第145話
わたしは魔女。
いまは国に復讐するため魔術、スキルの研鑽に明け暮れる日々。
相手は国なため、わたし1人では太刀打ち出来ない…。
味方もいないし、そもそもいらない…
どうせ裏切られる。
だからわたし1人でやらないと!!
ちなみに今いるこの空間は小さな草原で、水辺があるだけ…。
隔離された施設?とわたしは思っていた。
ただこの施設…
どうにもわたしが火あぶりの処刑中、魔女に覚醒して咄嗟に本能からか復讐したいという憎悪からか分からないけど、まだ生きたいと思い避難するためにスキルから作り出した空間みたい…
水辺も都合よくあり助かった。
此処はセーフティーエリアかな?
と念じたら本当にそうなった気がした…
それはわたしのスキル疑似空間からだった。
なぜわかったかというとわたしは…
(地下へ続く道よ出来なさい!)
と念じたら2階層の出来上がり。
す、すごい!
さすがわたし!!
その調子でどんどん作っていったらわたしはいつの間にか気を失っていた。
気を失っていたけどスキルには…
疑似空間レベル2となっていた。
わたしは自分がわかりやすくチカラを理解するためにスキルステータス作成というのを獲得している。
自分の内なるチカラを把握しやすいようにするための可視化。
すごく便利だった。
そして次にしたのは概念創造。
わたしは新たな概念、決まりを作れるようになっていた。
今はまだレベルが低いから出来ることは少なそうだけど…
わたしは自分の作りあげた空間を、ダンジョンと名付けた。
そのダンジョンにわたしの魔力を使い…魔力を持ったモンスターを生み出す。
モンスターはある程度育つとさらにまたモンスターを生む。
なぜ、モンスターを生み出したかというとわたしには新しいスキル魔力吸収というのが生えていた。
ダンジョン内の生き物から魔力をほんの少し吸収できる体質へと変異したからだ。
わたしはより多くの魔力をこれで集めることにより効率良くレベルアップ、熟練度をあげていけることに気づき、また一歩、また一歩と復讐に近づけていった。
そして…
長い長い月日が経ち…
モンスターだけでは魔力吸収効率が悪いことに気づく…
なら…
わたしは全ての世界の者に魔力という概念をプレゼントしようと思った!!
普通魔力なんて存在しないし、わたしは人類初の魔力覚醒者だからだ。
そしてここ以外にもダンジョンを創り強制的に入らないといけないようになにか工夫、設定を作ろう!
そしてその全てのダンジョンからわたしは魔力を吸収させてもらう!
わたしの、スキル概念創造はどんどんレベルがあがり…
やがてスキル概念創造レベルMAX極となり…
全ての世界の人類に魔力を!
全ての世界にダンジョンを!
それを全て吸収するわたしは神だ!
わたしこそが神だったんだ!
だから昔幼い時の神様の神託はきっと未来の自分からのメッセージだったんだろう!!
わたしこそがこの世界、これから起こる概念の始祖である!
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
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