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転生ですか?面倒なので能力は召喚対応でお願いします。  作者: 飛友翔 
第三章第一部 マグサヤ領への用命は王命なのか?
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別れの隣に始まりが寄り添っている

始まります!いつも毎日が始まってますから当然ですね。宜しくお願い致します。ここから第三章第一部がスタートします。


※2021年9月28日 加筆修正致しました。宜しくお願い致します。






 さよならバイビー!去っていく・・疲労感だけは長いというか重かったが、メンドセイ侯爵御一行の出立つを終えたよ。


 色々・・昨晩に有った事でも怒涛の如くと言いたい。適当というか程良い前日の仕込みを済ませ部屋に戻ると、不満顔のメイサリスに背後から顔をムニムニされた。

不満・・それはたまに解消しないと、ストレス過多から危険な状態になる。特に今はお腹に気をつけて、色々と押さえている訳だから。


 そこは俺のテクニックが俺にストレスを溜めるけど、理解のあるサナーがいるので問題ない。朝が早いだけが・・これからの戦場仲間の従業員達は、昨夜は我が家に泊まり込みで寝酒付きでばっちり早寝を決めさせた。


 そして御一行の昼食に成る仕出し弁当をガン作りしながら、ついでの朝食代わりもお腹へ入れさせている。そのまま特にトラブルも無く仕出しが出来、俺が纏めて配送と納品も済ませた。

俺は領主の息子だけど貴族位は持たないので、最後は適当に遠目からお見送り・・何かの時用に、メンドセイ侯爵家紋付きのメダルを受けてしまった。危険なフラグの匂いがビンビンだな。


 聞いて無いけど言って置くが、何かの目に合うのは俺でなくそっちではないのか?そこで早速こっちの領に来た訳だから。貰う時のそんな目で返しておいた。視線だけだぞ。



・・少しは休みが欲しいと・・適当な事を理由に引き留めを振り解いて我が家に帰って来た。だが俺の居ない間に来客の知らせが合ったらしい。(午後の適当な時間に来ます、不都合があるのでしたらこちらにご一報を)


 その者は魔道具職人の関係者らしく、メンドセイ侯爵家の買い物の時の後腐れだと予想する。そんなモノは早めに対処するに限るから、勝手に訪ねて来るのをぼーっと待つことにした。


 暇・・魔道具職人ねえ・・解らない事が多いな、そんな時は教えて神様!俺の色っぽいウインクは誰も見てないよね?と警戒しつつメールを飛ばす。


≪魔法陣の何が知りたい≫


 返信が直接会話に成ってますが気にしたら負けです。


(はい、魔法陣に使う魔法塗料とかって合ったと思い出しまして。それはどんな物かと)


≪魔法塗料や魔法液とかはある。その辺は魔法陣に塗り込むタイプだ。その都度魔力を流さないで済む使い方だ。ただ、この世界では殆どが自前の魔力頼りだからまず見かけない。お前は冷蔵庫を考えていたな。腰の高さ程の箱にしても、平屋1軒ほどの大きさの魔力保管庫を合わせて、2日ほど持てばよく出来た作りだ≫


(そ、そんなに・・手間が良いのは解りました)


≪人の構造が魔力タンクに成っていて、それでかなり圧縮出来る。その辺はこの世界の仕様になっている≫


(あー仕様なんですね)


≪子細な仕様は嫌われたからな。単純にその要量に対して圧縮して入れる。次に追加する方式が積層だ。魔道具には当然の限界設定、塗料に別途の魔法陣の転写とかおかしな話しを無理に通しはしない。覚えていない物を解ったりもしない≫


 仕様か・・解り易く説明を貰ったのでお礼の言葉を述べていたら、多種の追加料理の褒美との事で気軽に疑問に応じてくれるとの事。変幻自在のおっぱいより在りがたい。

因みにメイサリスのおっぱいは凄い張りがある・・肉体を鍛えた冒険者特有だと自慢顔だった。サナーの事は他言しない・・俺の訝しい目に何かを刺しそうだから。



・・・・・



 特に期待していなかった来客は、そこそこ半端な魔道具師・・デタラと名乗った。こいつが言うのには、俺が魔道具を制作出来ると勘違いして、こんな魔道具を作れないか?何とかして作って欲しいとの事だった。

だから半端な奴だと思う、俺は間道具など作っていない。


「・・出来ていると聞き及んでいるのですか・・」


 そもそも魔道具を作ると言う事は、どんな物に・・最初に母体の構想から物体の形にして、考えていた魔法陣を組む事に成る。

そうなれば、何もかもが新器から製作する事に成る訳だ。


 釜や鍋だって出来合いを加工しているのに、ハードルが高いとか言えるレベルの話しじゃない。見た事の無い遠方に向かって、山は雪だんべ・・その雪山も見た事無いけど。


 地下室の氷くらいだよ、雪に近い何かかと思うのは。固まらないアイスクリームは超黒歴史だし。砂糖が悪なんだ、粒とは言えない大きさだもの。

「・・他の者から聞いた話しでも出来ていると・・」


 こいつ・・言うに事かいて風属性を使った飛行魔法とか・・道交法違反じゃねえか。個人情報にも引っ掛かるぞ。

覗きの犯罪人として訴えられたら、否定する理由が考えられない。民衆のぽっちゃり服なんて、上から覗けばそれで小豆まる見えだ。


 この世界にブラなんて下着は無いから、俺の身長が平均程度でエロ魔人に成らなかったよ。何かのアピールに使う者も多々いるから、見得なんて全く思わない。その辺の発達が起きないのは、きっと勇者がエロ得くを極めたのだろう。結構な頻度で起こるラッキースケベだけでなく、揺れまくりな周り事情に男を発揮してるとか?


