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隣の席の彼女は今日もアホ可愛い  作者: 138ネコ


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第23話

「ご主人様、次はこちらですよ」


 そう言ってソファに座り、自分の太ももをスカート越しにパンパンと叩くこのは。

 

「あぁ、良い音だな!」


「違うよ!」


 親指を立て、満面の笑みを浮かべる駿介。


「もう、分かるでしょ」


 もう一度スカート越しに自分の太ももを叩くこのは。


「健康的な足だと思うが、少し細すぎる気もするかな」


「駿介分かってて言ってるでしょ!」


 笑いながら何のことやらととぼける駿介。

 だが、このはが何を言いたいのかは既に分かっている。


 耳かきを片手に太ももを叩くこのは。

 つまり太ももに頭を乗せろと言っているのだ。耳かきをするために。


 いくらなんでも、それは大胆過ぎである。

 流石の駿介もそこまでは出来ない。

 なんなら先ほどこのはを「女」として見てしまったばかりだ。尚更出来るわけがない。


「くっ、何故だ!」


 そんな恥ずかしい事出来るわけがないと思いつつも、気づけばソファに寝転び、このはの細い太ももに頭を預けていた駿介。

 実に男の子的である。

 

(まぁ、相手はこのはだし)


 自分にそう言い聞かせようとする駿介だが、心臓は今にも爆発しそうなくらいに高鳴っていた。

 顔に当たるこのはの柔らかい足が。

 耳かきをするために、このはが顔を近づけようとすると一緒に近づいてくる胸が。

 頬に当たるこのはの髪の感触が。

 そして、このはから微かに漂う石鹸のような匂いが。

 その全てが駿介をドキドキさせていた。


「危ないから絶対に動いちゃダメだよ」


「お、おう」


 動くどころか、完全に硬直し身じろぎ一つ出来ない駿介。

 

「ふー」


「おおうんふぉ」


「ちょっと、何それ」


 唐突に耳に息を吹きかけられ、思わず変な声が出た駿介。

 そんな反応が面白かったのか、このはが笑う。

 

 この日、それ以上の事は何も起きなかった。

 耳掃除の後にちょっとだけギクシャクしたが、駿介の持ってきたオモチャでご機嫌になるこのは。

 そんなこのはをアホのように持ち上げ、いつものように笑い合う二人。

 二人の関係は少しだけ進み、少しだけ戻ったようだ。


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― 新着の感想 ―
[良い点] メイドいい… 幼馴染がメイドやってくれるのって男心くすぐる最高のシュチュエーションだよね… これにはメイドスキーもニッコリ
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