第226話
僕は幼馴染みの皇族の姫と、お付の侍女のもとから立ち去った。
いろいろ詮索される気がして逃げたのだ。
まあ僕みたいな最底辺なんか気にしないですぐに忘れてくれることだろう。
と、なぜかスキル魔女因子…不可視の手がチカラを溜めている気がした…
いや、なんかスキル使おうといてるのが僕にはわかった。
スキルがスキルを使うの?
なんじゃそりゃ笑
まあ魔女因子のスキルは自立型のスキルでなぜか意思がある。
別に僕に悪意があるわけでもないし、だから好きにさせた。
ある程度は自由にさせてあげる。
自立型なんて聞いたこと無いし、役立つスキルだしね。
まだスキル魔女因子はレベル2だし、上がったらなにが出来るようになるか楽しみだな!!
と、男子寮に帰宅しお風呂に入り就寝。
またいつも通り翌朝学園へと向かう僕。
学園での僕は陰湿なイジメは続いているが、直接的な暴力がなくなりちょっとさみしい…(笑)
相手が自爆していく様を見るのは楽しいからねw
とFクラスに入ると…
「よお!ブタオ!よくもてめー!昨日はおれに恥をかかせたな?」
と憤慨している同じFクラスの平民イジメっ子。
今は亡き子爵嫡男の次に僕をイジメている奴。
剣聖ちゃんと一悶着あった張本人で、昨日は侍女にナンパして袖にされたんだっけな?
僕はなにもしてないのに…
むしろ、侍女に拉致られた被害者なのに…
「え、えと…なんかごめんね…w」
何に対してかはわからないけどとりあえず謝る僕。
「ふざけてんのか!!!殺されたいのかテメー!!」
と、僕の胸ぐらをつかもうとする…
すると僕を守ろうと僕の背中よりスキル魔女因子からなる不可視の手が出てきた。
「あー大丈夫大丈夫。何もしなくていいよ。
僕は自爆する様を見てみたいから」
と僕は小声で不可視の手に言う。
「は?今大丈夫っていったか?小声で!
お前ブツブツ言っててキモいんだよ!ここは学園だから殺されないと思ってんのか!!あ?」
とすごむイジメっ子平民
「ひえ〜お許しをwwwこ、殺されちゃうの僕?
あ〜なら今日が命日かあ…w
まあ殺される覚悟なら毎日出来てるよ!
ちなみに君も出来てる?w」
僕はずっとずっとダンジョンで死闘を繰り広げていた。
だから毎日毎日が死と隣り合わせだったからね。
僕に聞いてくるくらいだからイジメっ子平民もさぞ立派な死ぬ覚悟がお有りなんだろうw
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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