第282話
わたしは皇族の姫
わたしはそんな侍女に皇族探索者部隊のリーダーなんだからブタオさんを表向きに特別扱いや依怙贔屓しないように伝え、翌日学園へと向かう。
わたしも次期当主で、指揮官なんだから気をつけないと…
Aクラスの教室に入り、取り敢えず抑揚の無い挨拶を返す。
すぐさまわたしには構わないでというオーラを出しておく。
タイミングを見て今日も早退しよう。
最早学園で得るものは何もないわ…
あ!ついでにFクラスのブタオさんも誘おうかしら。
と、侍女に連絡を入れといた。
…すると…
不快な金切り声がしてクラスがざわめきはじめたわ…
伯爵令嬢金髪ドリル。
お抱え探索者に侍女を圧倒した一番隊組長さんがいる伯爵家。
一番隊組長さんはBランクダンジョン70階層ボスをソロで余力を残しながら討伐するという…世界屈指の実力者…。
わたしは金髪ドリルに宣戦布告されているから、今は関わるべきではないと判断し、早急に教室外へと出ようとしたら…
やはり金髪ドリルはわたしに絡んで来たわ…。
本当にウザいわね!
なにやらわたしには当主は務まらないと罵声を浴びせられたけど気にしないわ。
教室から出ようとしたら戸の向こうから侍女が向かえに来てくれてたわ。
するとワザと煽るように皇族家を貶してきたわ…
このクソアマ!
いけないいけない…相手をしてはいけないわ!
早く侍女と立ち去ろうとしたらブタオさんの悪口も言われたわ!
カチーン!!ときた。
ついわたしと侍女は言い返してしまったわ…
すると無礼千万と侍女が扇子で殴られたわ…
侍女と伯爵家令嬢は初対面。
侍女は平民で相手は貴族…
確かに侍女の無礼にはなる…
けど…いえ、これは金髪ドリルはこうなるようにワザと煽ってきたはず!これは策略ね…
最初からトラブルになるように仕向けてきてたわ。
だからこれは侍女が無礼を働かなくても結果は変わらない。
取り敢えず侍女にケガとかは無さそう…
それは侍女のステータスが金髪ドリルより圧倒的に高いから。
侍女はすぐさま分が悪いと感じ、一番隊組長さんがいる伯爵家と悟り謝罪したけど、わたしはもう我慢の限界だったわ!!
けど…
侍女はそんなわたしの怒りを鎮めるべく土下座して金髪ドリルに謝罪してしまったの…
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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