「・・予兆も出来ているものと間違いないモノと・・」


 出来てる出来てるって浮気相手に子が出来たみたいに・・まるで認知を求めに来ている美人局っぽい。生活が大変なこっちの世界じゃ、出生率はかなり低いのだぞ。


 おととい来やがれとは良く言うが、それって絶対にこれないからか。こいつを丁寧に追い出しながら、良い物が入荷した情報の元へと向かう。おととい野郎の話しだと、壊れた魔道具が転売対象に成ったらしい。


 その壊れた内容が魔石の魔力消失で、新たな魔石の購入に目処が立たないので手離すのだと。それ以外の損傷は無いとの事だから、まともの高級な魔道具がちょっと見て見たい・・好奇心だけだが。


 それに知ってる魔道具屋だから冷たくされる心配は無い、そこで不安を煽るのは止めて欲しい。「冷やかしはお断りが多いのよ」経験からの高説を宣うメイサリスだった。次回のストレス解消の時には、念には念を・・。


 取り敢えずの俺は、ぎゃふんと言いつつ魔道具屋に入った。サナーはそれにちょっと驚いていたが、大事な前振りを欠かしたりはしない。



・・・・・



「こちらが例の魔道具でございます。」

そんな大層な言い回しで出された魔道具、魔道具屋のじじい・・カナモの弁ではかなりの物であるらしい。


 その前にお前は金物屋になれよ、もしくはマドウとかに改名しなさい。このゲームの責任者はAIに丸投げか?疲労過多からの反抗期も視野に入れよう。


 見た目はただの無骨な杖に、大き目の魔石が爪の四点止めで出来ていた。勿論魔法が発動しないので、じじいが言う風属性の中級魔法は全く解らずじまいだ。

魔石も白色に近く成って濁っている、それだから魔力は残っていないのだろう。


 そんな魔道具の損壊状況は俺の予想とは違っていて、持つ主の使い方が悪くて壊れたらしい。そこはじじいの言でしかないが、嵌めて有る魔石の魔力を放出して使うのが間違っているのだと。


 作用させる時に魔力を込めて使うのだから、魔石の魔力を使い減らすのは持ち主としての資格も欠けているのだと。

あー確かに俺の持っている魔道具は、魔力を入れないと作動しなかったか。それって上手く使えるのなら永久機関な状態になるか。


 壊した持ち主は永・・C級的な人物。勝手に認定しちゃったけど、金で買ったけどまともに使えなかった低レベルな奴って意味さ。


 それはそうと魔石を変えれは使える魔道具らしいが、その修理代まで合わせた金額が金貨80枚近くだ。風属性のスクロールは金貨まで出さなくても買えるので、これへの興味はこの時点で失せてしまった。

 だがスクロールをこの後に買うよとかは言いにくくなった、魔道具屋の利益が桁違いな話しだからな。ならばと適当に濁す事にする、修理に必要な魔石を持ち込めばかなり安くなるからと。


 ここは一旦出直しとばかりに、冒険者ギルドへ情報収集に向かった。その辺はまるっきり嘘をついた訳では無い、目的のギルドに魔力切れの廃棄行きの魔石があるからだ。

俺の頼りになる<エスセス>の話しによれば、俺の身体の中に空に成った魔石を入れて置けば魔力の注入をしますよと。ポッポンっとそこはお手軽に出来たりはしないが、魔石が出来上がる原理は同じらしい。


 俺は夜の魔獣だけでは無かったらしい、いつも敗北しているけど。


 それはそれで今は多忙な移動中、迷走を引っ掛けて・・走ってはいないが。言って置くが街中を走るのはこっちは禁忌扱いだ。気がるに走ってはいけない。

アスリート的鍛錬なんて馬鹿な事をほざくなと・・


 街中を走る⇒盗賊か強盗?⇒スリかも?⇒被害者を助けるとお金が?取り敢えず潰せらしい。


 そんな必然が直ぐに生まれる、逃走中の後方に被害者を探しながら逃走者を死なない程度に止める。体力作りにお気軽に走ったら、取り敢えず牢屋に繋がれて尋問が待っている。

そこは廊下を走るなで無く街中を走るなだ。廊下なんか無いし城の中は通路と呼ばれているからな。和風建築?そんなの望む人は焼け死んでくれ。薪の中に安心して住める訳ないだろ?山の中でも土壁工法を使うからな。


 棺桶だって石棺だし・・因みに死体を焼く時は穴の中が薪を積んだ上で・・豚の丸焼きと大差無い。走りが死ぬ状況の説明になったが今は隣のサナーだ、ここはしっかりと慌てず騒がず2人の散歩を楽しむ。


 何も違ってないよ、たわいも無い些細な移動中でも楽しむ事は大事だからな。その辺は俺の信念でしかないが。荷馬車が脇を通り抜ける時に突き飛ばされるとか、あっちのボケも起きない。


「・・旦那様、急ぎの用事と仰いましたよね?私の服を選びに入るのは今は止めておきましょう」


 あれー?綺麗な服を見たらパァっと笑顔満開が・・こいつはやはり団子派か?団子見た事ないけど。ダンゴ蛇は食べ物じゃ無いから食べちゃダメだよ。


 2人が手を取り合ってのオクラホマミキサーはサナーの判断で回避された。俺のストリートダンサーの夢は終わった訳だ。クラシカルなダンスはとっくに忘れたから、ダンスパーティには出ません。家の使用人達はみんな踊れると思う。そこら辺は教育に入っているだろう。


 教える教師役がお仕事の範疇に成っている、昔はサナーに踊らされた。殺気を掻い潜りながら・・。


次回の投稿予定日は、9月21日を目指します。

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