第224話
侍女が幼馴染みの皇族の姫に泣きついていた。
「ど、どうしたの?話がみえないわ。」
と困惑しながら言う幼馴染み。
「ああ、このポンコツ侍女さんがね、敵を目の前にビビリ散らかして一歩も動けず気絶したんだってwwwうけるwwwプークスクスクス!ww」
さっきの意趣返しで幼馴染みに侍女痴態をバラす僕。
「クッ…!!た、確かに…確かにそうですが…ブタオに言われたら余計に腹が立ちます!!」
じゃあ、どうせいっちゅうねん…
アドバイス求めてきたのそっちだよね?
自覚ある?
「それでブタオさんに相談を?なんの関係が?」
「さあ?侍女さんが僕にどうしたらそんなにふてぶてしくなれるのか?格上への圧をどうしたら克服出来るか聞いて来たんだよ。」
カフェ代払ってもらったから…だからちゃんと答えたのに…
「人が真剣に聞いてるのに!このブタは開きなおれば?だけなんですよ!
恥を忍んでたの聞いたのに!キー!!ギリギリ」
歯ぎしりする侍女
「ブタオさん!わたしも気になるわ!ぜひ教えて!!」
えー面倒!!
さっき答えたやん…
開きなおるだけって…!
まあ…幼馴染みには当主様の件もあるし、もう少し深掘りして答えてやるか…
「う〜ん…本当にただ開きなおるだけなんだけどなあ…。
まあ…探索者で上位の人って負けた経験が少ないから上位なんだろうけど…
自分が上位者って思うのやめたら?
自分の弱さを理解するとこから鍛錬をやり直してみたり?まあ僕の場合は自分の弱さというか最低辺なのを理解してるからね。
あとは実戦あるのみとか?知らんけど」
まあこれは本音。
なんでみんな自分が強者って思うんだろう?
その根拠とか、自信ってどこからくるの?
まあ大方、自分よりも弱い相手しか標的にしてないんだろうな…
ずっと。
「わ、わたしが弱者ですって?!キー!」
あ、侍女が怒った。
弱者には強く出れて、強者にはビビる侍女。
うん!ご立派ご立派www
やっぱり成長する兆しがまるで無いねwww
「自分の弱さ…。それは考えたことなかったわ」
だろうね。血統で最初から恵まれ、ステータスの初期値が高く強い。
それは悪いことでは無いけど…
それだけだと、なにかあったときに非現実を受け止めれる器が備わらないと思う。
結果、戦闘経験がものをいうってね。
どんな理不尽でも乗り越えるという自らの強い意思に基づいて…
その強い意志、願望が…
僕の唯一無二の究極スキル、次元掌握なのだから。
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
も執筆してますので良かったら暇つぶしによろしくお願い致します。




