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潜入ミッション

今回は、卑猥な表現がありますのでご注意を


申し訳ありません、現在ネカフェから発信中・・・故にクイズがありません。


さて、更新更新・・・あれ?(チラ、チラ)・・・評価がかなり上昇して…Σ(゜Д゜)スゲェ!!

感謝です!出来ればこのまま伸びて千まで届きますように!

再び、レギーナさんが呼び鈴を鳴らしてスーパーメイドさんを召喚した。

やっぱり突如死角から現れる。

あれだ、きっと某最後の物語の召喚獣みたいなもので、呼び鈴に魔方陣が刻まれてるんだ。そうに違いない。それでも違ったら、それは悪魔でメイドさんなんだ。


「エーリカをここに」

「かしこまりました」


優雅に一礼したスーパーメイドさんが、扉から音もなく退出した。

一体彼女は何者なのか…

王妃付きメイドなのは分かったけど、全ての王妃付きメイドがあんなアサシンの塊チックな訳がない。

そんな幻想、私がこの手でぶち殺す!

ちなみに、時と場合によって女尊男卑パンチに変化しまふ。

今回の食材はもちろんドイモイ君でFAですよ。


「母上、お呼びでしょうか」


ノック無しでいきなり扉が開き、エーリカんが入ってきた。

前回とは違い、タンクトップのような袖無しの白いシャツに乗馬用のズボンを履いていて、これまた小麦色に日焼けしている肌に輝く汗がイヤらしい。

更に目が引かれるとすれば、そのタンクトップから溢れそうになっているオπ。

こう見ると結構大きく見える。


「……ノーブラ派ですか。分かります」

「伯母上…何故私の胸を揉んでいるのだろうか…」

「それはそこにオπが在るからです。ええ、そこに美乳が在るからいけないのです…と私の中の仙人が言ってる」


そう、エーリカんは変態さんなのでシャツの下は何も着てませぬ。

さささ、錯乱坊がががが、ポチィが見えるしシャツが心なしか小さいのか、オπが強調されている。


「そして私はここに、乳袋が存在した事を全世界の大きなお友達に宣言します!!」


Eカップを誇る我が燃料タンクでさえ、乳袋を形成するまでには到らなかったのに、何故かエーリカんは乳袋が出来ている。

この差は一体……?


「大きなお友達…?乳袋?何ですかそれは…?」

「お気になさらず」


ここで一旦咳払いをして場の空気をシャンとしたものに変え、私も真剣になる。

さすがに、悪人とは言えども人の命を頂戴する訳なので、ふざけてて良い筈がない。

それこそ、面白半分に命を奪うような輩こそ真の極悪人だ。


「エーリカん、ちょっとドイモイをコロ☆コロ☆しにいくから、付き合って」

「は、はぁ…コロ☆コロ☆ですか」

「と、言うことなんで、エーリカん借りて行きますね。レギーナさん」

「はい。存分に使って下さいお義姉様」


ニコニコしながらレギーナさんが頷く。

もうヤル気満々だ。

何か国賊に悪い思い出でもあるのかしらん。と勝手に憶測してしまうくらい、ヤル気が滲み出ている。

もちろん、殺気だ。


「そうそう、帰って来るまでベアトを預かって貰っても平気ですか?」

「喜んでお預かりしますわ!!私、エーリカは昔からこうだったので、きちんとした女の子を育ててみたかったのですわ!」


眼をキラキラさせているレギーナさんと、反比例してショボーンとするエーリカん。

と言うか、昔からこの性格なら男の子育ててる感じだったろうな…

まぁ、今は置いておくとして。


「それじゃあベアト、私少し行ってくるから、ここで良い子にしててね。レギーナさんの言うことをちゃんと聞くんだよ」

『はい。おかあさん!いってらっしゃい』


やっぱり、なんて良い子なのかしら!幼女ならではの素直さが可愛いぃぃぃ!!

もう本当にペロペロしたいぉ!!


