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 ヨモギ君とはご飯を食べたり一緒に出かけたりしたけど、彼の部屋にわたしが行くことや、逆に彼がわたしの部屋に来ることは無かった。ヨモギ君は明確にそこのところを線引きしていた。だから二度目になる。ヨモギ君がわたしの部屋に来るのは。

 薄暗い部屋の中に明かりを灯し適当に座るようヨモギ君に言った。わたしはキッチンでコーヒーを作ることにした。ヨモギ君は無言で、わたしもまた無言だった。


 実家を出る前、わたしは母さんにコーヒーの淹れ方を教わった。お湯を少量入れて、蒸らしてからお湯をまた追加する。たったそれだけのことなのに、母さんが淹れるコーヒーとわたしのコーヒーは味に天と地ほどの差があった。だから毎朝練習をした。

 今では母さんが淹れるような、美味しいコーヒーを淹れられるようになったけど、一人で暮らしているとなかなか億劫で淹れる気にならなかった。だからといってインスタントのコーヒーを飲みたいとも思えなくて、ここ最近はずっとティーバッグの紅茶しか飲んでいない。コーヒーの豆は酸化すると美味しくなくなると聞く。早めに豆を消費しなければいけないのに、それでもやっぱり一人じゃドリップコーヒーを飲む気にならなかった。だから、この部屋でコーヒーを淹れるのはヨモギ君が来た時以来なのだ。

 ひたすらお湯を注ぐのに集中していたから、ヨモギ君がこちらに来ていることに気付かなかった。


「ならいはら」


 彼は控えめにわたしの目を見て、それから視線を下げた。苦しそうな表情。その目は、わたしの左手首をじっと見つめている。

 小中学生の頃の彼は、わたしよりも小さかった。でも今の彼はわたしより背が高くて、それを意識してしまうと少しだけ居心地が悪い。わたしもヨモギ君もおおきくなった。なんとなく感慨深くなる。


「その手だとマグとか持ってくの大変でしょ」


 覇気のない声だ。彼のこれだけ感情が抜け落ちた声を聞くのは恐らく初めてだった。出してあったマグ二つとコーヒーサーバーを持ってヨモギ君は先を行く。二人ぶんのマグとコーヒーサーバーだけならローテーブルの上に余裕で置ける。テーブルの上にそれらを置いてヨモギ君はカーペットの上に座った。急な来客だから座布団は用意していなかった。


「ごめん、座布団用意してなかったね」

「いいよ。急に来たのは俺の方だし」


 言いながらヨモギ君はコーヒーサーバーからマグにコーヒーを注いだ。


「手、どうしたの」

「農作業の手伝いしようとしたら折った」

「ああ、だから帰って来てたんだ」


 ヨモギ君は普段クールな感じだけど、そんな雰囲気とは裏腹に結構な甘党だ。砂糖とミルクを用意していなかったことに今更気付いて立ち上がろうとすると、腕を掴まれた。怪我に触らないように、でも逃げないように。左腕は動かせなかった。


「スミ、」


 懐かしい呼び方だ。イスミのイを取ってスミちゃん。昔わたしはヤンチャな性格に似合わない可愛らしいあだ名で呼ばれてた。


「なに」

「昔からスミは、もろいよね」

「そうかな」

「そうだよ。昔さ、頭割ってたでしょ」

「そんなバイオレンスな話でもないよ…」


 昔のことだ。額の、髪の毛の生え際のあたりをざっくりとやってしまったことがあった。おでこは、ざっくりやると結構出血する。わたしはびっくりしすぎて逆に泣かなかったけど、その時一緒にいたヨモギ君が大声で泣いてしまってわたしはスゴく悪いことをしてしまったような気持ちになった。

 あの時のわたしは、何が悪いのかも分からず小さな彼に「ごめんね」と言ったけど彼は泣き止まなかった。そうそう。ヨモギ君の泣いた顔はあの時見たんだった。

 その出来事があってから、ヨモギ君はわたしが危ないことをすると怒るようになったのだ。すごく怖い顔をして怒る彼が、わたしは嫌だった。

 今なら彼のその表情がわたしのためであったと分かるけど、当時のわたしはヨモギ君を避けた。言うことは聞かないし、それで怪我をするし、顔を見たら逃げる。幼いわたしはそんな態度しかとれなかった。

 いつも優しかったヨモギ君が意地悪を言うようになってしまって悲しかったのだ。実際には意地悪をしていたわけではない、と大学生のわたしは理解出来るのだけれども。小さなわたしにそんなことは理解できず、ますます彼とは距離を置いた。

