第156話
そんなこんなで、剣聖ちゃん、幼馴染みの皇族の姫、お付の侍女とガラ悪3人組パリピが一触即発になる。
まあ相手にされてなくてガラ悪3人組が一方的に怒ってるだけだけど…
すると
「やっちまえ!」
「痛い目をみせてやる」
「ゆるさん!」
とガラ悪3人組が襲いかかる…
…
なぜか僕に。
え?
ちょっと…
僕達仲間だよね?
君達の言う通り美女2人差し出したし、代打頼んだって援護射撃までしたのに、袖にされたからって僕が悪いの?
おかしくない?
僕に何の落ち度があったのかぜひ教えてほしいんだが…
まあいいよ。好きなだけ防御力カンストしてる僕を殴り給え。
…
……
いや、待てよ…
ここには勘のいい剣聖ちゃんがいる…
僕を殴ったほうの拳が砕けたら僕のステータス偽装がバレる…
くっ!!やるな…
なんて策士なんだ…
どうするどうするどうする…
僕は久しぶりに焦る。
焦るが…
「させないよ!」
「観念なさい!」
「わたしは知らんぷり、ブタオ殴られなさい。」
剣聖ちゃんと、幼馴染みは僕に向かってくるガラ悪3人のうち1人ずつ手を捻り拘束。
って!うおーい!!
侍女は知らんぷりしたから1人がこっちに突っ込んで来た。
役にたたねえ!!
逃げるのも素早さが関わるし…
くっ!僕のクソ雑魚ムーブも万事休すか…
と、僕が困ってたら
「マスター…」
ズガン!!!!!
なんと僕に向かって来た最後のガラ悪の1人がいきなり頭から天井へと勝手に突き刺さった。
それになんか今聞こえたような気がしたけど気の所為か…?
「ブタオ君大丈夫?」
「どなたか職員を呼んで下さい」
「わたしが呼んできます!姫様。」
「う、うん…なんかいきなりこのガラ悪い人、自分からジャンプして勝手に天井へと突き刺さっていったよ。
僕にもなにがなにやらさっぱり…」
「なんだったんだろうね…」
「おかしな方でしたね」
「まったく、とんだ災難です。ブタオは疫病神では?」
なんか侍女には呼び捨てにされてるし、また酷い言われようだ…。
ただ僕には見えていた…。
僕の背から一瞬透明な手が生えていたのだ…。
女性の細腕だったけど、鍛えられている…。
剣士かな?わからないけど、
それが僕に向かってきたガラ悪の胸倉を勝手に掴み、天井に投げ突き刺した…。
そして透明な手は今はもう消えている…
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
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