第228話
僕のいるFクラスに幼馴染みの皇族の姫が何故か僕を訪ねて来た。
「またブタオかよ…
って姫様!!ブタオなんかどうでもいいじゃん!
そいつFクラスの中でも一番底辺なんだよ。
皇族の姫様なら、
つきあっていく友好関係はちゃんと選ばないと!
その点、おれはFクラスでもトップの成績だよ!
いずれ貴族になるのも目指してるんだ!
だから皇族家探索者部隊に入れてよ!
それかおれを婚約者候補に!」
同じセリフが好きな自信満々イジメっ子平民。
侍女にも剣聖ちゃんにも似たようなこと言ってたような…
「…あなたに用はありません!わたしはわたしで友好関係を築きます。自分で見て感じて…周りの評価で決めたりはしません!!で、その手はなんでしょうか?揉め事なら首席権限にて介入しますが…?」
と少し寒気がしはじめたみたい…
Fクラスのみんなが身震いしはじめた。
僕からしたら涼しくて気持ちいいが…
「大丈夫大丈夫!姫様!揉め事じゃないから安心してよ。ただ悪ふざけして遊んでただけ。
だよね?」
と、僕は僕の胸ぐらをつかんでいるイジメっ子平民にそう言う。
「…あ。ああ…う、うん!そ、そうだよ!揉め事じゃないんだよ!なあ!みんな!」
と、少し白い息を吐きながら…Fクラスのみんなに同調を求めるイジメっ子平民。
そして手を離してもらえた
「「「「「…」」」」」
さすがに皇族家には逆らえなく黙り込むFクラスのみんな。
イジメっ子平民に同調し、万が一でも幼馴染みの不興を買いたくないんだろうね…
権力はより強い権力に靡くのは平民、いや弱き者全ての宿命か…
「…まあブタオさんがこの程度の輩に臆するなんてあり得なかったわね…。
それとブタオさん!いまからお茶しないって誘いに来たの!」
え?
昨日侍女とカフェ行ったばかりだが…
「いやいや、姫様!昨日お宅の侍女さんと行ったばかりだし…いまから授業なんだよね…昨日サボって先生に怒られて、つぎまたサボったら退学って言われててさ…だからごめんね。」
「…うちの侍女とはいけてわたしとは行けないと?」
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