第246話
俺はいま大型ショッピングモールにいる。
幼馴染みの皇族の姫とお付の侍女と3人で。
なんでも俺が訓練にやる気を出すために前払いのご褒美らしい…
いや、全く望んでないのだが…
俺の話は一切聞いてもらえてなかった…。
まるで俺が2人をいやらしい目で見てデートを強要したって流れになっていた…
そして2人は服やら、下着やらいろいろ値段を見ずに買い込んでいる。
俺は荷物持ちだった…
まあ楽しくないわけではない。
こんな日常もありだな…。
2人はもちろん美人だし、通りすがる人からは羨やむ目で俺は見られていた。
異空間にアイテムボックスがあるが、まあ俺のスキルを使う訳にはいかず…
両手にはいっぱいの買い物袋。
それだけでは足りず頭の上にも荷物を乗せている。
体幹やバランス感覚は極めてあるから落とすことはあり得ない。
「ほら!ブタオ!次いくわよ!」
「ブタオさん!はやくはやく!」
と楽しそうに微笑む2人から服の袖を引っ張られる俺
「へーへー」
「わたしみたいな美女を侍らせて満足でしょ?
ブタオには一生無縁がないのは知ってるんだから!」
「ブタオさん楽しい?」
「へーへー」
と、次は水着コーナーだった。
さすがに婚約者がいる幼馴染みの水着姿はなるべく見ないようにしたが、侍女は俺に見せつけるように
「どう?ブタオ?似合う」
「は、恥ずかしいわね…」
侍女はビキニタイプでスレンダー。
幼馴染みは露出が少ないタイプ、タンキニって言うやつらしい…。
だが、胸の盛り上がりがわかる…
「まあ、2人は美人だからね。
大抵のは似合うでしょ」
「当たり前でしょ!男なんて引く手数多なんだから!」
「彼氏いないのに?(笑)」
「ひ、姫様!それは言わない約束では!」
「あら?そうだったかしら?」
そんな水着姿で姉妹のように戯れる2人をみて癒やれる俺。
「あ!
またいやらしい目で見ている、いやらしブタ!
そろそろお腹すいたから今度はブタオがご馳走なさいな!
わたし達の水着姿を見たから安いもんでしょ?
それくらいの甲斐性はないと!」
「ブタオさん?!ちょ、ちょっと!
わたし達に付き合わせてるんだから、わたしがランチ代持つわよ!」
「いや、姫様いいよ。まあ水着姿見ちゃったし、ランチ代おごるくらいはね。
ってまあ姫様からもらった給料なんだけどね。」
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