第155話
僕はなんと絡まれたガラの悪い3人組に幼馴染みの皇族の姫、お付の侍女を差し出し許してもらった(笑)
この2人には嫌々ついて来られても迷惑だし、そもそも頼んでないからね!
すると3人の美女達が僕の元へ同行許可書を持ち戻って来ようとすると…
「か〜のじょ」
「ども。おれ達パリピパーティーだよ!」
「あ、そ、ぼ」
とガラの悪い3人組が声を掛けに行った。
お!あいつら、ついに行ったか!
けど世界ランカーってかなり有名人なはずだけど、知られてない感じなのかな?
「邪魔なんだけどさあ?」
「どいて下さる?」
「不敬な輩ですね!!」
おお!辛辣…
しかも氷点下のように凍えきった表情と声色だった…
まあちょっと前までは僕もされたことある態度だったな。
「そんなこと言わないでさあ!」
「おれたち田舎から出てきたばっかりのパリピパーティー全員Dランクだよ!」
「手取り足取り教えてあげるから!あんなデブのクソ雑魚なんてほっといてさ!」
あ、なるほど田舎から…。
だからか有名人、世界ランカーの顔余り知らない感じだったのか…
「ブタオ君のこと言ってるの?いまからそのクソ雑魚ブタオ君の初心者講習するんだけど!」
「ブタオさんは確かにあり得ないほどクソ雑魚ですが、覚悟や意思、精神力は相当なものなんです。」
「DランクですってwwwFランクと大差ないでしょうが少しはこちらの方々がマシみたいですねwwwどちらもクソ雑魚で口達者なだけでしょうが」
う〜ん、なんだろ…
やっぱりガラ悪いほう3人組の応援しよう!
僕はそう思った。
頑張ってくれ!!
ナンパの成功を祈る。
「大丈夫大丈夫、そのクソ雑魚ブタオって奴はやっぱりダンジョン怖くなったらしい。」
「ほら、あそこで震えてるよ」
「おれらきちんと許可とったんだよ!そのブタとやらに!怖くなったから変わりにダンジョン行って来て下さいって頼まれたんだ。」
「本当にブタオ君?」
「本当ですか?ブタオさん?」
「急に臆病風に吹かれるとは情けない」
「う、うん…ご、ごめん…僕急にやっぱり怖くなって…wwwそこのガラ悪い3人組パリピに代打頼んじゃったよwww」
まあ剣聖ちゃんには後で経緯を話すか…
剣聖ちゃんは見逃してもらえる約束だし。
このガラ悪い3人組はロリコンじゃなさそうだから大丈夫だろ。
だが
「ぷっ!はいはい。わかったから行くよブタオ君!」
「ブタオさんはお茶目というか、うちの侍女を含め揶揄われるのが本当にお好きなんですね」
「なにブタオお前今更、弱い小ぶりっ子してんだよカスが!」
侍女だけは小声だった。
口わっっっる!!
「おいおい!おれら無視してんじゃねえよ!」
「わからせてやろうか?」
「実力行使すっぞ」
頑張れ!ガラ悪パリピ3人組達よ!
と、僕は心から応援したのだった。
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