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『ドジっ娘女神を救え!固有スキル 勇者の影??』 天下を取った転生勝頼が今度は異世界へ  作者: Kくぼ


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質問コーナー

 モンさんに聞きたい事は山ほどあった。まずは、勇者カツヨリについてだ。


「勇者カツヨリは転生者、俺も転生者です。以前、モンさんは俺の事を善の方と言いましたね。あれはどういう意味ですか?」


「そこからきたか。知らない方が良かったという事もあるのだがな」


「それでは、元々俺は1人だった、それが分裂したという事であってますか?」


「合ってる。あとは旅を続ければわかる事だ」


「わかりました。では、次の質問です」


「ちょっと、お兄ちゃんだけで話進めないで。どういう事なの?」


 リコが話の展開についていけてない。ムサシがそれを抑える。


「姫、今はカツヨリに任せましょう。聞きたい事は後で聞けばいい」


 さすがムサシ。好きではないが頼りになる。カツヨリはリコとムサシを見てから視線をモンさんへ戻す。


「女神エリアルが作った神獣は4人。蜘蛛、猿、龍、鯨と聞きました。あなた方と魔王の関係について知りたい」


「よく知っているな。我は母より生まれし者。そして魔王も母より生まれし者だ」


「ええっ!エリアルは魔王を知らないと言っていましたが」


「……………、そうか。カツヨリよ、魔王城へ行け。そこに答えがあるだろう。それとそのロボットとやらだが、魔源で動いているのか?」


「どうもそう見たいです。ここにエネルギーメーター見たいのがあって、ああ!」


 魔源メーターが45%まで低下していた。空飛んだから???。ダンジョンコア吸収したよね、つい最近だよね、燃費悪〜。


「カツヨリよ。さっきの戦い方を見ていたが、そのロボットから魔源が垂れ流しになっていた。あれでは長時間戦えまい。どこか壊れているのではないか?」


 あれが、戦国から転移したものだとすると、というかそっくりだし他には考えられない。そう、背中だ。


「モンさん、ありがとうございます。修理します。ところでなんで封印されたのですか?」


「蜘蛛には聞かなかったのか?」


「教えてくれませんでした」


「だろうな。それもいずれわかるだろう。すでにヒントは出ているぞ。これを持って行け」


 山肌のモンさんから何かが射出された。猿の指輪だ。


「蜘蛛からも貰ったであろう。4つの指輪を揃えよ。では、行ってこい!」





 カツヨリは一度レンドラ村に戻り、レビンさんに伝説龍王伍号機(ゴーリーファイブ)のメンテを頼んだ。預けていこうと思ったが石像のままでは直せないというので、結局出発が一週間遅れた。夜はリコの質問ぜめだ。


「てことは、お兄ちゃんは2人に別れたって事だね。500年前に」


 カツヨリの推測はこうだ。武田勝頼として天下を取り武田幕府を開いた。で、俺は寿命を迎え死んだ。はずだったのだが、なぜか現代に戻った。おそらくその時に何かが起きたのだ。俺は500年の時を超え、500年とは言っても正確には違う。キリがいいからみんな500年て言ってるだけだ。それはさておき、俺が現代に戻る時に身体?精神?が分裂して俺は現代の地球に、そして分裂カツヨリはこの世界に現れた。それが勇者となり魔王を倒した???


「推測だけどな。武田の鎧とか、伝説龍王伍号機(ゴーリーファイブ)とか入り乱れちゃってるけどその影響だと思う。モンさんがいうように魔王城へ行ってみれば何かがわかると思う。それより2人共、強くなったなあ。やっぱあの腕輪の効果だな。魔法威力2倍に攻撃力2倍。お前達のためにあるようなアクセサリーだよな」


「カツヨリ。わしはヤンギュー国へ戻りたい。姫と一緒にだ。わしが付き合うのはそれまでだがいいか?」


「ムサシ、待ってよ。私の気持ちを無視しないで」


「しかし、姫。この世界とヤンギュー国の位置付けがよくわからんのです。わしは姫を守るのがお役目ですが国を愛しております」


「私はお兄ちゃんといれればどこでもいいの。だからお兄ちゃんが行きたい所へ着いて行くだけよ」


「まあいいでしょう。カツヨリ。なんにしても暫くは一緒だ。お前の謎を追うのも楽しいしな。それに強くなれる」


「すぐに結論を出さなくてもいいだろう。次は魔王城だ。力を貸して欲しい」


 ムサシは脳筋かと思ったがそこそこ脳筋だった。カツヨリは、そうか、いつまでも一緒ってわけにはいかないのかも、とふとリリィを思い出した。






 そのリリィだが、今は獣人の国ドロス国にいた。一緒にいるのは鬼族棟梁のゼックス、ウサギ獣人のローラだ。あの日、リリィの家にゼックスがローラを連れて訪ねてきた。リリィは王女からウサギ獣人の悲劇を聞かされていたし、盗賊団カイマックス、ゼックマンの生い立ちからこれまでの事も聞いていた。リリィはカツヨリのパーティーメンバーだった事を隠さずにマルス国で活動していたのは、鬼族との接点が欲しかったのだ。いつか向こうからやってくる事を信じて。


 ローラからはカツヨリとのバトル内容も聞かされた。ローラが世話になったシェリーの姉と知って驚いた。世間は狭い。さて、なんでこの3人がパーティーを組んでいるかだが、まずローラだ。カツヨリを殺せず負けたローラはそのまま旧知のゼックスを頼って隣国マルス国へ渡った。これによりラモス国の盗賊団カイマックスは壊滅した。

 ゼックスはローラからカツヨリとの戦いを聞いて、カツヨリに興味を持った。盗賊団ゼックマンも国から見捨てられどうしようかと思っていたところだった。父親のゼックンからは、お前の好きにしろ、と言われている。ゼックンは勇者カツヨリのパーティーメンバーだったが、それはそれ、だという。あの時は鬼族は人間についた。今回どうするかはゼックスに一任されているのだ。


ゼックンは言った。


「カツヨリは面白いやつだ。前も今もな。今のカツヨリに付くのなら茨の道だ、死ぬなよ」


そしてゼックスはリリィに会い、今までの話を聞いて今のカツヨリに付くことに決めた。


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