第261話
僕は一番隊組長
今はBランクダンジョンをサクサク攻略している。
片手に伯爵令嬢のお嬢さんを抱えながら。
「大丈夫?お嬢さん?舌とか噛んでない?」
「は、はい…。大丈夫ですわ。ん」
と舌を僕に見せてきた。
「あはは…。大丈夫そうだね。」
別に見せなくて良かったけど、まあそんな仕草も愛らしい。
と、Bランク50階層へと到達。
飛行タイプのモンスターと接敵したけど、僕には対空の刺突がある。
残念だったね!
「ヤッ!ヤッ!ヤッ!」
と、地上から三匹のワイバーンを刺突の剣圧で貫いた。
「す、すごいですわ!さすがわたくしの一番隊組長様ですわ!」
と、僕の変わりに魔石を拾いに行きアイテムボックスに仕舞うお嬢さん。
「ありがとう。それはお嬢さんとお父上の伯爵家に全て使っていいからね。」
「え?い、いえ、それはいけませんわ!これは全て一番隊組長様のものですわ!
一番隊組長様は伯爵家にいてくれるだけで、助けになっておりますから。そこまでして頂くわけには…」
「う〜ん。わかった!なら僕の物だね。
じゃあそれを全て譲渡するよ。僕の物なら何をしても自由だよね?」
「あ、ありがとうございます…で、でも…」
「僕には魔石は必要ないからね。それに伯爵家を取潰しになんてさせないよ。僕が復興を手伝うってお嬢さんのお父上と約束したんだ…
だから僕が勝手にしてることだから。
今の、僕がしたいことだからお嬢さんは気にしなくていいんだよ」
「あ、ありがとうございます!大好きですわ!一番隊組長様!!」
とお嬢さんに抱きつかれる僕。
「お父上の吉報を持ち帰ろう。さあ笑ってお嬢さん。」
「は、はい!!」
(まじでなにをみせられてるんだろう…)
(リア充嫌い)
(しね)
(そうかなあ…良い話やん)
(うん)
(僻みを度を越すと手がつけられんな…)
(性格もイケメンかよ…まけた)
(↑いや、何一つ勝ててないから)
(ワロタ)
(またイチャイチャしてる)
(近々婚約発表かなあ?)
(いいなあ)
(うらやま)
(あんなことやこんなこと)
(まあ貴族の女性って子作りは義務みたいなもんだろ)
(女性蔑視やめろ)
(そうだそうだ!!)
(所詮なんもないやつの僻みやから許してやれ笑)
(一番隊組長、そこ変われ!)
(ならお前が伯爵家復興出来るチカラがあるんか?)
(チカラは正義だよな、そしてモテる…それに惹かれるってことはやっぱりそれが女の本能なんかな?)
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
☆ ♡ コメント など
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魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
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