第245話
俺は幼馴染みの皇族の姫に心配されているんだと思う…
当主様が俺が自分の意志とは関係なく戦いの渦中に身を投じるって言ってたらしい…
だから少しでも俺に強くなってほしいらしい。
まあ…当たってはいるが…。
俺はこれ以上強くなれるのだろうか…。
今考えても仕方ないか…。
「だからわたしが毎日徹底的にブタオをしごきますよ!姫様!」
「よろしくね。」
「えー…えっ?毎日?」
出来たら教官は選びたいものだ。
この侍女はただ威張り散らかすだけだし…
って毎日?!
「なによ!ブタの癖に、わたしに逆らうの?」
「うちの侍女はBランクトップで、次はAランク確実で優秀なのよ?」
俺が不満そうにしたら、幼馴染みと侍女に不満そうに返された。
「まあ…仕事だから、やるっちゃやるけど…
姫様にも最初言ったけど、俺はアルバイトだよ?
いけるときにいくって伝えたよね?」
「ブタオ!あなたは、普通の人よりも何周も何周も周回遅れなの!!自覚なさい!だから頑張るしかないの!言うこと聞きなさい!」
「ブタオさん…なるべくならこれから毎日でも訓練すべきだわ!才能があるから!ね!特別手当も出すから!」
「う〜ん、いや別に俺は暮らしていける必要最低限アレばあとは自由がいいんだよね…」
「はぁ…全く!このブタは!姫様…
ブタオは最近わたしをいやらしい目で見てるんです…胸に顔を当てて来たりと…だから金銭ではなく、わたし狙いでしょう…
仕方ありません…わたしが一肌脱ぎましょう。」
「え?ブタオさん?…ってなにするの?」
「…いやそれ冤罪だから…。」
「いやらしブタ!わたしが今度デートしてあげるから!それで満足でしょ!!
本当に仕方なくだからね!」
「そんな強要は良くないわ!指揮官はわたしだから、わたしが代わってあげるわよ?
別にわたしでもいいでしょ?ブタオさん?」
「…」
「いえいえ、姫様。この男は本当にいやらしいんですよ!ですからわたしが身を挺し姫様をお守り致します!!」
「ブタオさん!いやらしいのはダメよ!それは我慢してね!だからわたしが!」
あれ?俺の意志は…?
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