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ふつうのぼうけんの書

作者:柏木サトシ
最終エピソード掲載日:2026/02/02
――冒険者、それは危険を顧みず、未知へと挑戦する者たちの総称である。

おとぎ話に出てくるような勇者になりたいと願う者。
まだ見ぬ地へ、希望を抱いて旅立つ者。
単に自分の実力を、知識を試してみたいと思う者。
冒険者になる理由は様々だが、共通していることがあるとすれば、大なり小なり誰もが夢を抱いていることだ。

そして夢を叶えるための最短の方法は、冒険者で成功することだ。
何のコネも才能もない者でも、冒険者で成功すれば普通に働くよりはるかに多くの金を手にすることができる。

金があれば人数や装備による安全を確保できるし、十分な糧食、専用の馬車や荷車で移動も楽になる。
怪我や病気をした時、万が一仲間に死亡者が出た時も、金さえあれば何となるのだ。
故に冒険者に、何のために冒険者になったのかと問えば、一番多い答えは「金のため」になるのだ。

そしてここにも一人、金のために故郷を飛び出して冒険者になった男がいる。

今年で二十七歳になる冒険者としては決して若いとは言えない男の名前はウィル。
彼の目的は勇者になることでも、未知の地へ旅立つことでもなければ、知識欲を満たすためでもない。

これは伝説の勇者になることも、誰もが知るような功績を残すこともない、ごく普通の冒険者がささやかな夢を叶えるために、仲間と共に日々を生きて旅をする物語である。
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