表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
累計400万PV達成!デブのイジメられっ子、正体を隠し日本探索者学園、ダンジョンで無双する。まずはレベリングだ!  作者: モノマサ
謎の武士編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

219/362

第219話

わたくしは探索者学園Aクラス、伯爵令嬢金髪ドリルですわ。



学園内のカフェテラスで皇族の姫君とわたくしは相対しています。

お連れのふくよかな白髪の殿方は立場を弁え早々に立ち去ったから許してさしあげましょう。




「わたくし姫君様に宣戦布告しに来たんですの!」

と、わたくしは姫君に指を差しましたわ。


「ごめんなさい…話が見えないんですが?」

少し怒気を込めて言われる。

寒気が更に増したような気がしますわ…



「わ、わたくし、昔姫君様に皇族家傘下へ入りたいと打診しましたが袖にされました…ですが、縁あって素敵な殿方と巡り合い師事を仰ぐことになり、姫君様を見返すと宣戦しに来ましたの!

今さら傘下に入れてもいいと言われても、もう遅いんですの!」


すると姫君が勢いよく立ち上がり臨戦態勢になる


え?


な、なに?

わたくし殺されるんですの?

姫君には勝てるわけありませんの!

な、なんでいきなり?!




けど…


姫君の見据えていた先は…





あれ?

あ、あれは一番隊組長様じゃないですか!

なぜ学園に?

わたくしのピンチを察知に駆けつけてくれたのかしら?



けど…一番隊組長様…な、なぜか…す、凄まじい殺気を迸らせてますわ…

更に鞘を持ち臨戦態勢…


「な、なぜあなたが?」

と姫君が一番隊組長様に声をかける。


「あ、この前手合わせの時いたお嬢さんだね。こんにちは」

一番隊組長様の殺気はすぐ霧散していましたわ。

凄まじい圧でしたけど、睨むお姿もカッコイイですわ!



「姫君様、この御方が今わたくしの伯爵家にいる一番隊組長様ですわ!」

ちょうどいいタイミングでしたがなぜこちらにいらしたのかしら?

またわたくのピンチを察知し駆けつけてくれたのでしょうか?

仕方ないから皇族の姫君にドヤ顔で紹介してやりましたわ!!



「あなたの仕えているのは伯爵家だったのですね…

わたしも勧誘していたのですが…残念です」

って、初耳ですわ!

抜け目の無い姫君だこと!

けどわたくしが先でしたわ!

いえ、一番隊組長様はわたくしを選んで下さったのです



「違うよ。僕が仕えるのは魔女様とその主様だけ!

このお嬢さんには縁があって食客でお世話になってるんだよ」


「危ないところを助けて頂いたんですの!

そしてこれからずっと師事をしてくださるのですわ!」

あ、ああ…

優越感ですわ…


「…そうでしたか…先の殺気はわたしに向けてですか?一番隊組長さん?

それに魔女とは?」



「ち、違うよ!!あ、僕は魔女様の命にて主様を侮辱した不届き者を誅せよ!といきなり言われて転移して頂いたんだけど…その者が誰かを聞く前にすぐ、その命は取り消されてね。

僕にもよく分からないんだ!

で、魔女様ってのは僕を召喚して下さった御方だよ。

じゃ、僕の用は済んだみたいだから…

では御二方ともこれにて失礼!」

と会釈して足早に立ち去る一番隊組長様。



一番隊組長様は恥ずかしがり屋さんなのですわ!

わたくしが姫君になにかされるかもと助けに来て下さったのに照れて訳の分からないことをおっしゃってるお姿がかわいい。


「あ…魔女って一体…?」

とわたくしの一番隊組長様にちょっかいをかけていた皇族の姫君。

無視されて、ざまあですわ!

なんでも自分の思い通りになると思っていたら大間違いですの!


「わたくしの一番隊組長様に手を出さないでくださるかしら?オーッホッホッホッ!」

わたくしは口に手をあて、声高々に姫君を笑ってやりましたわ。

あー気持ちいい!

− − − − − − − − − − − − − − 

読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m


また

魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双

も執筆してますので良かったら暇つぶしによろしくお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