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転生ですか?面倒なので能力は召喚対応でお願いします。  作者: 飛友翔 
第三章第一部 マグサヤ領への用命は王命なのか?
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新婚さんはどちらまで?

本日、3話を投稿します。


現投稿中の53話は加筆修正の全てを終えました。宜しくお願い致します。


※レマイア領中央領公館滞在中


 おおぅっと神様!ここは期限が迫っている案件が中々動きませんけど、聞いている話しでは10日も無いのですが・・あっ!ピローン来た。今日にも告白・・それ告白言わないし!目をウルウルされたら夢に見るから。



・・・・・



 告白事故を避けた訳じゃ無いけど、賓客対応を終えた領公館の厨房にお邪魔しました。俺の予定がツマツマなので必要な事を遣って置く。その殆どが商業ギルドへのレシピ登録なので、使える厨房があるのは在り難い。


 現場にサナーが来ていないが、フーリヤが邪魔役・・手伝いとして参加している。ほぼ、全てを見ているだけなので、彼女の空気の能力は素晴らしい。罰ゲームかな?

こいつ・・彼女にも出来る事をお願いする。持って来た目が大小の2つの笊を使って貰い、米の大きさの選別をして貰う。ギルドに登録する一品なので、ここは手間暇を惜しまず贅にも暇ない。元は底辺食品だけど。


 美味しい本に合ったよね?究極の米選別。米を箸で摘まめないフーリヤは、大雑把に笊で・・きっと何とか成る。神様お願い!大事かは疑問だけど遣らないより遣る方向で。


 選別済すんだ生米はリゾットへ・・米を炊くのはフーリヤの頑張り次第に成るが、釜1つしか使わないから何とかなるだろう。う~ん?ピンピロリン!おおぅ、これは神メールじゃないよ。閃き的に思い出しな奴だから。


 チーズ・・こっちのチーズがカビ臭いあの奴にそっくりで、色々と困っていた訳さ。ならばのカッティーズチーズを思い出した。いやあれですよ、ただの固形の牛乳みたいでこれチーズ?みたいな奴だがあっさりで良くない?


 カロリーが控え目かは微妙だけど、何カビだよって臭いを気にしなくて良い。ダニのチーズなんか鳥肌がたったわ。ドイツ恐るべし。


 何もチーズに拘りたい訳じゃ無いけど、牛乳を使う料理はそれ程知らないのだ。でもでも、乳製品は大事だと思うの。甘味の上に乗っけとけば、我が知り顔でみんなはパクつくからね。あっても嫌がられない食べ物って奴は健康を支えるからな。ちょっと匂うチーズは火を通すのと臭み消しの香草もあるから、菓子全般は塩を足したカッティーズチーズで行くとしよう。


 笊の上に乗せた米がその穴から落ちるだけなのに、そこに苦労が出来るフーリヤは逸材かも?


 俺のフーリヤへの評価は使えないだ。このレマイア領の息子として生まれた俺は、領地運営にはかなり離れた場所に居るが、下世話な出来事にも機敏に対応する事が必要だ。ならばとの日頃に情報を貪る訳だ。だがこのフーリヤが齎す情報は、その大半が浮世の話しだったりす。「そこんとこもう少し詳しく」まるで関心過多な様相を見せる俺だが。面白おかしい事に興味深々な俺だが、フーリヤが与えて来る情報に問題なのさ。だから使えない。情報料?増し増しだよ。


 情報を隈なく引き出すのに必要なのは、相手を油断させ口を軽くする事に限る。そんな俺の努力を無視する様に、領主子息の好感度ランキングが教えられた・・俺の位置が2番目に上がったのだと。1番のキュルス兄様は、現在も未婚であるからと。俺が上がった理由は多妻を重きに置かれたらしい。そこでオヤツを振る舞った。喜び勇んで上げたと思わないでくれ。時期領主を押さえちゃったよ!


