第13話
ブタオはボスの間と勘違いしながら5階層へと下る。
「今後はモンスターの様子を見ながらスキルを使っていこう…いきなり身体強化は悪手のときがあるからな…」
と、ボスを発見した。
「オークか…」
「ブモオオオ!!!」
と雄叫びをあげ、敵認定される僕。
今まではスライムやゴブリン、ゴブリンアーチャーと、自分よりも小柄、子供くらいな背丈が相手だったが、ボスとなれば僕と体格が五分五分。
同じ体格同士の戦闘ははじめてだった…
「身体強化!!!」
と僕はオークに向かい駆け出し殴る。
すると被弾しながらも殴り返してくるオーク
だがあまり素早さがないオークは危機察知と素早さを上げた僕の回避には全くついてこれてない。
避ける、殴る、避ける、殴る、避ける、殴るとしていたら耐久力があるオークとはいえど絶命し魔石になっていた。
「あれ…?思ったよりは弱い?いや、油断はダメだけど…ボスなら帰還石を落としてくれるはず…」
僕ダンジョンから出れないんだが…
すると
「「「「ブモオオオ!!!!」」」」
オークの大群が僕に迫ってきた…
「え!?ボスって一体じゃないのか?!
学園の授業ではそう習って??っと」
危ない危ない!
と、オークは投石してきた。
「よっと!おらあ!!」
僕は身体強化のレベルが上がるのを肌で感じ投石を避け、ダッシュで近づき腰を落とし正拳突きを放つ。
「破ッッ!!!」
次々と襲いかかってくるオークを正拳突きで倒していった。
ちなみに僕は学園で虐めらていてその主犯、子爵嫡男からのファイヤーボールを顔面にくらい顔は火傷、髪は焦げて無くなっていたのだったが、ダンジョンに入り実はもう半年たち、火傷の跡はまだ有るものの髪は新しく生えていた。
身体強化のレベルがあがりオーラが少し濃くなり髪が少し逆だった状態になっていたのだったが、本人は気づかないままだった。
「よし!撤退しなくてすんで良かった。
スキルの使い方もだいぶ様になってきた気がする。
さあやっと帰れる…ん?階段?」
そこは第6階層へ続く階段だった。
「え?じゃあここ5階層が終着地点のFランクダンジョンじゃないの??ならEランクダンジョンだったか…まあ10階層を目指すか。Eランクなら学園でも平均ランクになるしな!」
とブタオのダンジョン攻略は続くのだった。
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