第250話
俺は毎日訓練に参加するご褒美として侍女と幼馴染みの皇族の姫とのデートを終えた。
別に俺が望んでたわけではないが…
けど女性とお出かけとかはじめてだし、荷物持ちだったが楽しかった。
侍女もなんだかんだ俺に辛辣だが、そこに悪意は無く熱心にマナーを教えてくれたりお姉さん振ろうとしてくる。
幼馴染みもなにかと俺を隊員として逃さないよう、優遇したり世話を焼こうとしてきた。
俺になにか、特別なスキルがあるとふんで逃さない策略かも知れないが居心地は良かった。
いい意味で俺も気を使わないし、言いたいことはきちんと言う。
それに侍女は生意気と言い、いつもながらのヘッドロックでおっぱいを押し付けてきたり、幼馴染みはきちんと俺の発言を理解しようとしてくれる。
まあ、侍女からしたらおっぱいを押し付けてるわけではないだろうが…最近は密着することが多い気がする…
弟みたいな存在と認められたからだろうか…
だけど姉、弟の関係ってそんな密着するもんなん?
知らんけど
あと幼馴染みはあまり俺の発言を深読みしないでほしい…
だいたい適当か、意味深に言ってカッコつけたいお年頃な俺なだけだから…。
まだ厨二病は卒業出来そうにないよ…
と、
「じゃ、今日はありがとう。楽しかったよ!また明日学園で!」
今日買った2人の大荷物を皇族本家へ運んで隣の地区、学園寮へと帰ろうとしたら…
「このブタはなにを言ってるのかしら?」
「ブタオさん?隊宿舎が敷地内の離れにあるわよ?」
「え?いや、どゆこと?隊宿舎って?」
「ブタオがこれからお世話になる場所でしょうが」
「そうよ。ブタオさんの学園寮にある荷物は全て移動しているわよ?」
初耳なんだが…
いや、なんで勝手に引っ越しが済んでるん?
「え?俺了解してないよね?」
「男ならグタグタ言わない!わたしが毎日これからしごくっていったじゃない!嬉しいでしょ?
こんな美人に毎日会えて?」
「訓練も捗るでしょ?たしかにブタオさんはわたし達を美女って言ってたわね。」
確かに言ったが…
いや、普通に世間からみても2人はとびっきりの美女だろうが…
ちょっと強引すぎやしないかい?
まあ別にいいが、俺は暗躍したりもしたいから…
なら夜中にこっそりと抜け出すか…
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