第223話
相談があるからと侍女に連れられカフェでお茶をする僕。
マカロンやケーキとかが3段スタンドに乗せられて、なかなかおしゃれな感じで運ばれてきた。
本来なら僕には一生無縁の場所だろう。
だが食べ物に罪は無い、だから場違い感MAXな僕でも美味しく頂く。
「いただきます。って僕に相談ってなに?侍女さん。」
「そ、それが…」
顔を俯かせて言いにくそうにする侍女
「あ、わかった!ビビりちらかしたとかでしょ?」
当主様騒動のとき、ノーネームの僕は侍女にスキル覇王気を使ったからね。
かなり手加減したはずだけど(笑)
「うっ…そ、そう…ってなんでブタオがわかるのよ!」
あ、当たってたw
適当に言ったつもりが、原因は僕だったらしい…
まじか…
けどトラウマとかそういうレベルまではなさそう。
本来なら覇王気のスキルだけで息の根を止めれる確信はあるけどね。
「なんとなくかな。まあ侍女さん、いつもの毒舌がちょっと切れが悪いしね。心なしか無理していつも通りにしてるっていうか…」
ごめん今思いついたのを適当に言ったわw
「ブタオ如きにそこまで当てられるとは…わたしも落ちぶれたものです。」
うん…この人やっぱりいつも通りだわ。
ほっといても大丈夫そう。
だけど…カフェを奢ってもらった手前、
それで、はいさよなら。とはいかないだろうな…
「で、僕に相談ってのは格上に対するビビり癖をどう克服するのかって感じかな?」
「そ、そう!ブタオは弱いクソ雑魚のくせに太々しさと、図太さと、更には不細工だけど、精神力だけはあるから、まあ…参考に心構えや秘訣があるなら聞いてやらなくもないかなって!」
なぜかめっちゃ上から目線なんだが…
まあ元からか。
「…」
「な、なによ!カフェ奢ったんだから答えないと承知しないから!」
軽く睨んでくる侍女。
まあ美人だから全然迫力はないが…
…うん、もういいや。
適当になんか言ってもう帰ろ…
「うーん…開きなおれば?」
「だからどうしたらそうなれるかを!
人が必死にこうして頼んでるのに!あなたというクソブタは!!」
「いや、侍女さん!それめっちゃただの悪口じゃん!
それに人に物を頼む態度じゃいよそれwww」
と、侍女に突っ込んでいたら、何やら人の気配が近づいてくる。
「こんにちは!ブタオさん。」
ん?あ!幼馴染みの皇族の姫にいきなり話しかけられた。
「ああ、姫様か。こんにちは」
「姫様!!聞いて下さい!このクソ雑魚ブタがですね!」
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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