 どうして忘れていたんだろう。思春期のあれこれで疎遠になったんじゃない。もっと複雑な気持ちがそこにはあった。


「俺は、こわれやすいものが嫌いだ」


 腕を掴む力が強まる。痛いのはこちらなのにヨモギ君の方が痛そうな顔をしている。


「わたしは、ヨモギ君が好きだよ。付き合いたいと思ってる」


 面と向かって告白しているはずなのに、ヨモギ君はわたしを見ていない。わたしの怪我だけを見ていた。


「俺もスミが好きだけど、付き合うのは無理だ」

「なんで」


 肺呼吸しか出来ない動物が、水の中にいるときのような。えら呼吸しか出来ない動物が、陸の上にいるときのような。

 脆くて柔い呼吸じゃ体に必要な量の酸素は獲得できそうになかった。息が、とても苦しかった。


「そんな壊れやすい関係に、俺はなりたくない」


 それから先のことは、あまり覚えていない。気付いたら手を付けられていない冷めたコーヒーが二つローテーブルの上に乗っかっていて、ヨモギ君はいなくなってた。わたしは泣いた。ていうかせめてコーヒーは飲んで行って欲しかった。


 △


 陽射しのアツアツ熱光線が弱まってきた頃。後期の授業は普通に始まって、気付けば秋と言っても差し支えない季節になっていた。

 その頃にもなると、大学三年生の夏休みの大半を蝉の抜け殻のように過ごしてしまったことについて後悔できるくらいにわたしのメンタルは回復していて、手首の骨折も完全に治っていた。

 でも、ヨモギ君との関係は直っていなかった。


 メンタルが回復すると心に余裕が生まれてくる。余裕が生まれてくると怒りも生まれてきた。


 イスミは激怒した。かの邪智暴虐なヨモギ君に必ずコーヒーを飲ませてやらねばならぬ。雪辱を晴らすのである。

 そう心に決めたわたしは毎朝コーヒーを作ってステンレスボトルにそれを詰めた。ヨモギ君を見つけたら捕まえてこの熱々のブラックコーヒーを飲ませてやる!

 千都世ちゃんにも「イスミがそれで納得するんならいいんじゃない?」と生ぬるい雰囲気のお墨付きを貰えたし、やってやる!

 闘志に燃えたわたしは毎日ヨモギ君を探した。しかし同じキャンパスにいるのに何故か彼は一向に見つからなかった。周辺に気を配っているのに全く見つからない。何故、と思い学食まで赴くとカウンター席に一人で座っている見知った顔を見つけた。癒し理系ボーイ初国君である。

 初国君はわたしと目が合うとハッとしたような顔をして必死に手招きをしてきた。なんだなんだ。


「こんにちは初国君。今日はたぬきうどん?」

「そう、たぬき……ってそうじゃないよ」

「えっ。なに」


 空いてた隣の席に座ると初国君はキョロキョロを視線を巡らせた。そして少し距離を詰め秘密の話をするみたいに「北風原さん、もしかして四方木のことフった?」と聞いてくる。なんだそりゃ。


「逆だよ。わたしが振られた」


 鳩が豆鉄砲を百発ほど打ち込まれたような顔で初国君は固まる。たまげる、って言葉は漢字で書くと魂と消すって字を使って『魂消る』と書くらしい。まさに魂を消したような初国君は、たっぷり一分くらい言葉を無くしていた。

 その間、手持ち無沙汰だったわたしはトートバッグからステンレスボトルとステンレスマグを取り出した。ボトルを開けて中身をマグに注ぐとコーヒーの良い匂いが漂ってきて、それだけで気分が少し晴れる。そんなわたしを見て初国君は訝しげな表情になった。


「また俺のことからかってる?」


 おおいに心外である。フラれて傷心の乙女に言っていい言葉じゃない。唸るように「こんな悲しい冗談言うわけないだろ……このボトルで頭かち割るぞ……」と八つ当たり半分からかい半分で言うと初国君は速攻で「ご、ごめんなさい」と謝ってきた。素直なのは大変良いことだ。


「いや、でもやっぱり逆でしょ」

「なにが」

「北風原さんはなんか…結構元気だけどさ。四方木は夏休み終わってから今まですごい死んでるよ」

「えっ、なに、どういうこと?」


 初国君いわく今までのヨモギ君なら三回誘えば一回は飲みに付き合ってくれたし、ドーナツ屋に誘えば必ず付いてきてくれたらしい。でも夏休みが明けてから、ヨモギ君は何もない虚空を見つめる猫が乗り移ったような感じになってしまい、飲みには出ないしドーナツ屋にも付いてきてくれなくなったのだそうだ。

 そして大学では授業を受ける以外の時間、例えば空きコマのあるときや昼休みなんかは学内図書館に直行してひたすら数学を解いているらしい。なんだそれ。猫っていうか、どっちかっていうと数学の鬼が乗り移ってないか……


