第26話
僕はCランクダンジョンと思っている35階層へと向かった。
「相変わらずの高山エリアか…」
本来なら高山は空気が薄く万全なポテンシャルが発揮しにくいと言われているが、完全回復のスキルがある僕には無意味だった。
「グア!グア!グア!」
とまた鳴き声が…
「つぎはコンドルか…」
多分後も、ある程度鳥類のモンスターエリアがくると予測出来た。
「いい機会だから対空迎撃を鍛えるか…」
と、僕はレベルが34階層で上がった雷纏身体強化で地面を跳躍も出来るが、遠距離対空迎撃を鍛える訓練とした。
ただ魔力0もちろん魔術が使えないし飛ぶことも僕は出来ないから地上からの攻撃となる。
鳥型モンスターコンドル目掛け、正拳突きの要領で拳圧を放った。
「破!!!」
僕の格闘技スキルがある拳圧は、摩擦で炎を纏い帯電によりバチバチバチバチと雷をほとばしらせながら青い炎、炎雷となる。
バアーーーーン!!!とコンドルは燃え尽き消滅。
と、まるで
「汚え花火だな…いや…やっぱり綺麗だったわ…」
と僕はキメ顔でそう言った。
そのあと36.37.38.39階層も鳥型モンスターの群れをひたすら狩り尽くしていったのだった。
ブタオ ランキング 45454位
レベル30→32
基礎ポイント80→0
体力 130→150
魔力 0
攻撃力 190→210
防御力 200→220
素早さ 177→197
魔術 無し
スキル
格闘技レベル7
集中レベル6
雷纏身体強化レベル7
投擲 レベル5
危機察知 レベル5
認識阻害 レベル4
完全回復 レベル5
帯電 レベル6
技 炎雷拳
そういえば…学園で僕をいじめて火傷を負わせた子爵嫡男はもう、圧倒できそうだな…。
まああっちもある程度月日が経ちレベルあがってるかもだが…
貴族は基礎ステータスが総じて高い。
高いけど、劣等生も努力次第で追い付いたり、追い越したりは出来ると僕は立証したかった。
子爵嫡男 ステータス
ランキング114514位
レベル12
体力 89
魔力 99
攻撃力 63
防御力 59
素早さ 59
魔術 火
スキル 身体強化
たしか学園の平均値は30だったか…
あいつはよく自分のステータスを自慢してたから今でも覚えている。
あれ?
もう余裕で抜かしてね?
僕なんかやっちゃいました?
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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また
魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
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