 だがフーリヤよ、お前の目が怪しい・・誰かの入れ知恵か?その煽て戦法はオヤツの供給にしか使えない。お前向きかも知れないが。ツンなサナーには、機嫌を損ねない手法で対応しているから、俺の攻略が多様になりつつある。



・・・・・



「セブレス、サナーを絶対に守りなさい」

唐突・・って訳ではないよ。ここにおやつタイムで戻って先程のカッティーズチーズを披露していたら、お父様からメンドセイ侯爵家がこの領に訪れた理由を聞かされた。今頃・・


 俺は神様経由でそれ也の事を知っていたから気構えはあったけど、演技がヘタ過ぎてそこでのアタフタ感が不味かったのだろう。2人の兄達はすまなそうに謝られるし、お母様のちょっとしたテンパリ具合が珍しい。


 俺の隣で私が必ず守ります・・的な目でサナーが真剣に見ているから何事かと思ったら、この要件に同行する事を両親に懇願したらしい。


 新婚旅行だ、わーいってそんなお気楽な事は言えない。世間は危険に満ちているのだよ。今回の件ではツノが留守番になるから、その介助要員に<エスセス>も残すしな。

その辺の融通が神の支援で成されているから問題ないのと、さすがのツノも神相手に我が儘が出来なかったらしい。


 いいや我が儘娘には育ってませんよ!俺がもうちょっと甘えて欲しいだけだが。あれ?俺が悪いんじゃ・・気にしない。俺はツノをティム宣言しているから、立場はそれなのさ。


 告白のこの字も無かったが、お母様の叫びで食べていたおやつが後鼻孔から逆流して飛び出しそうだった。そんな症状は年老いてからにしてくれ・・最近は気管が・・。ここからが報告タイムらしく、諸々の準備も終わったとの事だった。


 そこはまあ、ほぼ聞き流しで覚えて置けばよいだろう。仔細は文書で渡されるから後でも確認可能だし、この通達を断れたりもしないからな。





 そこそこの謎はあるけど概ね問題なし、その謎も護衛に就く冒険者パーティの路銀が実費なのだと。俺が帰り次第に必要な報告を書き、前渡しされた路銀から清算をする事に成る。俺とサナーの路銀は別払いで金貨5枚と破格な上に、おつりの返却は不要との事。


 これの報酬は半金が前払いで金貨5枚となり、旅から帰還の後に支払われる。この流れは達成報酬という訳でなく、何かの不慮で帰還出来なかった時には家族に渡されるのだ。ちょっと怖い。


 護衛の路銀か金貨2枚と通常に掛かる費用の10倍が設定されているが、俺達の路銀が異常に高額なのは何故?と疑問が沸く。そこに護衛費用も領公館が支払うので、中々に美味しい依頼である。


 護衛に就く冒険者パーティも決まっていて、安心お任せのBランクパーティが就いてくれる。その辺の手配にちょっと時間が・・安心と信頼の兼ね合いが時間の浪費になったらしいが、そこは譲らなかったお母様らしい所だ。


 それと移動の足に成る馬車はチャーターされた物なので、お尻の痛みは少しで済むかも?乗合じゃないので気兼ねはしないで済む。となればなんだけど、サナーの旅装を見繕わなければ成らない。さすがに使用人定番の装いでは、防御力が半端なく低いからな。


 俺の大事な奥さんにドギマギするのは、俺だけでいい・・濃いスモーク付きのヘルメットは無いだろうか?ん?メイサリス?俺よりやばい<エスセス>が護衛に就くから全く問題ない。何も知らずに屋敷に突入する事に成れば、庭には大量のミイラが生産されるだろう。


<エスセス>は俺と違って、生物の生死に忌避感はないからな。それを見ただけで死に至らしめるリッチやワイト?結果は似ているけど、見えないまま遠距離で殺されるからもっとヤバイ。後でいい子いい子して媚びておこう。


 膨大な魔力持ちの敵・・無限持ちで無ければ<エスセス>の方が強いのか?吸い取った魔力を放出しながらが吸い取り続ける・・恐ろしい。一定以上に減らない俺は痛くも痒くもないが、背中を掻いて欲しい時もある。


