第273話
ごきげんよう。わたくしは探索者学園Aクラス、伯爵令嬢金髪ドリルですわ。
一番隊組長様の活躍が一気に広まり、わたくしが学園のAクラスへと入ると
「おはよ!金髪ドリルさん!」
「ダンジョン配信みたよ!」
「今度紹介してよ!お願い!」
「あ、あの…前から君のこといいなって思ってて…」
「実際かわいいしね、あ、!おれ侯爵家の次男でさ!良かったらお友達にならない?婚約者もいないからか親にも仲良くなって来なさいって言われてさ…」
「良かったら家でお茶会しないかい?」
「ちょっとあんたは後よ!ね、ねえ今日遊びにいってもいい?」
と、手のひらを返すが如くわたくしに言い寄る有象無象が集まってきましたわ!
本来なら不愉快極まりないですが…
最近学園をサボり気味な皇族の姫君が机にポツンとお一人で座っていました。
いつもはチヤホヤされていたのに、いいきみですわ!!
最近の皇族家は当主を亡くしてからは実績に乏しく、日本は戦力不足と今は言われ…いや諸外国からも言われ皇族家は税金泥棒と揶揄され始めました。
やっとみんなが気づき始めたのですね!!
まあ、皆さんは本人に直接言えるわけもなくSNSにて…にはなりますが…
姫君は一応探索者ランキング世界ランカーですからね。
一騎当千の実力者ではありますが、やはり一番隊組長様と見比べると…
「アハハ。っと皆様失礼致しますわ。」
とりあえず有象無象には愛想笑いをしときましたわ。
きっとわたくしがチヤホヤされるのが悔しくて姫君様は席を立ち退出しようとされました。
またサボるおつもりですわね。
本当に不良貴族だこと!
「ごきげんよう、姫君様!どちらにいかれますの?授業がはじまりますわよ?」
「ごきげんよう。伯爵令嬢さん…いえ金髪ドリルさん。授業は欠席します。所要がありますので」
余裕な澄まし顔で返されましたわ。
ムカつきますの!!
「まあ!!最近サボってばかりですわね!
皇族家次期当主とも言われてるあろう御方が。
失礼ながら姫君様に次期当主は無理なんじゃありませんこと?オーホッホッホッ!」
わたくしはAクラスみんなに聞こえるように大きな声でいいました。
扇子を開き口元を隠しながら
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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