第225話
僕は幼馴染みの皇族の姫と、お付の侍女に自分の弱さと向き合うようにアドバイスしといた。
「恐怖は克服するものではない、受け入れるものだと僕は思っているよ。だからビビリちらかし泣き喚く侍女さんは、恐怖を受け入れる器が備わってないんじゃね?www」
と、根拠は無くただカッコイイから言ってみたwww
克服出来るなら克服したほうがいいでしょw
受け入れても恐怖は恐怖でしかないから怖いのはそのままなんだしwww
僕は自分でなにを言っているのか意味不明になってきた…
まあカッコイイとか意味深って、意味不明な言葉と似てるからまあいいか。
勝手に考察して都合のいいように解釈してくれたまえw
「だ、だ、誰が泣き喚くですって!!わたしはただ腰を抜かし立てなくなっただけです!!」
と、相変わらず沸点の低い侍女。
君はまず性格から治すのをおすすめするよ(笑)
それがランキング1位の僕から出来る最大限のアドバイスだ!!
「さ、さすがブタオさん…不撓不屈のスキル所持者なだけはあるわ…」
と幼馴染みが言う。
「え?不撓不屈のスキル?なにそれ?」
僕そんなスキルないよ?
一応ステータスはスキル次元掌握からなる偽装で、スキル無しにしている。
「このブタオにそんな初代勇者様のスキルなんてあるわけないですよ!www姫様。」
あー、なんか、初代勇者の伝説のスキルだっけか?
忘れてたわ…
って、学園の授業で習ってたわ!
「え?だ、だってお父様が…ブタオさんに初代勇者様のスキルがあるかもって…だから皇族探索者部隊にも引き入れたいって仰られていたの…」
なるほど…まあ探索者は今はやらないかな。
けど今は亡き当主様はすごいな…僕にスキルが何かしらあるって見抜いていたのか…。
「そんなもん僕には無いし必要もないかな…
なんか期待されてたみたいだけど…ごめん…
探索者は僕やるつもりなくてさ…
じゃ、じゃ僕はこれにて…」
勧誘や、いろいろスキルを探られてボロが出たらまずいと僕は思い足早に立ち去る。
初代勇者様の伝説のスキルか…
不撓不屈。
ってそれ、ただの気の持ちようじゃね?www
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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