第113話
僕は剣聖
Aクラスでまた同じ再度自己紹介した。
(かわいい)
(銀髪もえ)
(ちびっこ)
(僕っ子)
(いやいや剣聖だぞ!)
(見た目が初等部くらいに見えて庇護欲が…)
(↑やめろ犯罪者)
(目どしたん?)
(盲目だよ。ランカーの探索者プロフィールに載ってた)
(ならおれが、介護を!)
(いやいや、介護いらんやろ!必要ならそもそもランカーなれんって)
と、ヒソヒソ話が聞こえてきた。
僕の異常発達した聴覚は全て聞こえてるからね…
まあ、概ね歓迎されてたから良かったよ。
「お久しぶりね。剣聖ちゃん」
「ちゃんはやめてよ。久しぶり姫様」
「わたしも姫様はやめてよ。」
「いやいや、そっちがやめてよ。」
皇族の姫様が微笑んでるのがわかる。
あれ?なんか前にあったときは死んだような暗いイメージで感情をあまり出さないイメージだったけどな…
ま、明るくなってて良かった。
「剣舞祭頑張ってね!ところで、どこに泊まるの?」
「うん!防衛頑張るよ!たしか、学園長からホテル指定されてたような…」
「ねえ、それなら皇族本家に泊まりに来ない?」
「いいの?」
一人で来たからちょっと寂しかったのが本音。
「うん。実はお父様も剣聖ちゃんに会いたいみたいで…」
「嬉しいね!!行く行く!」
皇族家当主って元世界最強だったよね。
おじさんすごく、いい人だったのを覚えてる。
と、今日は学園の案内だけで授業は無く終わった。
僕は魔術苦手だから良かったよ…
「さ、いきましょう。迎えの車が来てるわ」
「うん…」
明らかに高級車っぽい…
落ち着かないながらも僕は姫様と皇族本家へ向かった。
ひえー!!広い敷地だあ!
「「「「「「おかえりなさいませ」」」」」」
立派な門構えの中で僕と姫様を出迎える執事や使用人達。
ひ、ひえー!!ぼ、僕は剣聖の称号で今代から公爵扱いだけど中身は平民なんだけどなー。
盛大なお出迎えにびっくり。
「ただいま」
「お、お邪魔するね…」
礼儀作法とわからないし…
ど、どうしよ…
けど、僕の心配は杞憂で未だに初等部くらいの体型からかみんな子供扱いだった。
あとは盲目で目隠ししてる子供に難しいマナーを求めるのは酷って思われたのかな?
けど僕は確かに色の識別は出来ないけど、目が見える人よりも、実は細部まで見えているんだ。
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
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