11日目 開発手順を知ろう
あくまでも一例です。やりやすい方法でやってください。
「さて、チュートリアルも終わったし、ここから開発に入るよ」
「やっとだね。最初からバンバン開発するのかと思ったけど準備が大変だったね」
「知識がない状態からいきなり開発するのは大変だし、前提の知識が必要なものもあるからね。事前準備は大事。
今日は開発の流れを説明していこう。開発はいくつかのステップで進めると効率的。特に最初の部分をしっかりとしておくと後が楽になるよ。
概ね開発の流れは、
■1. コンセプトを考える(+サービス名、ドメイン)
まず、開発で一番大事なのは、”なんでそのサービスを開発するのか?”ということを明確にしておくこと。誰のために、何を提供するのか、何を目指しているのかを考えること。
これが一番サービスの根底になることだし、機能の選定、対象ユーザーの想定、運営方針の決定に大きくかかわるから一番最初にしっかり決めること。具体的には次回に説明するけど、大まかには決めておいて。
できる限り揺らがないものが望ましい。存在意義といっても過言ではないし、ユーザーが集まる旗であり中心部になるもの。これが揺らぐとサービス自体も揺らぐから気を付けて。
■2.機能選定、技術調査
コンセプトを考えるのが終わったら必要な機能を決めていく。どんなものを作るかが決まればどうやって実現するかが決まるからそれほど難しくはないかな。
できたら必須、要望、余裕があれば、挑戦、みたいに必ずやる部分と、できたら付ける部分を分けておくといいかも。どう実装するかがわからない場合は、今の知識では無理だから挑戦の部分に入れて、余裕があれば取り掛かったらいいかな。
決める際には、コンセプトに反していないかを考えること。コンセプトと反するものを付けてしまうとサービス自体が歪むから気を付けて。
■3.画面設計、URL設計(簡易)
機能が決まったら、画面のイメージと遷移図を作っておこう。機能ごとに画面を変えるのか、どうかも検討。サービスによって画面構成はある程度似たようなものに決まるから、既存のサービスを参考にしてもいいし、ある程度考えておこう。
なお、それ通りにはいかないことが多いので、ラフスケッチ程度でいいよ。余力があればスマホ、タブレット、PCの3画面分考えておくといいかも。スマホのデザインをタブレット、PCにも適用すればいいから必須ではないけどね。
■4.モデル設計(簡易)
機能から逆算してデータベースに保存する必要があるものをモデルとして考えよう。簡易的でいいかな。この辺りは後で説明。
■5.スケジュール
リリースするまでのスケジュールとタスクを整理しておく。まぁ最初は適当に立てればいいかな。何回かやってるうちにどれくらいの時間がかかるか分かるし。ただ、デッドラインは設定すること。各機能ごとにここまでに作るという締め切りを作っておくといいかな。
慣れないと難しいから今回のスケジュール管理はボクがやるけど、自分の処理能力は理解しておくといいよ。できれば余裕分も入れて見積もれるようにね。
■6.開発、実装
ここからコードを頑張って書いていく。機能ごとに作るのがいいと思う。ひとまず形になるように、細かいところは後で詰めていく。機能を作って、レイアウトは後でいいよ。
■7.デバッグ
テストコードを書いて機能を確認するのがいいけど、最低限動くかどうかだけ確認して使ってもらっているうちになおすのもあり。致命的なバグ(勝手に削除とか)以外は後回しでもいいかな。個人運営でα版、β版の場合なんかは使いながら改良していくのがいいと思う。
■8.デプロイ
本番環境にコードを置いて公開する。GitHubなんかに置いたコードをGitを使って複製したりアップデートしたりする。
■9.改善、新機能
不具合があった場所の改善や修正を行う。
大体落ち着いたら新しい機能を追加したりする。その場合はまた2番からやることになる。
これをぐるぐると回しながら開発を行うわけ。
中でも一番大事なのはコンセプトだから、これに時間を使ってもいいからしっかりしたものを考えることだね」
「こんな流れで開発するんだ。とりあえずコンセプトが大事なんだね。ちょっと考えてみる」
コンセプトが一番大事です。
ここが揺らいだら終わりなので、しっかり決めておきましょう。




