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転生ですか?面倒なので能力は召喚対応でお願いします。  作者: 飛友翔 
第三章第二部 マグサヤ領へと駆ける風雲
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気負い疲れでへとへとでっす!

本日の投稿分です、宜しくお願い致します。



※コノモブ領までの旅程途中


 ふぅー、取り敢えず小休止用の簡易的に作られている空き地に馬車が止められた。商会の多くが旅程で使われる野営所の様な場所ではない。この街道は領間か近いので小休止程度に困らない為の空き地の設計だ。こまめに馬車を休めないと壊れるから・・馬よりも馬車の耐久値が弱いとかちょっと悲しい。


 そんな馬車に乗っていた、俺の耐久値は底をつく寸前だったがな。何度もサナーを抱き締めて癒し成分を補給したけど、癒しはいやらしいと同じものかも知れない。その最強はフェロモンじゃない?サブリミナル真っ青の嗅覚効果じゃなかろうか?クンクンがバレたらヤバいけど。


 ここで俺達は予定通りの朝食にするのです。うん、集合に朝が早かったのもあるから、朝食はここでと決まっていたのだよ。それで馬車移動で固まった体を解したら、雷鉄の面々はテーブルなどの設置をしてくれる。

馬車にはテーブル用の板が用意されていて、馬車に片掛けし反対側に脚を置く奴だ。そこは俺の予想を超えて発達しておったな。

食事用の物は俺担当で全部、[アイテム①]に忍ばせてあります。後始末が面倒になるので、サンドイッチみたいな形のクラブサンド状だけど。焼きベーコンや焼きステーキと焼き魚・・ちゃんとは野菜に挟んでいるから、栄養問題もさほどない。多分


 ソースは上手く作れたケチャップと辛子・・マヨネーズは作ってません。うん、こっちの卵は原種過ぎてヤバイ・・生で臭いを嗅ぐとメッチャ臭い。

ダチョウもビビるわ、大きくて臭いからその物かもしれん。現世じゃ何回もの品種改良を経てやっとだからな。養鶏場なんかに行ったけど、殻が糞塗れでプンプンに臭かった。

あれを怪しい洗剤で処理して出荷されるのよ。まあ、殻は食べたりしないからいいけど、料理する時は触るんだよねー糞付きを。


 こっちじゃ異世界マヨは絶対に無理だわ、馬糞の飼料も日本感覚だし。ほら、卵を伸ばすオリーブオイルとかがまず無い。日本にも油なしの黄身酢が元からあったけど、今度は自家製だけにサルモネラ菌が発生しちゃう訳ですよ。

こんな時は添加物は便利かもね?どっちも寿命を削ってる気がするけど。俺の手持ちなら行けそうだけど、くささを減らす努力をしている暇は無い。クサよりうさ。


 それにですよ、どでかい巨峰並みの葡萄とかありえない物が格安で手に入るのだよ。果実の高級ソースが作り放題・・そこまては出来ないけど、養成が楽でいい。実が付く自生物が美味しい物なら、領の特産品としてラインナップさせます。フランスには負けません。


「うんうん、美味しい」

そうですかそうですか。コウーテスは女ながらの拳闘士だけど、がっちり筋肉マッチョだから良く食べるよ。食べた分が上質の筋肉に代わるのかな?顔は普通にこじんまりに整ってるのが不思議だけど。波動でぶっ飛ばすとかしてたら、決め台詞がありそうで期待しちゃうな。ハッ!で終って欲しくない。


「もう1つ貰ってもいいですかね」


どうぞどうぞと手で返事をする。男性諸君よ、しっかり食べて大きくなりなさい。盾職のオサウルが少食だったら引くわー。

当たりでポヨーンと飛ばされるイメージになるし、一番背が高いのだからもっとがっしりするべきでしょう?盾だけに縦に伸ばしてるとか笑えないコメントは不要です。

斥候が小太りな状況を言及しちゃうよ、ああメインが剣士職で斥候はいないからついで勤務ですか。大丈夫かこのパーティ?面白設定が多過ぎだぞ。


 えっ?まともに希望した職の者が見つかるとか、そいつらとパーティを組めるのは奇跡的な話しだと・・現実はやっぱり厳しいのだな。

俺のパーティも壊滅状況だった時に、補充メンバーを集ったけど全く応募は無かったからな。俺だけ欲しいとか言ってた所は、領主の子だから何か美味しい事があるかも程度だろう。

俺を美味しく食べて嫁に収まるつもりの奴もいたから。そんな彼女が懐かしいと思ってしまったが、俺が冒険者ギルドにあまり顔を出さないだけだった。はい、すいません。歩く種屋です。


 サンドイッチを一つしか食べないサナーには、作り置きの焼き菓子を与えておこう。放置のままにすると不満顔をされて、俺の精神が頗る削れるから対処に余念は無い。

ああ、コウーテスさんもどうぞ。後出しが面倒だから、菓子に移る人は早めに言ってね。マッド・・マドックスさんも遠慮しなさんな。

空腹で暴走は避けたいので。えっ?下腹部が膨れちゃうって・・貴方は職業病の胃下垂ですね。もう手遅れです。胃下垂はその年に成ったら元に戻りません。

人間は適応能力が凄いので、そのまま生きて行けますよ。不格好でしょうけど。


 食べ終えたからと言っても直ぐに出発は無理なので、飲んべんだらりと休憩を継続します。俺の得意なヌボーって奴だが、移動中だった先程にそれなりの学習はしましたよ。

そう、俺なりに頑張ったのだ。あんな煩いガッガッガッーだがゴッゴッゴッーだかの聞き分けも出来ない音の中で、馬車移動に必要な周りの警戒をいかに熟すか?[空間範囲探知]を色々な方法での習熟だな。

