第139話
また侍女をからかって面白かったなあ(笑)
僕は学園が終わり寮へと帰宅。
幼馴染みの皇族の姫と、剣聖ちゃんは僕の言ってたことを一生懸命理解しようとしてたな…
まあ、嬉しい反面人間なんて同じ境遇でないと本当に気持ちなんてわかりえない。
剣聖ちゃんは幼少の頃盲目からかイジメられてたみたいで今の僕と昔の自分を重ねてそうだったけど…
だけど僕の壮絶なダンジョン生活は誰とも分かり合えない…
むしろ今の僕という人物はダンジョンが全てだったとさえ思えるほど…
僕は普通の人間より遥か長い時間をダンジョンの中で生きてきた。
だから精神力も桁外れだし、多分何事にも動じないだろう。
だけど…
やっぱり唯一の心残りがあった…。
それはSランクダンジョンマスター、時の牢獄を殺してしまったことだった…。
今更ながらだが殺さずに制圧、無力化出来たのではないかと僕は考えはじめていた…。
きっと僕と似たような境遇からスキルを獲得したのでは?
と遅いながらも気づき同情したからだ…
「まあ今更考えてももう手遅れか…あの時の僕にはそんな余裕は無かったしな…当時は殺害一択だったしな…」
と、僕は独り言。
もう考えない事にした…
ふう…ん?
普段僕はお腹が空かない体質なんだけど…
なんとなく口が、さみしくなる…
肉体変異してお腹は空かないし食事も不要だけど…
と、気がついたら異空間のアイテムボックスよりダンジョンマスター、時の牢獄の魔石を千切っては食べ、千切っては食べはじめていた。
はたから見たら僕は何もない空間に手を伸ばし掴む動作をし、その手には千切られた魔石があり、ひたすらそれを食べ続けた…
「あ!やべ!僕は確か錬金術士になりたくて!」
が、時既に遅し…
錬金術用の魔石…
Sランクダンジョン1000階層、ダンジョンマスター、時の牢獄の魔石は3階建一軒家くらいの大きさ。そんな超特大魔石を全て僕は食べてしまった。
「や、やってしまった…。僕はなんてバカなんだ…
まあ…魔石は気が向いたらまた、ダンジョンへ行くか…トホホ…」
普段なら、魔石を身体に取り込むとレベルアップや、スキルを獲得したりするきっかけになったりと様々な恩恵があるのだが…
僕はカンストしてるしもう意味ない…
クソ!!
やってしまった!!
こ、こうなったらふて寝だ!!
過ぎてしまったことは仕方ない!!
「くっ!!おやすみー!ぐーかーぐーかー…」
牢獄のブタオ New
ランキング 1位
無資格者(推定Sランク)
レベル999
基礎ポイント99999
体力 9999
魔力 0
攻撃力 9999
防御力 9999
素早さ 9999
魔術 無し(全適性適応、唯一無二)New
スキル
格闘技レベルMAX極
集中レベルMAX極
炎雷竜神纏レベルMAX極
投擲 レベルMAX極
危機察知 レベルMAX極
認識阻害 レベルMAX極
完全無効 レベルMAX極
帯電 レベルMAX極
剣術 レベルMAX極
気配察知 レベルMAX極
覇王気 レベルMAX極
漆黒顕現 レベルMAX極
次元掌握 レベルMAX極
魔女因子 New
技 炎雷竜神拳
炎雷竜神九頭竜突
次元斬
…
……
………
…………
「マスター…」
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
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