第290話
わたしは皇族の姫
今審判のギルドマスターが手を振り下ろし戦いの幕は切って落とされたわ。
侍女 ステータス
ランキング 4001位
Bランク
レベル 29
体力 183
魔力 303
攻撃力 192
防御力 186
素早さ 403
魔術 闇レベル6
スキル 身体強化 暗殺術
技 シャドウバインド
わたしはどれだけ侍女が前衛として持ちこたえれるか分からない…
だから大魔術は使いにくい…。
魔力を溜めるのに時間がかかるから。
すぐ突破されるのも見越して接近戦に備えたわ。
「氷剣!!」
一番隊組長さんは腰を落とし、地面がえぐれるほどの音速でわたしを狙い刺突。
前衛を無視し、先に中衛のわたしを倒す作戦できたわね…
すると侍女が
「亀影盾!!!」
と闇魔術から亀の甲羅の様な盾を出し割って入り、一番隊組長さんの刺突の軌道を逸らしたわ。
「「なっ?!」」
わたしと一番隊組長さんはビックリしたわ…
そして侍女は一番隊組長さんとの距離を盾を構えたまま詰める。
「姫様!!今です!!」
侍女は攻撃することなく、ただ盾を構え防御に徹していたわ…
「氷柱!!」
わたしは急ぎ空気中の水分を氷結させ、一番隊組長さんの死角から氷柱を放つ
ザクザクザクザク!!!
一番隊組長さんも一度圧勝したことのある相手だからか油断してたわね。
わたしに注意を注ぎすぎていたわ。
背中に氷柱がささり出血する一番隊組長さん
「やるね…前回と見違えるほどの動きだよ…先に前衛を突破しないといけないなんてね…ここまで計算されているとは君を見誤ったよ」
と侍女を称賛していた。
よし!これならいける!!
わたしは大魔術のため急ぎ魔力を溜める。
一番隊組長さんは刺突のため侍女から距離を取ろうとするけど、侍女も負けじと亀影盾を構えたまま距離を詰める。
一番隊組長さんは距離が足らなくても刺突を放つも亀の甲羅のような丸い亀影盾で当たった瞬間に侍女が横に軌道をそらす。
侍女は一切攻撃をしないでひたすら距離を詰め防御。
「確かに厄介な盾だね、刺突も斬撃もいなされるか…ならこうするよ!!」
一番隊組長さんは木刀を地面に当てガリガリガリガリと摩擦熱から火を宿す木刀とし振り上げた。
それを振りかぶり侍女に振り下ろした。
「秘剣焔!!」
カンッ!!!ゴウッ!!
亀影盾で軌道はそらせれたけど
「う…ぐ…ぐ…ぐ…うぅ…」
侍女は秘剣焔の炎に焼かれ必死で耐えていたわ…
わたしの大魔術を待っている…
あと少し…
あと少し
− − − − − − − − − − − − − −
読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
☆ ♡ コメント など
いつも本当にありがとうございます。
励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。
思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m
また
魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
も執筆してますので良かったら暇つぶしによろしくお願い致します。




