表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
累計400万PV達成!デブのイジメられっ子、正体を隠し日本探索者学園、ダンジョンで無双する。まずはレベリングだ!  作者: モノマサ
皇族の姫編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

190/362

第190話

わたしは皇族の姫



わたしは…あまりにもノーネームの強大なチカラを目の当たりにし絶望した…

 




竜神を操るなんて…

人に許されたチカラでは無いわ…


先ほどまでわたしはお父様の仇を討つと豪語していたのに…


わたしは絶望し膝を屈した…



カシャンカシャンカシャンカシャン…

漆黒騎士ノーネームの足音が近づく

「終いか?」

と、ノーネームがわたしに問う。


「…」

わたしは絶望に抗えず諦めた…

勝てるはずない…

どれだけこれから鍛錬しても一生届かない存在…


それがノーネーム…。


もう無理だ…


諦めよう…


いや、もう死のう…


死にたい…


わたしの目から光がなくなる。

そして氷纏身体強化が溶け…

いえ、ここら辺り一体を凍らせていた白銀世界も終わりを告げた。


ふと…


わたしは思い出した…


今では友人のブタオさんも…

前わたしが探索者をやめるように進言したとき…

いまのわたしと同じように絶望したんだなって…


わたしに生きる気力はもうないわ…


そう思うとノーネームがわたしの首を持ち上げわたしの足は宙に浮いた。


ああ…わたしはやっと死ねる。

これから生きていてもつらいだけ、もういっそ殺してほしいわ…


お願い…


親子共々殺しなさい…



だけど…

「ちょっ!待て待て待て!彼女は傷つけるな!」

わたしの首を絞めてるノーネームがおかしなことを言っている…

誰に?


ドサッ!


ノーネームはわたしの首から手を離し…

わたしは崩れ落ちた。



するとノーネームはしゃがみ込み、手でわたしの顎を掴みノーネームの方へと向かせられた。

「我は絶望を知る者。自分のチカラで、自分のチカラだけで乗り越えるしかあるまい。

お前の父…当主は娘なら乗り越えられる… そう言っていた…。

我はノーネーム!魔女の因子を宿す者! そしてお前の父の仇だ!!!!」



ノーネームがなにを言っているか理解出来ない…



理解出来ないけど…



お父様の遺言かしら…?


わたしなら乗り越えられる…?


わたしなら…?


わたしのチカラで…?


わたしのチカラだけで…?


乗り越える?

出来るのかな?

無理だと思うわ…


こんな強大なチカラをもつノーネームに復讐なんて…出来るのかしら?


けど…


ノーネームの発言にはチカラがあったの…


なぜかしら…

ノーネームの言うことなら信じれる…

信じられる…

信じさせてくれる…



まるで絶望したわたしにそう暗示をかけたかのように…



わたしは復讐という生きる気力を得た代わりに

ノーネームが伝えたお父様の遺言は今日わたしの呪いとなった。

− − − − − − − − − − − − − − 

読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m


また

魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双

も執筆してますので良かったら暇つぶしによろしくお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