「さてと…朱点!行くぉ」

「なんじゃ、もう話が終わったのかのぅ。もう少しセレスと話して居たかったのじゃが」


コトリとテーブルに湯飲みを置いて、セレスティアさんと一言二言言葉を交わしたら、こちらに浮遊してきた。

いつの間にセレスティアさんと仲良くなったんだろう。


「じゃあ、行ってきます」

「「御武運を!」」






「いやはや、やっぱり漁れば漁るほど出るわ出るわ。エーリカん、見てよこれ…賄賂の贈与リストだぜ?」

「ええ、かなり脱税して溜め込んでいるみたいですね。全部徴収したら、来年の国家予算が浮きます」


大判小判がザックザクと言う訳ではないけれど、分身が持ち帰った情報からは不正な行為や二重帳簿、違法な薬物やらの証拠が凄い凄い。

もちろん現物を持ってきているので、その量は膨大で持ちきれないほどだ。


ドイモイの家からだけでこれなので、この国のドイモイの商店を全て浚ったら、一体どうなってしまうのか。

まぁ、よくよく証拠物を見ると、他国の貴族やら王族やらに情報を流している手紙がわんさか出てくる。

これで国家反逆罪は確定なので、ドイモイ君はデッドエンドだ。

ここを基点に、ドイモイに情報を流していたこの国の幹部とそれに準ずる連中を纏めて捕捉して、優先順位の高い奴等から消していく。

そうとう甘い汁を吸ってきた筈だからうらやま…死んでも文句は言えまい。


そうこう考えている間に、次々に分身が情報を持ち帰ってきた。

それは各支店からの『見せられないよ!』書類だ。

…愛玩奴隷とのイチャラブ日記なんて物が紛れ込んでた。誰だよっ!!こんなの持ってきた奴は!

あっ、奴隷の密輸書類ゲット。

当社調べによると、ドイモイの商店の支店(46店舗)の内、たった二店舗しか真っ当な商売をしていなかった。

真っ当な商売をしていた所は、商会設立初期からある第三号店で、二人の老夫婦が経営している小さい店だ。

もう一つは、最近建ったばかりの一人の青年が経営しているスーパー位の規模の店舗だ。

他はやはり、脱税と相場の吊り上げ、買い占め出し惜しみ、不等な高利貸しに脅迫と恫喝、風としての情報収集、麻薬のような禁制品などの密輸と売買等々…


もはや、やりたい放題だ。

貴族や役人に賄賂を出し惜しみなくばら蒔き続けているせいで、誰も止めない止められない。

何故なら、甘い汁を吸い続けられるからだ。

誰だって楽をしたいだろう。


「さてさて、エーリカんどうする?」

「もう、これは同情のしようがない程酷いな…父上から伯母上は令状とやらを貰っているのであるば、好きにやって良いのでは?私は任せます」

「ほいきた任せろぃ」


まずは、情報を収集させていた分身達を使って支店を一斉に強襲させる。

その時に店長以外の店員を一人二人わざと逃し、ドイモイに報告させ、最後にラスボスを倒すと…

完璧なシナリオだと思わんかね?

私と国にとってはwin winだから、これからの戦争に勝利するための礎になって貰いましょう。


「よし、私達!いってよし」

『ニンニン!!』


一斉に職業【忍び】のスキル、【転身】を使って各支店を襲撃しにいった。

さて、お次は私達がドイモイの屋敷に潜伏しますか。


「やはり主様と居ると飽きる事がないのぅ…嗚呼、またはんばあぐが食べたいのじゃ」

「朱点殿、はんばあぐとは?」

「なんじゃ、小娘。お主はんばあぐを知らんと申すか」

「は、はい」

「ほらほら、その話しは今度にして行きますよ」


あまりにも緊張感が無さすぎる会話を無理矢理打ち切って、ドイモイの屋敷に急いだ。

いくら地下と言えども街並みは地上と同じで、雨や雪こそ降らないが魔法で日中は明るいし、天井がかなり高いので家の形は同じなのだ。

その家々の屋根伝いに走り、そこから飛び降りる事でドイモイ邸を囲む高い塀をクリアし、誰にも見付からずに侵入出来た。




「……こちら蛇、ドイモイの私室上に到着」

『こちら灰色狐、脱出口を閉鎖完了。伯母上…蛇の指定した場所に移動する』

「了解。灰色狐、警戒を怠るな」

『了解』

『こちら狼、玄関口の上に着いたのじゃ』

「了解、誰か入ってきたら連絡を頼む」

『分かったのじゃ』


……これがやりたかった!!

