第272話
ごきげんよう。わたくしは探索者学園Aクラス、伯爵令嬢金髪ドリルですわ。
一番隊組長様とわたくしはBランクダンジョン70階層ボスを討伐しダンジョンから帰還石でギルドへと転移したらギルドマスターが待ち構えていましたの。
大方、一番隊組長様となにかしらの契約やギルドに取り込む算段でしょう。絶対にさせませんわ!!
わたくしの伯爵家、両親とは医療従事契約を一方的に破棄したくせに!!(リストラ)
お陰で伯爵家は仕事がなくなり、両親がアルバイトの薄給で働きづめなんですの!
それから日本の役に立たない貴族と罵られ、政府からは国民の税を伯爵家へ予算はもう一切振らないと言われる始末。
わたくしはギルドマスターに一番隊組長様と会わせないようにし、伯爵家へのアポ無しで会わないように言いましたわ!
今更遅いんですの!
伯爵家屋敷へと帰宅したわたくしはまず一番隊組長様の労をねぎらいたくお背中をお流しに参りましたの。
は、恥ずかしかったですわ…
まあ、いずれはわたくしの全てを捧げるのですからちょっとずつ慣れていかないと…
傷だらけのお背中でしたけど逞しかったんですの!
そのあとはパパと歴史のお話をされてたご様子。
はしたないですが、気になり盗み聞きしてたら…
一番隊組長様はわたくしが一番言って欲しかったお言葉を下さいました。
「真のお嬢さんの幸せを願うなら伯爵家復興以外ありますまい。」
と、まあパパにでしたが…
それをなんの見返りも無しにやってみせると豪語されてました。
わたくしの生きてきた17年間で今日が一番幸せな日となりましたわ!
一番隊組長様から大量の魔石を頂いた伯爵家は財政にも余裕が出来て翌日はママを誘い家族みんなで大型ショッピングモールにお出かけしましたの!
ママに一番隊組長様の偉大さを伝えたら、
逃さないようにこれからは花嫁修業もしないとねって言われましたの!
わ、わたくし頑張りますわ!!
必ずや、一番隊組長様の妃にふさわしくなってみせますわ!
そんな幸せな気持ちで翌日学園へと登校しましたの。
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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