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『ドジっ娘女神を救え!固有スキル 勇者の影??』 天下を取った転生勝頼が今度は異世界へ  作者: Kくぼ


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ギルドへ報告に

 カツヨリに何が起きたのか?リコのロングレンジファイヤーボールがシルバーウルフを怯ませた隙にカツヨリは体勢を立て直した。そしてシルバーウルフに斬りかかると、ブラックウルフが邪魔をしてきたので前足を切り落としとどめを刺そうとしたところもう1匹にシルバーウルフが飛びかかってきた。統率の効果で能力がアップしているシルバーウルフの攻撃は速く重いが、カツヨリに捌けないほどではなく、シルバーウルフの攻撃をかわした隙に首を切り落とそうとしたその瞬間、衝撃とともに身体が痺れた。


 サンダーウルフのとっておきの雷範囲魔法、サンダーストームだ。カツヨリだけでなく、2匹のシルバーウルフ、足を怪我したブラックウルフにも魔法は直撃した。サンダーウルフは味方毎攻撃してきたのだ。そして雷が直撃し痺れて動けなくなったカツヨリに向かってサンダーウルフの右爪が襲う。そこにサンディの矢が当たり攻撃が一瞬怯んだ。カツヨリはスキル加速を使い一瞬でサンダーウルフの背後に回りこんだ。そして胴体真っ二つ、のつもりが剣がサンダーウルフの体に喰い込み抜けなくなった。なんて硬さだ。カツヨリはスキル体術を発動させて、パンチとキックで攻撃を続ける。ダメージが蓄積し動きが鈍くなったサンダーウルフから剣を無理矢理引き抜き、力一杯振り下ろし首を落とした。シルバーウルフはどうなった?と思って振り返るとロングレンジの火、風、土魔法がヤンヤヤンヤと降り注ぎ虫の息になっていた。


「リコ。トドメだ、あとMPがあったら俺に回復魔法を試してみてくれ」


 リコは水筒の水を飲みMPを回復させてからシルバーウルフの首をウィンドカッターで切り落とした。どうやらレベルが上がってウィンドカッターを使えるようになったようだ。そして、


「ヒーリング」


 リコの手から優しい光が発せられカツヨリを包む。カツヨリのHPが回復した。ふむふむ、こうなるのか。これが回復魔法ね。試す機会なかったからよかった、手強かったけどいい経験になったな、とカツヨリはニコニコだったがサンディは青ざめていた。一歩間違えば全滅していた。何でこんな町の近くにBランクの魔物がいるんだ。しかもあの統率レベルはハンパなかった。普通の冒険者パーティならやられていたし、この町のパーティで勝てるのがいるとは思えないくらい手強かった。それにカツヨリはあの魔法の直撃を受けたのに少したったら動き始めた。シルバーウルフでさえ長時間動けなかったのにだ。


 悩めるサンディを気にもせずカツヨリは、


「サンディさん。アイテムボックスに余裕があったら入れさせて欲しいんですが。もう俺のは一杯なんで」


 あの死闘の後になんて現実的なんだこいつは。リリィとリコも解体と魔石回収を始めてるし。何にしても早く町に戻ってギルドに報告しないと。何かが起きている。


 カツヨリはサンディのアイテムボックス大に素材を詰め込み町へ戻った。本当は森の入り口で特訓開始の予定だったがそれどころではないとサンディが焦りまくっていたので諦めた。




 ギルドについたカツヨリ達はギルドマスターのウラヌスに面会を求めたが外出して留守だったので、依頼達成の報告と素材買取を先に済ませることにした。報酬は4等分でいいかとカツヨリが聞くとサンディはそれでいいと了承した。本当は貰うつもりはなかったのだがカツヨリの意思を感じたので素直に受ける事にした。リリィとリコはサンディがいっぱい貰うべきだと主張したがカツヨリはパーティである以上平等だと言い切った。


 依頼達成の報酬は銀貨10枚だった。それを受け取り次に素材買取の窓口にいった。そこにはメガネっ娘がいた。20歳くらいかな?よく図書館で1人で勉強しているような真面目な感じの女性だ。


「すいません。素材の買取をお願いしたいのですが、ちょっと量があるのでどこかに広げられる場所はないですか?」


「ギルドカードを拝見します。カツヨリ様ですね、ああ例の。昨日登録されたばかりですよね。そんなに沢山素材があるのですか?」


 そこにサンディが会話に割り込んだ。


「ミスティ、ちょっと大変な事になっている。ウラヌスが帰ってきたら報告するが森にBランクのサンダーウルフが出た」


「ええええええ!!!!!!、そんなのがいたら大変な事に。すぐにギルド召集で高ランクパーティを集めないと」


「いや、それがもう倒したんだ。その素材の買取を頼みたい」


 サンディとミスティは知り合いのようだった。そういえばウラヌスがこの町にはエルフのDランク弓使いがいるって言ってたっけな。サンディじゃんね、それ。つまりサンディはギルドに顔が効くってことだね。


「倒したって誰がですか。この町にそんなに強いパーティはいないですよ。サンディが強いのは知ってますが1人じゃ瞬殺されますよ」


「瞬殺はねえだろ。数秒は保つぞ、まあ冗談はともかくこのカツヨリと一緒になんとか倒した。倒したのはサンディウルフ、シルバーウルフ、ブラックウルフとウルフ多数だ。肉と毛皮と魔石がある。とてもここじゃ無理だから裏の解体場所へ置かせてくれ。そこで査定を頼む」


 ウッソでしょと驚き固まるミスティを気にせず、サンディのアイテムボックス、カツヨリのアイテムボックスから素材をどんどんだしていく。ギルド職員が何事かと集まってきた、いたウサ耳ちゃんだ。



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