第285話
わたしは皇族の姫
ギルドから正式に貴族間の模擬戦が決まったと通達がわたしにきたわ。
皇族家と伯爵家の模擬戦…
模擬戦だけど、模擬戦じゃすまされない…。
もう後戻りは許されない…
すると…
「やあこんにちは!」
サラサラな髪をかきあげるイケメンと言われる勇者先輩がいたわ。
勇者先輩(公爵家) ステータス
ランキング98位
Aランク
レベル35
体力 350
魔力 355
攻撃力 385
防御力 350
素早さ 348
魔術 雷、風
スキル 身体強化 聖剣
わたしの元婚約者候補。
といってもお父様が勝手に決めたのだけれどね…
いまは破棄させてもらってるわ。
一応隠れ蓑的な存在でランキング1位のノーネームがわたしの婚約者に今はなっている。
お父様の仇なのになんとも皮肉よね…
「こんにちは勇者先輩。」
わたしと侍女は勇者先輩へ会釈する。
「話は聞いたよ…大丈夫かい?君が心配でいても立ってもいられなくてね…」
「あなたはブタオさんを誘いギルドの控え室に先に行ってて。
勇者先輩。ご心配には及びませんよ。」
「かしこまりました。姫様」
と、侍女は先に行かせる。
侍女は勇者先輩を知ってるから伯爵令嬢金髪ドリルみたいに揉めることにはならなかったわ。
「単刀直入にいう…負けたら、勇者公爵家と合併…オ・レと婚姻してほしい…」
「なぜそうなるのでしょうか?」
「負ければ皇族家の存続はもう厳しいだろう?
オ・レは君がまだ好きなんだ!だから助けたい。」
「お気持ちはわかりましたがお断り致します。申し訳ありません」
「なぜ?なぜだ?!伯爵家に負ければ皇族家存続自体もう危ぶまれるはず!だからそこを勇者公爵家と協力して!オ・レと一緒に!一緒になり協力すべきだろ!夫婦として!!!」
「…負けたら皇族家存続はもう難しいでしょう。今の世論なども把握はしており理解してます。
負けたら…わたしは責任を取り皇族籍を抜けます。平民となり探索者として己のすることを全うするだけです。
代々続いた皇族家の御先祖様には申し訳ないですが…」
「君には貴族としての誇りや責任はないのかい??」
勇者先輩の声が大きくてウザいわ…
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魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
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