コラム6 運用、運営について
作るのは簡単ですが、運用が難しい。色々な運営を見ていれば分かると思いますが、成功しているところはほんの一握り。
ここまで見てきたと思いますが、作ること自体は簡単です。素人でも3か月あればいけます。
難しいのは、運営することですね。この難易度が無茶苦茶高いです。作ったら終わり! ではなく、実際はこれが始まりでしかないのです。
作ったら終わりなんかではなくて、そこからは運用のターンです。
正直、作るのは、始めるのは、簡単です。続けることが難しい。1年持てばいい方ですね。大体は数か月でアップデートなしの放置になっちゃいます。継続して何かをするって大変なのです。
さて、今回は運営のやることを説明していきましょう。
運営に必要なのは
■サービスの保守
■サーバーの監視
■利益の確保
■ユーザーの監視(規約違反者など)
■機能改善
■機能開発
■マニュアルのアップデート
■宣伝、マーケティング
■イベント企画
ですね。それぞれ見ていきましょう。
■サービスの保守
まず、サービスの維持ですね。大体はトラブルが発生します。それは機能のバグだったり、ユーザー間のトラブルだったり、サーバーの不具合だったり、原因は色々ですけどね。それらを解決してサービスを継続する必要があります。
老朽化対策も必須ですね。長いこと運営していると使っている技術が古くなるので置き換えなどが必要になります。技術は日々進化していっています。使用している技術は、開発時などは最新かもしれませんが、すぐに古くなります。サポートされているうちはいいですが、それもいずれ終了になったり、セキュリティパッチを当てないといけない場合も出てきます。
■サーバーの監視
サーバーに不具合が出るとサービスが止まっちゃうので継続的な監視が必要ですね。利用者が多すぎてサーバーが落ちる場合もあるので、止まったらすぐに復旧できるようにしないといけないです。
本業がある方は仕事時間中にサーバーが落ちると結構いたいですね。
■利益の確保
お金関係もシビアな問題ですね。サービスを維持するにはサーバー代、ドメイン代がかかります。よく使われる場合だとバカにならない値段がかかってきます。広告やアフェリエイト、課金など、稼ぐ手段を考えておかないと、払えなくなって終了します。
会社だと損益分岐点を超えられず、終了ってことも多々あります。その場合は簡単に閉鎖の決断がなされますね。
■ユーザーの監視(規約違反者など)
ユーザーの監視も結構大変。大体どんなサービスでも、数%の割合で利用規約を違反する人は出てきます。その人たちの対処も結構悩むところ。即追い出しの場合、数回の警告後の追い出しなど、ある程度基準を決めておかないと大変です。
■機能改善
機能を開発して使ってみると、使い勝手が悪かったりしてユーザーの不満が出る場合がよくあります。そんな場合は機能を改善するのもいいでしょう。
技術は進化していっているわけで、停滞した時点で朽ちていきます。作ったらおしまい。というサービスは老朽化した時点でユーザーは離れていってしまいます。できる限り改善活動は続けないといけません。
■機能開発
ずっと同じ機能だけ提供していればいいわけではなく、新しいことを始める必要もあります。特に、ユーザーへ場を提供するようなサービスだと必須になります。
■マニュアルのアップデート
何かを改善したり機能を追加したりすると、ヘルプやマニュアルなんかもアップデートする必要があります。
■宣伝、マーケティング
ユーザーの確保も大変です。いまどきは多くのサービスがあって大抵の要求は満足できるようなものがそろっています。小説投稿サイトに限っていえば100以上あって、わざわざ新しいところを使うメリットなど皆無に近いです。なんの戦略もないまま突っ込んでも爆死してしまいます。
そんななかユーザーを確保するのは至難の技です。どうやって宣伝を行うか、どのようにユーザーを確保するかを考えるマーケティングも大事なことです。
いくらサービスを作ったところで、使われないと意味がないのです。
■イベント企画
ユーザーを増やすのに手っ取り早いのがイベントですね。スタートダッシュと同時にコンテストをやるのが常套手段になりつつありますね。
他にも多くの運営の仕事はあります。日々使っているサービスの裏では運営さんが頑張っているのですよ。
正直開発よりやることいっぱいです。必要な能力も違ったり。
本来は開発部隊と運用部隊を用意するのですが、個人運営だと全部ひとりでやる必要があります。
開発適正があっても宣伝とかが苦手な人も多いので、個人運営ってなかなか成功しないのですよね……。




