第230話
僕は幼馴染みの皇族の姫とカフェへと行く。
「いらっしゃいませ…って次期当主様でしたか!」
と店員が慌てビックリしていた。
「いつも通りで大丈夫よ。個室席で」
と長い黒髪を靡かせながらいう幼馴染み。
すると奥からなにやらもう1人…
「これはこれは次期当主様。ようこそおいで下さいました。ここの店長です!以後お見知りを!」
と、丁寧に幼馴染みにだけ頭を下げる店長。
ちなみに僕は怪しまれるように睨まれた…
「ええ、お邪魔するわ。」
と、屋外カフェテラスだがVIP席?個室というか庭園が見晴らせる席で、一つだけ別の場所にあるらしいところに案内された。
ちなみに昨日侍女と行ったときは普通の席だったが授業中のため貸切りみたいな感じだった。
なんでもこのカフェ、皇族グループが経営しているだそうで…
さすが高級カフェテラス。こんなん学園敷地内にって…通えるみんなは金持ちなんやな…
ん?それなら幼馴染みの会計はタダやんけ?
いまは次期当主なら社長みたいなものだよね?
まあ、いいか。これも一応奢ってもらったことにはなるのか…
しかも個室なら人に聞かれたくない話か…
と、
「いや〜美味しかった。ご馳走様、誘ってくれてありがとう。」
一応僕の知るマナーの範囲でお行儀良く食べた。
サンドイッチとホットサンド、デザートのケーキ…3人前…
最初は2人前でやめようとしたが、幼馴染みがたくさん食べて食べてと言うからつい…
幼馴染みが頼んだ分までこっちにどんどんよそうから…
それをニコニコしながら僕の食べるのを見て上機嫌な幼馴染み。
餌付けかな?
あ〜なんか…これから頼み事とかか?
そんな一抹な不安を抱えたが食べ物に罪は無い。
幼馴染みの分まで全て食べた。
あと僕は見た目がデブだからかたくさん食べるイメージがあるんだろう。
一応この世界のデブとはたくさん食べて不摂生や、遺伝とかでは無く魔力が無い人間にのみ表れるらしい…
だから魔力優遇のこの世の中ではデブは無能、劣等生と自らを証明しながら生きて行かなければならないのだ…
科学的根拠は無く最初からそういう決まり、これは常識なんだよね!
※魔力が無い人間はデブになるという概念を魔女(時の牢獄)が作ったため。全人類はそれを知らない
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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