第151話
僕は新しく産まれたスキル魔女因子が何かよく分からないまま、気分よく学園へとスキップで向かう。
このスキルは僕の心を満たしてくれる。
まだレベルは初期値で何が出来るのか分からないけど、なんていいスキルなんだ!
気分を高揚させるスキルなのかな?
そんな脳内ハッピーなまま
「ブタオ君!!おはよ!」
小柄で銀髪のツインテールを靡かせながら剣聖ちゃんが挨拶してきた。
「ああ、おはよ。剣聖ちゃん」
剣聖ちゃんと僕のいるFクラス、はたまた幼馴染みの皇族の姫やお付の侍女といろいろあったが、過ぎたことは水に流し仲良くしよう。
「お!機嫌良さそうだね?なにかいいことあった?」
「僕ね、改名したんだ!」
「え…?」
まあ普通の反応だろう(笑)
いきなり改名なんて言われたら。
「あ!え、と…まあ自称ね!自称!
二つ名が急にほしくなってさ。」
取り敢えず頭がおかしい認定されるまえに僕は弁明した。
「そ、そうなんだ!いきなりびっくりしたよ!
でも自称もいいよね!普通は勝手にギルドが決めたり、市井の人達から呼ばれそれが広まったりもあるらしいけどね!」
へ〜そうなんだ。
まずそもそも僕は存在感ないからそれは無いだろうな。
「そうなんだ…はじめて知ったよ…」
「僕にもいろいろあるらしいけど、結局シンプルなのに落ち着くからね。んでブタオ君の二つ名は?」
「牢獄のブタオ!」
僕はドヤ顔で、そう言った。
「…牢獄かあ…、罪人を閉じ込めたりって意味だけど…」
あまりいい二つ名の表現では無さそうだ…
「深い意味はないんだけどね…語呂が良くて」
まあ実際僕がそう名乗ってるわけでは…
勝手にステータスがそうなってたとは言えるはずなく…
「牢獄のブタオかあ…確かに語呂いいね。
うん!かっこいいよ!」
うん!剣聖ちゃんは無邪気だな。
「おはようございます。ブタオさん、剣聖ちゃんったら急に車から飛び出して!」
「お、お、お、おはようございます…」
幼馴染みの皇族の姫と、侍女が来た。
なるほど、一緒に車で登校して来て剣聖ちゃんが僕を見かけ飛び出して来た感じね。
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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