
「フハハハハハハ!!!!
我に抗えれるものなら抗ってみよ!!地球の全人類よ!
それに朗報だ!別の星、銀河、異世界にも知的生命体、魔力は存在する!!
お前達だけではないと知れ!!!
いつか相見えるだろう!そのとき星大戦、銀河大戦、異世界大戦と終らぬ戦いをするのか?
これからも負の戦争として歴史を繰り返していくのか?今回みたいにまだ貴族同士や国同士で醜く争い哀れに踊っておくのか見ものだな。
アーハッハッハッハッハッ!!」
− − − − − − − − − − − − − −
読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
☆ ♡ コメント など
いつも本当にありがとうございます。
励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。
思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m
また
魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
も執筆してますので良かったら暇つぶしによろしくお願い致します。




