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ファンタジーと食

  なろうをみていると、ファンタジーの世界にも料理人があふれています。

  でも、意外と、普通の料理なんですよね。(おいしそうですけども)


 食通でも有名だった池波正太郎先生は、『食欲』を無視せず、読者の食欲をかきたてる数々の日本伝統料理を時代小説の中に登場させました。

 私の愛読書『剣客商売』のなかで、主人公の小兵衛のなじみの店は、かなりの数に上り、四季折々、事件によって訪れる店が変わります。

 とにかく、四季折々の食べ物が本当に美味しそうなのであります。


 なろうのファンタジーものは、転生ものが圧倒的に多いため、食がテーマでない作品でも、『米』にこだわったり、『お菓子』にこだわったりします。


 『食べる』ということは、生きていくために必要なことなので、異世界といえども避けては通れない問題ですから、そこに注目するのは自然なことでしょう。


 かなり古い作品になりますが、深沢美潮先生の『フォーチュン・クエスト』シリーズは、料理がとてもおいしそうでした。

 迎夏生先生の挿絵で描かれた食品は食べてみたくなっちゃうものばかり。


 (そういえば。冒険者カードを小説で始めて見たのはフォーチュンだったかも)


 TRPGをやっていた時。酒場のシーンで食いつきがいいのは、男性プレイヤーは、美人のねーちゃん。女性のプレイヤーは酒場のメニュー表でした。

 演じているキャラではなく、本当の性別の方です。

 男は性欲、女は食欲です(笑)少なくとも、女性は性欲を隠したがります。

 小説では女性は美形にゾロゾロついていったりしますが、多くの一般女性は、せいぜい遠巻きに見るのがやっとで、美形<美味しいもの、という人種がかなり多いのです。

 つまり、おそらく小説でも、女性読者は、うまいご飯描写に弱い(私のことだ)


 食べ物とファンタジーといえば、指輪物語では、ホビットたちが旺盛な健康的な食欲を見せます。

 いや、危機感の全く感じない、どうしようもない食欲、ともいいますが。


 しかし、池波先生レベルの、『食べたい!』食事は、なかなか翻訳ものでは巡りあっていません。(洋食がそれほど好きじゃないから?)


『アルプスの少女ハイジ』のチーズ。『宇宙船サジタリウス』のラザニア。

(ごめん! オバサンの発想は古いのだっ)

 それくらいインパクトのある、ファンタジー食をみてみたい。


 転生、トリップの食文化交流も面白いけれど、味も材料もよくわかんないけど、とにかく美味そう! という食べ物に、めぐりあってみたいなあ、と思います。


自分が書ければいいんだよねえ。要するに(苦笑)

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