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累計400万PV達成!デブのイジメられっ子、正体を隠し日本探索者学園、ダンジョンで無双する。まずはレベリングだ!  作者: モノマサ
皇族の姫編

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195/361

第195話

わたしは皇族の姫


いまは元婚約者候補の勇者先輩と出くわしたわ。


勇者先輩(公爵家) ステータス

ランキング99位→98位

Aランク

レベル35

体力 350

魔力 355

攻撃力 385

防御力 350

素早さ 348

魔術 雷、風

スキル 身体強化 聖剣


元々はお父様が勝手にわたしの婚約者候補にしていただけ。


貴族に恋愛の結婚は出来ないのだから…

だから次はより強いランキング1位のノーネームにとお父様は婚約者候補を鞍替えしたわ…。

これもより良い、強い子孫を残し皇族家のチカラを強くするため必要なこと…。


勇者先輩は、初代勇者…御先祖様がAランクダンジョン100階層のダンジョンボスにより亡くなられた偉人の子孫。

初代勇者はノーネームの次に深い階層の記録保持者だったの。

そして伝説のスキル、不撓不屈を持っていたとされている。

お父様はブタオさんもそれを持っていると確信していたわ…




「いろいろ大変だったね…大丈夫?」

と勇者先輩がサラサラな髪をかきあげて、

わたしを心配そうに見つめてきた。




「はい…婚約破棄の件、本当に申し訳ありません…」

わたしは勇者先輩に深々と頭を下げる。

今は表向きわたしはノーネームの婚約者となっている。

そのほうが男が寄って来ないから楽だわ。





「いや、いいんだ。ただオ・レは今でも…君が好きだから…」



「…」

正直いまは恋愛なんて考えてない。

勇者先輩は嫌いでは無いし、本当にいい人。

だけど最初から恋愛の対象ではなかったし、

ただ政略結婚するかもっていう候補だっただけ。



わたしはもう…


わたしは復讐に生きると決めたから…


ノーネームを、お父様の仇を必ず殺すと誓っているから!!

だからもうこの手の話はしないでほしい…

時間の無駄だわ!


「ま、まあ…貴族同士の…最初から政略結婚のための婚約者候補だったからねオ・レは!…だけど…オ・レは飽きらめきれない…だから!!」



「あなたにノーネームが討てると?」

ついイライラしてしまい、

多分わたしは鋭い目付きで言ってしまったと思うわ。


「討つ?なんで?いやいや、殺しはしないよ…ってか、ランキング1位にはオ・レは勝てないよ…。剣聖ちゃんにも負けたオ・レだからね。だからなんとかなるように別の方法で!!権力とか!なにか交換条件とかさ!君が嫌々ノーネームと結婚する必要はない!

勇者公爵家と、皇族家のチカラを合わせ…

ノーネームとの婚約を破棄し、またオ・レと婚約し直し…」

あ、勇者先輩は勘違いしている…。

わたしはノーネームが復讐対象なだけ。

勇者先輩はわたしがノーネームとの婚約をただ単に嫌がってると思って、元の鞘に収まるようにわたしと協力したいってとこかしら?



話にならないわね…

あら?あそこにいるのはブタオさんに侍女?

わたしはすでに勇者先輩に関心は無く

「失礼致します。」

と、頭を下げ立ち去った。

− − − − − − − − − − − − − − 

読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m


また

魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双

も執筆してますので良かったら暇つぶしによろしくお願い致します。

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