第211話
僕は一番隊組長
僕は魔女様のテストを終えダンジョン90階層へと転移して頂いた。すると早速念話がきた。
ふう…
子孫であり小柄な目隠しの女の子には負けちゃったからな…。
なら僕はここまでか…
魔女様は負けることは許さないと言っておられた。
(お疲れ様でした。)
魔女様から労いのお言葉を頂く僕。
「はっ!ありがたき幸せでございます!」
僕は実際に魔女様にお会いしたことも無ければ、今目の前にいる訳でも無いけど急ぎ平伏をする。
(わたしの想定より…あなたは弱いようです…)
魔女様は僕の手合わせをご覧になられていたようだ…
やはりか…。
僕では魔女様のマスターに仕えるに相応しくないのだろう…
悔しいな…。
僕にチカラがあれば…
悔やんでも悔やみきれない…
けど
「も、申し開きも御座いません!僕は切腹にて己の弱さを償いたく存じます。」
(…本来ならそうでしょう…
ただ、わたしのマスターは慈悲深き御方。
今結論を出すのはわたしは早計と判断しました。)
「ご、御慈悲を頂けるのでしょうか?」
(…はい…見識を広め、マスターのチカラになれるよう励みなさい。たまにあなたを見に来ます。
鍛錬を怠らず、またもう一度テストをしましょう。マスターに仕えれのるかを…それまで自由にしていいです)
「はっ!!ありがたき幸せでございます!!」
(では行きなさい!階層を上がれば日本の地上に出れるよう転移しておきました)
「はっ!ありがとうございます、魔女様!」
と、僕はありがたいことにまたチャンスを頂けた。
そして魔女様に現世の見識を広め鍛錬するようにと。
そしてダンジョン1階層へと僕は転移して頂いたのだが…
まずは少しスキルや英霊召喚としてのこのモンスターの肉体に慣れておきたい。
僕は今ダンジョンモンスターだ。
生前の生身の肉体ではない。
魔力は有るけど、僕は魔術が昔から苦手だったな…。
まずは全盛期の感覚を取り戻すか…。
そしていずれは魔女様のマスターにお仕えし、ふくよかな白髪の少年にリベンジしたいな。
まあリベンジは二の次だけどね。
機会があれば程度と心に留めておこう。
本末転倒になったら目も当てられない…
と、僕はダンジョンから日本の地上には上がらず鍛錬や肉体の慣れのために深く潜っていくのだった。
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魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
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