「ドーナツ屋って大学の近くにあるチェーンのとこ?」

「へ、うん。そうだよ」

「ヨモギ君って何が好きなの」

「えっ。えっとねー、名前忘れたけど小さい丸いドーナツのバラエティカップみたいなやつ」

「確かヨモギ君の家ってここから五駅だよね」

「そうそう」

「場所わかる?」

「まさか北風原さん、四方木のことを元気付けてくれるのか……!」

「そう。ヨモギ君を元気付けるためにカチコミに行くよ」

「四方木逃げて!!!!」


 △


 ドーナツを店で買って、家でコーヒーを淹れ直した。ヨモギ君の住むアパートの前には公園があるらしい。久々にメッセージを送って、わたしはその公園で彼を待つことにした。

 子どもたちがきゃいきゃい遊んでいた十五時くらいから待機して、日が沈み子どもたち全員が家に帰っていくまで待っていたけどヨモギ君は現れなかった。


 メッセージは既読がつかないし、これはもうお前とは絶対に会わん!って意思表示なのだろうか。もしそうなら普通にかなしい。もうドーナツ食べていいかな。奮発して小さな丸ドーナツ二十四個入りのやつ買ったのに。

 夜風はわたしの頭を冷やす。冷静になると何だか色々あほらしくなってきた。ヨモギ君のバカあほ間抜け。今まで我慢してたけど寒いしコーヒーももう飲んじゃおう。小さなものとはいえドーナツを二十四個食べきることが出来るか不安だけど、もう知らん。


 しばらくちまちま無言でドーナツをつまんでいたけど、時間が経つごとに段々不安になってきた。よくよく考えてみると誰もいない公園でドーナツ二十四個食べてる女って怖くないかな。ここら辺は小さい子どもが多いみたいだし下手したら通報されそうだ。

 職質されたらどう答えればいいんだろ、と考えていると駅の方向から走っているような足音が聞こえてきた。ジョギングかな。今日は程よく涼しいから、まさにジョギング日和だと思う。

 あ。ていうか今気付いたけどバランス悪くドーナツ食べちゃった。イチゴのチョコがかかったドーナツと黄色い欠けらがまぶしてあるチョコのドーナツが無い。


「スミ、」と呼びかけて「あ、違う、北風原!」と彼は言い直した。別に間違ってねーわ。やさぐれた気持ちになりながら頭の中で冷静にツッコミを入れて顔を上げると、非常に息を切らせたヨモギ君がそこに立っていた。どうやらジョギングをしていたのは彼らしい。やったね。とりあえず職質は免れることが出来る。


 初めてお邪魔するヨモギ君の部屋はシンプルイズザベストという言葉をそのまま部屋にしましたって感じの部屋だった。

 今年一人暮らしを始めた大学一年生の弟の部屋は筋トレ器具とかが転がっていたり、週刊の漫画雑誌が積んであったりカオスな感じだったけど、ヨモギ君の部屋はそんな部屋とは真逆の印象を受ける。

 生活感が薄かった。前一緒にゲームセンターに行ったときに取ったそこそこでかいクマのぬいぐるみが黒々としたソファーに置いてあったけど、それは酷く浮いていた。


 遠慮なくソファーに座るとヨモギ君はどこに座ったらいいのか、無表情に見えてちょっとだけ困っているような顔を見せた。

 しょうがないから無言で隣をばふばふ叩くと大人しくそこに収まってくれた。ヨモギ君とわたしとクマが並んでソファーに座ると結構ぎゅうぎゅうになった。無言でソファーの前にあるテーブルにドーナツを置く。


「今日はヨモギ君を元気付けにきました」

「え」

「これ、ドーナツです」

「……ありがと」


 続いてステンレスボトルとマグをテーブルに置いた。


「あと家でコーヒー淹れてきました。これもどうぞ」

「え。ほんと……ありがとう」

「あと改めて交際を申し込みに来ました」

「え」


 立ち上がって逃げようとする彼の腕を両手でぎゅっと握る。彼はそこで初めてわたしの完治した左手をまじまじと見た。つるりとしてて光を全部吸い込んでるみたいな目に光が入った。……ような気がした。


「治ったんだ……」

「そりゃ治るよ」


 ヨモギ君はゆるゆると視線を上げて、わたしの目を真っ直ぐ見る。ずっとわたしは見られていなかった。けど、今この瞬間、彼は真正面からわたしを見ている。心臓が痛くなりそうだ。


「ヨモギ君は壊れやすいものが嫌いだって言った」

「そうだよ。恋人関係なんて最たるものだ。それに、北風原だって脆くて、俺はそれが怖い」


 堰を切って溢れ出すのは彼の気持ちだ。苦しげに「あのとき、友達関係さえ壊れたんだ。恋人関係なんて、すぐ壊れるに決まってる」と吐き出して彼は力なく笑った。わたしが不注意で怪我をしたことで彼は抱えなくても良いトラウマを抱えてしまったのだ。トラウマから逃げることは悪いことじゃない。でも、きっと彼は。