潜入ミッションって言ったら、メタ○ギアだと相場が決まっておりますからのぅ。

ここは譲れません。


ちなみにいま天井裏の梁にしがみついて居ます。

某仕事人のように小さい孔を開けて下を見る。

まだ襲撃情報が届いて無いので、のうのうとお酒を飲んで、綺麗なネーチャンを三人程侍らせて、ギシアンよろしくやっていらっしゃる。

うへぇ、豚の交尾……オークが人間襲ってるようにしか見えないんですけど…

うわっ!あんなにズッポリ入っちゃうもんなの!?

いやぁ、豚を除いてお姉さんがエッチぃから濡れるけど、あんなの入るんだったら一生神聖ヴァージンウーマンで良いかも…滅茶苦茶痛そうじゃんあれ。


『あぁっ、ドイモイ様ぁ!良いですぅ!!もっともっとぉ』

『ブヒィ!ブヒブヒブーっ!!(諸事情により豚さんの音声に変換されています)』

『あぁぁっ!?そろそろ来そうですぅ!』


あれ、演技だよね…

ドイモイの小さいし。


『あぁ、ああぁっ!?イクっ!イっちゃいますぅ!!ドイモイ様のが膨らんで…もうイキそうなんですねぇ!!』

『ブヒィーーっ!!ブゥブゥ、ブヒッブヒッヒィーッ!!』

『あ、あ、あぁぁぁ!!良いぃぃぃ!!』


ひぃーーー!!ウゾゾゾゾ!!一気にチキン肌にぃぃっ!?

なんと言う腹筋をデストロイする破壊力とおぞましさのコンビネーションなんだ…

これはヤバすぐる!!

吐き気を催してきた…おぇっ。


「こ、こちら蛇……もう無理ぽ」

『伯母…蛇?』

『むむぅ?』


お、お、オロロロロロ……(自主規制)



ううぅ、誰かに見られてたらお嫁に行けないぃぃ…

スッキリはしたけどね…


獣姦(笑)なんて誰得ですかねぇ。

なんで豚が居るんですかねぇ。


「うっぷ………さてそろそろかな?」


潜入してからかれこれ一時間程経つので、そろそろ合図が来る頃合いかな?


ドンッッ!!ズズーンッ!!


遠くの方から爆発音と衝撃が伝わってきて、パラパラと漆喰が剥離して落ちてきた。

どうやら、順調に事が進んでいるようだ。

下を再び見ると、ナニを挿したまま慌てふためいているドイモイが見え、召し使いを必死に呼んでいる。


『だ、旦那様!!大変です!!』

『お、おぉ!来たかロドゲス!何があった』

『ただいま、各支店より襲撃されたと連絡がありました!』

『な、なんだとっ!?しゅ、襲撃ぃ!?そんな筈はない!!役所や貴族連中、それと地下ギルドにも多額の金をばら蒔いているんだ!まさか、そんなまさか!』


よたよたと脂ギッシュな顔を真っ青にさせて、窓に近付いていく。

小さいパオーンをぷらんぷらんさせながら…


『に、荷物を纏めるんだ!』

『か、かしこまりました!!』


初老を過ぎた辺りの目付きの鋭い執事、ロドゲスが部屋からすっ飛んでいった。


「こちら蛇、狼聞こえるか」

『なんじゃ?』

「なんで人が入って来たら連絡しないのよ」

『む?玄関に人なぞ入って来ておらんぞ?』

「え?マジで?…じゃあしょうがない。灰色狐も帰ってきて」

『『了解』』


通信が切れると、背後から気配がした。


「ニン」


どうやら分身のようだ。

支店の制圧が終わったらしい。


「じゃあ、三人でこの屋敷を制圧して。残りは私に着いて来るように」

『ニンニン!』


梁伝いに二人が来るまで待ち、到着次第ドイモイの私室の扉の前にそっと降り立つ。


中から凄い物音がバッタンバッタン聞こえてきた。


『急げ!荷物を詰めるんだ!』


さて、そろそろ出番かな?


ガチャ



「おやおやおや?急なお引っ越しですか、ご精が出ますわね。お手伝いしましょうか、ドイモイさん」


「「「「!!!!!!!?」」」」


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