第262話
僕は一番隊組長
再度、伯爵令嬢のお嬢さんを抱えながらサクサクBランクダンジョンを攻略している。
そしてボスの間70階層へとあっさり苦も無く到達した。
「ここは…古いお城?…古城かな?」
かなりボロボロだけど禍々しさがある。
「来たか…愚かなる者よ…」
「しゃ、しゃべりましたわ?」
ビックリするお嬢さん。
僕はそんなお嬢さんを降ろし
「ちょっと下がっててね。」
と言う。
少し毛色が違うモンスター。
万が一でもお嬢さんに傷は付けれない…
嫁入り前の娘が傷ついたらお父上も嘆かれるであろう。
僕の責任は重大だ。
「我はエルダーリッチ、死霊の王なり」
骸骨の風貌に王冠をかぶっている…
禍々しい死霊の王か。
手には豪華な装飾がしてある杖。
「僕は元新選組、一番隊組長。魔女様のマスターに仕えるために武者修行中の身さ。
そして今は伯爵家にお世話になり復興を手伝う者だよ」
名乗られたから名乗り返す僕。
「我はこの階層の守護者なり」
とエルダーリッチが杖を掲げ攻撃態勢へとはいった。
「させないよ!!縮地!」
体を大きく前傾させ、重力を利用して素早く移動するスキル…
音速を超えた突きを放つ
「小賢しい!!下等生物が!!」
と、杖でガードされる。
が、僕は防がれるのは想定済みでそのまま横薙ぎを
繰り出し首を撥ねた。
……
…
いや、浅かったか?
ボスのエルダーリッチは瞬時に再生し、色とりどりの魔術を僕に放ってきた。
「死ね!!!!」
と魔術がくる。
僕は「ヤッヤッヤッ!」
と三段突きで魔術を消し飛ばした。
「なっ?!魔術を打ち破る斬撃だと?!ならば!」
と、エルダーリッチは豪華な杖で僕を殴打してきた。
斬撃で倒しても幾度となく復活するであろうエルダーリッチ。
魔力が尽きるまで倒し切ってもいいけど時間がかかるか…
ここにはお嬢さんもいるわけだし。
ならば…
僕は、
抜刀の鞘走りから菊一文字則宗を摩擦で着火させ 、刀身に火を纏わせた。
「死ね、死ね、死ね、下等生物が!」
「秘剣!焔!!」
僕はカウンターを放った。
殴打して来た杖に火を纏う刺突を放ち、軌道をズラさせ、僕はその間、瞬時に刀を引き二発目の刺突を放つ。
僕の火を纏う刺突に貫かれたエルダーリッチは…
「え?」
サラサラサラサラ…
ボロボロボロと崩れ魔石になった。
− − − − − − − − − − − − − − −
読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
☆ ♡ コメント など
いつも本当にありがとうございます。
励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。
思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m
また
魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
も執筆してますので良かったら暇つぶしによろしくお願い致します。