「それなら、なんで今更わたしに近付いたの。自惚れじゃないんなら、ヨモギ君はわたしのこと好きだよね」

「……うん。すきだよ」

「わたしも、好きだった」

「うそだ」


 ガキ大将をしていた体格の良いあの子は、いつもわたしに意地悪を言った。そんなときいつでも助けてくれたのはヨモギ君だった。わたしよりも小さなその背中が、大きなあの子に立ち向かう姿が誰よりも格好良くて、わたしは彼がとても好きだった。

 そして今、彼が立ち向かっているのはきっと彼自身だ。苦しそうな顔をするのはそれが原因なのだろう。


「あの頃のわたしはヨモギ君の優しさが理解できないほど幼かったから、結果的にヨモギ君を傷付けちゃったね」


「ごめんね」という言葉と同時に膝の上に乗っかると、ヨモギ君の顔はぶわりと真っ赤になった。見たことがないレアな顔だ。


「四方木 正至、目をそらすな」と目を無理矢理にでも合わせると彼は息も絶え絶えといった感じで「う」と呻いた。どうやら力が入らないようだった。これ幸いとヨモギ君の手を取り、その指をわたしの額に這わせる。あの頃に切った傷の名残がそこにある。


「微妙に皮膚が盛り上がってるところがあるでしょ」


 ヨモギ君は察しが良い。ヨモギ君は目を伏せつつ、今度は誘導なしで彼はわたしの傷痕を撫でた。すこしだけ、くすぐったい。


「死ななければ、傷は治るよ」


 彼はぽかんとした顔を見せたあと眉を下げた。そんなのは極論だと言いたいような、そんな表情だ。


「わたしはこの数ヶ月で、少なくともヨモギ君の友人にはなれていたと思ってる。少なくとも友人関係は修復出来たと思ってる。ヨモギ君のおかげで。違うかな?」

「ちがわない……けど」

「だからね、恋人関係も、多分直るものだと思うんだ」

「どこにそんな根拠が」

「根拠なんて無いけど、強いて言うなら、」


 今度はわたしが頑張るから。わたしはヨモギ君のことを結構好きで、だから何回でも関係を修復したいと思っちゃってるから。


 顔を至近距離で見合わせる。じわじわと頬が熱い。彼もまた同じらしい。


「ていうか」

「うん」

「……ちかいよ、スミちゃん」


 あ、昔の呼び方。とうとう耐えられなくなったみたいだ。ヨモギ君は両腕で顔を隠したけど、今更隠されても、って感じだ。隠れてない耳とか首とかも真っ赤で、まるで乙女のようだ。今までの女性遍歴のせいで女の子が好む場所を網羅してる顔の良いヨモギ君が、乙女のごとく照れていて、わたしの心臓が元気百倍になってしまう。


「わたしの告白にハイかイエスで応えてくれたら退くよ」

「選択肢ないじゃんそれ」


 少し物足りない、ふんわりとした抱擁だった。夏休み以前のヨモギ君は、手を繋ぐことはしても抱きしめてはこなかった。だけど今、彼は自分で引いた線を飛び越えて、こちら側に来てくれた。今度はわたしが頑張る番で、今度はわたしが頑張りたい。


「もっと強く抱きしめてよ」


 言えばヨモギ君は徐々に力を強めていった。

「やっぱり、柔い。脆そう。怖い」とか何とか言ってるけど抑揚なしにそんなことをぶつぶつ言われながら締める力を強められる方が数倍怖い。はやく返事しろや!の気持ちを込めてこちらからもギュッと抱き締め返したらヨモギ君は震えて黙った。


 △


「四方木!お前生き返ったんだな!」

「初国。俺はまだ一度も死んだことないけど」

「北風原さんのカチコミどうだった?」

「にやにやしてるお前には言いたくない」

「あははは。初恋の子と拗れてぐだぐだなお前、心配だったと同時に面白かったぞ」

「…」

「いや〜でも良かったよ」

「?」

「お前昨日より元気だし、なるようになったんだろ」

「……」

「沈黙は雄弁な肯定だな」

「……初国も早く彼女つくりなよ」

「うるせー。なー四方木、今日飲み行こう」

「あ、無理。部屋でスミが待ってるから」

「まじかよ爆発四散しろ四方木」

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― 新着の感想 ―
[良い点] スミちゃんの事が好きで臆病になってしまうヨモギくんとそんなヨモギくんを好きなスミちゃんがとてもとてもツボで定期的に読み返しに来てます。 このお話その後はどんな風なお付き合いをしてるのか考え…
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