それらの今までが、幅を犠牲にしての50Mだった訳さ。これね、縦の数値も関係しているから、面積で無く体積なやつですよ。


 縦を狭める事で前方までの距離が延びるって事でしょ?2倍や3倍も可能だと思うの。馬車が移動で走っているから全く測れなかったけど。

まあ、何となく伸びた気がする。貴方、身長は昨日はかったばかりだから、急には伸びませんよ・・思春期の成長アルアルを体験したぜ。おっきいわ大物よ!ここで目線は彷徨わせない。


 ちょっとだけ目安な人達が居た、検問所の先に合った農地で農作業をしていたからだ。この辺もまだ領地であるから、隣農作者向けに農産物を作っている。

離れた場所で農産しても、集配がとても大変だからだ。隣農作者地域に集配場を作って、商会がそこから領の中へと運んでいる。

検問所付近の生産者はその集配場へと足を向ける事で、物納で税を納めながら必要な物品も買い求められる。欲しいと思った衣料もだけど、食品などの予約もする事が出来る。

配送で1日仕事となれば、生産は生まずに時間が損失されるからだ。


 勿論の事で生肉を求める人少ない、それの保存が難しいのもあるし少量では手には入らないからだ。さらに干し肉に成って居れは、塩漬けの塩梅がまた良い出汁にもなる。

そこへ甘辛や渋みに苦味と言った野菜が豊富にあるのだよ。保存の問題・・収穫前ならナッシング、現世じゃ朝取りしたら出荷前に丸洗いしたり薬沐しちゃうから日持ちが難しいんだよね。

スーパーでの売れ残りは、お知らせ出来ない処理があるんだよ。知りたかったらバイトに行くしかないからな。食品業界の弁当作りはな・・加工してからカビ取りを、流れコンベアで戦うから自分で買い物が出来なくなったけど。


 あれはあれでどうなの?内部リークして下さいって感じじゃん。二重帳簿で脱税していた薬品会社よりましだけど、二重のタイムカードで露骨な賄賂の口封じ・・速攻で暴露ったわ。職安でも吐きました・・変な所が存在していいわけ無いからな。


 それはそれで今の話しだ、探索に成功しても中程に乗っている俺に、その対処は無理じゃね?対処が出来る方法を模索しました。そこで出来る俺って事で、攻められても受け上手!うん、受け位しか出来ん。

出来る・・<結界>か?俺が行使するなら<結界X3>まで行ける訳さ。最初のお試しはサナーまで包んでの<結界>オン、それでサナーのお尻をコンコンしてみた。


 うん、問題ない。彼女が何も気にしていないから、無事に<結界>の範囲に入ったのだと思った。えっ?いつもさわさわと変な行動をするから、人前だから騒がないでいたのかも知れないって?うーん、ならばと声を出さずにジェスチャーで確認。

煩くて声が聞こえないからだけどね。以心伝心の俺達2人なら、気軽にジェスチャーで意思疎通出来ちゃうのだよ。それよりサナー君、口の開け閉めでジェスチャーするのは違うからね。そうそうハンドサインを決めて無かったわ。


 大声出して確認!他のみんなが驚いたな。結果としては成功だったので、次に馬車までを入れた状態に出来ないか?それの最初は良く解らなかったけど、範囲探知の感覚を流用したら触れてる物くらいなら覆えるみたいだ。

そうなるとだよ、連結されている馬達まではいける筈じゃない?うん、全く確認出来てないけど出来てると納得して置く。そこは気持ちの持ちような訳で、自己満足でよかです。


 そう言えばここで休憩している間に、我が領へ向かっていた商会の者達がこちらに声を掛けて来たのさ。その辺の対応を冒険者に任せると、どっちに転ぶか解らないのでサナーが対応してくれた。

そこは彼女の得意の分野なので問題無いが、奴等の商魂が逞しくて何かを売りたかったのかな?ああして誰彼構わずに声掛けとかするのだろうか?人目で解る貴族馬車ならそれは無いけど俺達はなー・・貴族の子息だけど貴族じゃないし。

一般民衆に紋をチラチラ見せながら、一々その話しをするのも面倒くさい。


 休憩などの時は馬に貴族面させとくか?へたな貴族より気品があるかも?うちの寄生貴族に気品は感じられなかったからな。ただの茶葉にモノ申す輩だよ、もっと価値の高い食品には土下座でもするのだろうか?


「先程の商会は再開した娼館に多様な物品を卸したいと言っていました」

「それって俺達に直接の関係は無いでしょ?ここで声掛けの必要が合ったの?」


「彼等が出入りの商店は、その多くが冒険者がお客様としてみえているらしいです。私達は傍からみれば、冒険者の一団に見えますからそこに商機を感じたらしいです。ここで休憩する者達を待つ間に、幾らかでも商売になるのならと声掛けをされたと。以前には娼館に荷を卸した事があるそうで、その者の名前を出して貰えたなら何かの便宜を図りますと。今度行かれますか?」


「いや、絶対に行かない」


 うん、即答で強く言って置くよ。即答出来ずに間でも空いたなら、我が家で殺戮状態に落ちるからな。俺に自殺願望は無い。ほんとそんな事で話かけないで欲しい。新手のポン引きと変わらなく無いか?「俺ホスト遣ってんだけどーあんたも受けそうじゃん。

一緒に遣らない」隣のテーブルにいた奴が話しかけて来て、その日の費用を奢ってくれたな・・あの時にホストに成って居れば、違った人生を歩いてたのか。あっと言う間に刺されて終わってたかも?そんな体験は身近から良く聞いたもの。


次回の投稿予定は11月20日を目指します。

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