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冬将軍さま

作者: いもたろう
掲載日:2026/02/12

「あ、ジャージ忘れた。」


私の通っている学校では掃除は体操服に着替えて行う。3カ月前ならさほど問題では無くても、今この季節では死活問題なのだ。

普通にみんなが長袖長ズボンの中で一人だけ半袖半パンは恥ずかしすぎるし、なにより寒い。寒すぎる。

比較的冬でも温暖なこの土地だが、今日の最低気温はマイナス5度。昨晩のニュースのお天気コーナーで冬将軍が猛威を振るうとかなんとか。

そんな中、半袖半パンの丸腰状態で冬将軍様に立ち向かうのはそりゃもう、ねえ?無謀である。

なんで校庭担当の時に限って忘れるんだ…

唯一この寒さの中でもジャージを貸してくれそうな親友は本日欠席である。

どんな馬鹿でもインフルエンザには勝てなかったらしい。

すぅ…深く息を吸った。覚悟を決めろ。

生涯の中の20分、なんてことはない。カップラーメンは6回ちょい作れる。…問題ない、死にはしない。はず、うん。そう思うことにした。

半袖半パンにほうきとちりとりという何とも弱々しい装備で冬将軍に立ち向かうのだ、誰かしら上中下全3巻ぐらいで私の英雄譚を綴ってほしい。

十数年もしたら全米もその勇姿にきっと涙を流すだろう。

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