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『ドジっ娘女神を救え!固有スキル 勇者の影??』 天下を取った転生勝頼が今度は異世界へ  作者: Kくぼ


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町長登場

 カツヨリ、リリィ、リコの3人はギルマスの部屋でお茶を飲んでいた。うーん、いいお茶だ、静岡茶ですか?と聞いたら何だそれはと聞かれ、リコからも不思議な目で見られた。そりゃそうだね。


 なかなか町長は来なかった。まあ忙しいのでしょう、お茶も美味しいし急ぐ旅でもないし、のーんびりいきますか、と思ってたら急にガタガタと慌ただしくなってきた。カツヨリが倒した盗賊の賞金が届いたようだ。


 ウラヌスが袋に入ったお金を持ってきた。


「驚いた。金貨120枚だ。倒した盗賊もだが捕らえたザインがアジトを吐いてな、そこに行ったら盗んだ物が沢山あってその分も入ってる」


 ええと、確か金貨1枚が10万円だったっけ、てことは、……………………1200万円!!!! オーマイゴッドバード チェーンジだぞこりゃ。どうやらザインを捕らえたのが金貨30枚、アジトの財産が金貨30枚、殺した盗賊が全員合わせて金貨60枚だそうだ。ザインは元Cランク冒険者で、固有スキル 捕縛を持っていて手こずっていたらしい。じゃあ、あの拘束魔法ってスキル派生魔法なのか?


「リリィ、これお前の分。1人倒したよね」


 と言って金貨3枚を渡した。リリィは初めて見た金貨にびびってる。


「待って、これ金貨だよね。初めて見た」


 金貨を持って突然踊り出すリリィ。えっ!なんでパラパラ?異世界にもパラパラがあるのね、とまあ踊りたくなる気持ちはわかる。でもこんな大金どうしよう?持ち歩くのも危険そうだし。


「カツヨリ、ギルドに口座を作るといい。好きな時におろせるし、他の町に行ってもおろせるぞ。国が違うと貨幣の種類が違うので両替が必要だが、ギルドなら格安で両替できるぞ」


 どうやらギルドカードでお金を預けたりおろしたりできるそうだ。いわゆるキャッシュカードだね、ただ磁気カードではなくて魔力カードなのかな?カツヨリはゲンゾーの取り分として金貨3枚をギルドに預けとりあえず金貨100枚を貯金した。残りは当面の生活費だ。食費や買い物もしたいし、よーし町を探ー、と思ったら待ち人が来たようです。


「お初にお目にかかる。このアキール町の町長で、ドリルドという。盗賊を捕まえてくれたそうだな。ギルドに討伐依頼を出していたのだが、何人もが返り討ちにあっていて困っていたのだ」


「カツヨリです。お役に立てて嬉しいです。それに報酬もたくさんいただけてありがとうございます」


「礼を言うのはこっちだ、ありがとう。ところでカツヨリは記憶を失っていると聞いたが、本当か?」


 リコが話に割り込んだ。


「妹のリコです。お兄ちゃんと私は青い光に呑み込まれて、気がついたらこの国にいました。ドリルドさんはヤンギュー国を知りませんか?」


「残念だが聞いた事がない。俺はこの国の王の弟だ、なので他国の情報も普通の人よりは入ってくるのだがわからん。お前達はそのヤンギュー国から来たのだな?」


「はい。ただお兄ちゃんが変なんです。得意だった風魔法は使えなくなっているし、使ったこともない剣で盗賊を倒しちゃうし。スキルだって」


 ドリルドはカツヨリのステータス、スキルをシェリーから聞き、そうかと呟いた後考え事をしている。たしかにこのレベルでこのステータスは異常だ。その青い光も気になる。ユニークスキルの女神の加護と勇者の影というのは初めて聞くスキルだ。やはり、あそこへ連れていくべきか?兄なら、王なら何か知っているかもしれん。


「カツヨリもリコも将来有望な能力を持っている。俺はこの縁を大事にしたい。今、この町にはカツヨリより強い者はいないだろう。まずはこの町に落ち着かないか?ヤンギュー国の事は調べてみる」


 カツヨリは、色々と調べないといけない事が多すぎてとりあえず落ち着く場所が欲しかったので、ドリルドの提案に乗っかった。


「ドリルドさん。ありがとうございます。しばらくこの町にお世話になります」


「そうか。金も入ったししばらくは困らないだろうからゆっくりしていってくれ。来週王に会う用事があるので色々聞いてみるよ。それとリコ、魔法が3属性も使えるらしいな。王のいるこのラモス国の首都ジラースに魔法学校があるのだが興味はないか?」


「魔法学校ですか?魔法はお兄ちゃんに教えてもらってたので、学校へなんか行かなくても」


「カツヨリは魔法が使えなくなっているのだろう。以前は使えたのであれば記憶を無くした時に一時的に忘れているのかもしれない。きっかけがあれば思い出すのではないか?リコ、実は3属性持ちは滅多に現れない貴重な才能なんだ。できれば学校へ行って基礎から学び、将来国のために役立てて貰いたいのだが。もちろん強制はしない、リコの人生はリコが決めるべきだからな。一応考えておいてくれ、いつでも推薦状は書くから。それに学校に行ったからってこの国に束縛されることもない。今日は宿屋を手配しておいたからそこで休むといい。明日はまたギルドへ顔を出してくれ。俺はいないが、ギルマスに話をしておくから」



 カツヨリ達3人はドリルドが手配してくれた宿屋に向かった。今晩の料金はドリルド持ちだそうだ。


「こりゃまた立派な宿屋だな」


 ドリルドが手配した宿屋はこの町一番の高級宿屋だった。カツヨリはいいのかな、と思いながら宿屋のドアを開けて中に入った。受付があり、綺麗な女将さんらしき人が出迎えてくれた。


「カツヨリ様ですね。お待ちしておりました。当旅館の女将でイライザと申します。ごゆっくりおくつろぎくださいませ」


 イライザさんは町長のドリルドさんの奥さんの妹だそうだ。家族割とかあるのかしん?





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