 その辺より今はあれだ、明日には商業ギルドにレシピ登録へ行くつもりなので、ここでもう少し準備を進めておこう。キュルス兄様が持っていたチガトカ屋の情報も貰えた訳だが、その情報収集に同伴したのは絶対にネスラ女騎士隊長だと思う。


 2人の噂が広まらない場所で、食事が不味い不人気な飯屋・・この飯屋終わってないか?勝手に隠れ家扱いになってるじゃん。こっちじゃ雰囲気が良くて静かな店とか探す奴は殆どいないよ、ちょっとした時間差で殆どの店が静かな場所に成るからな。


 みんなは隠れ屋回避に必至になって客を呼ぶ訳だから、チガトカ屋にはそのまま廃業に向かって欲しい。だいたい多少の欠点を克服出来ない奴には、その先で大成が出来るはずもないし他に頼る次点でアウトじゃないか?


・・サナーが用事を済ませて来なさいみたいな目でこっちを見るから、もう一度厨房へ向かうとするか・・いやいや、早く行かないと今夜のここの夕食まで手伝わされるわ。


「セブレス、お願いしますね」


 おう!なんか確定しちゃった。お母様は俺の心が読めるみたいだが、特別なレシピは持ってないからあんまり期待しないで欲しい。それに今までのレシピは厨房に渡してあるので、そっちはさらに進化が起きている筈だ。


 そういう所はプロには勝てないのだよ、彼等は日夜切磋琢磨を欠かさないからな。俺の料理は最初だけ・・蒸釜を渡して無かったわ。それで何品かの追加料理を出そう。そこも余分に作って我が家に持ち帰えれば・・みんなのお腹に消えるだけだが。


 増えたら余るこの連鎖が、何故通用しないのだろうか?みんなのお腹が増量しない?からかもしれない。確認行動は死を招くから止めておこう。


 完成している蒸釜と使い方を渡すのだから、製作用に必要な釜を2つ貰って帰る・・いいよね?もう少し使い易く作るけどバレたりしない筈だ。たまに遊びに・・仕事に来るフーリヤはまず気ずくまい。ふえぇぇぇとか言うかもしれないが、そっちはお得感があるから言って欲しい。


 そう言えば<エスセス>の話しだと、俺も魔力吸引が使えるとかなんとか・・確認要だな。その辺が習得出来れば何かの時には絶対に役に立つ。凄い必殺技・・必殺技来い!・・来ないから米を研ごう。竹の子があればこの研ぎ汁で茹でるのに。


 ヌカが無くてもそれなりに何とかなるが、竹の子が無ければどうにもならん。孟宗竹はなあ・・材料を喰うな!とか怒られるよね。そこまでして食べたい物じゃないしな。ちょっとした季節の風物詩だったと思う。


 食べる物が貧困な時の救難か救済食ではないだろうか?その辺の見極めも必要だな。戦後にイモ嫌いも多発したと聞いてるし、うちのお祖母ちゃんはイモと雑炊が嫌いだったからな・・嫌という程食べさせられたとか。


 あと忘れていた訳じゃない・・無いったらない!芋栗キントンも作らなきゃ。登録しとくって言ったやんっと今頃思っているかも知れないし、次回に顔合わせが出来るようにしておかないと。

まだ大丈夫、奴は帰郷の途中だからな。海鮮商の何とかさんごめんなさい。


 別に目新しい事が面白くてとかじゃないからね!エアツンデレしてないで米を炊くか。研いでから置き時間は[アイテム①]の中だと駄目なんだよね・・空間魔法のレヘルアップ来い!それも来ないから水の分量はこのくらいで・・。


 今回のギルドにレシピ登録の予定は牡蠣が1品牡蠣とムール貝1品ムール貝1品が追加なのと、米に乗せる丼として3品にカレー味が2品。キントンに板ガラス・・こんな物かな?蒸し料理は2品と派生ありだな。


 ここは米の丼の上物は何でもありだから、派生品目は拘らい事にしよう。飢饉が凌げるならご勝手にどうぞだな。ちゃんと食べれる食べ物だと教えないと、それに目を向けないのはおかしいよね?生き足掻かないとか、死にたがりが多いのだろうか?泥を啜っても生きて欲しいと思うけど。


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