第103話
やあ!みんな、僕だ!
ブタオだ!
今回は子爵嫡男とあったことを話し、そのまま物語が進むよ。
※ここより主人公目線、ブタオに戻ります。
時は遡り…(第85話からの続きとなります)
僕はイジメっ子の子爵嫡男とDランクダンジョンへ行ってきたよ。
もう僕は資格のいる探索者は目指してないけど、パーティーで行くダンジョンってはじめてだし、配信しながらなんて楽しそうだったからぜひ連れていってもらったんだ。
ずっとダンジョンに閉じ込められてた僕からしたら孤独って本当につらかった…
だからイジメられてはいるけど、チカラを持った僕は勝手に子爵嫡男を友達と思ってた(笑)
自爆する様をみるのは面白いからね!
以前ならイジメはつらかったけどSランクダンジョン踏破してからはちょっとやそっとじゃ動じなくなった僕だからね。
それに弱いふりする僕をイジメて自爆する子爵嫡男なんてただの喜劇でしかないからね(笑)
ただ、今回探索者パーティーで探索というより11階層に僕一人で特攻させられた…
グール2体にボコボコにされる、
いや僕が殺される撮れ高が欲しかったみたいだ…
以前の弱い僕ならお望み通りの結果だったろうな…
僕の防御力はカンストだから攻撃しているほうのグールが爆散しないようスキル覇王気で寸止めにしろと命令済みだ。
そして子爵嫡男が僕に言った言葉
「ダンジョンは全て自己責任!!」
僕は心打たれたよ。
不測の事態、裏切り、罠、どんな理不尽が起ころうとも自己責任。
いや、これは正直ダンジョンに限った話ではない
世の中は加害者が優遇され被害者だけが割を食う。
犯罪にしてもそうだ…
だから加害者が悪いのは当たり前なんだけど、被害に合う被害者の自己責任って僕は思ってるんだ。
まあだからと言って積極的に加害者側になろうとは僕は思わないけど、いい言葉を送ってくれた君には褒美をあげなきゃね!
だから僕は2体のグールにスキル漆黒顕現で実験も兼ね強化して襲うよう命令した。
子爵嫡男と取り巻き2を…
ただ一人は逃がすことにしたんだ。
なぜかって?
それは3人醜く裏切り合い、自分だけが助かろうと必死になって欲しかったからだ。
これも自己責任。
まあ誰が生き延びるかは予想がつくけどね。
けど僕はそれを非難するつもりはない。
みんな自分が可愛いし、生き延びるのには必死だからだ。
ただ…そういう人物の行く末はきちんと見届けてみたいなあと僕は思った。
もちろんハッピーエンドにならないよう意地悪するかもだけどね(笑)
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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