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転生ですか?面倒なので能力は召喚対応でお願いします。  作者: 飛友翔 
第一章第二部 調子に乗って手を出す
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日々は送っても極まる事情

ランダム投稿です。宜しくお願いします。


※2022年6月21日 加筆修正致しました。宜しくお願い致します。


※レマイア領中央領公館 緊急対策的な米炊き・・


 おいっす!あれから毎日飯炊きしてます・・まだ2日目ですが何か?フハハハハ、やっぱ米だよ。ちゃんと出汁をしっかり効かせればどんなオカズにも良く合う・・うえ~ん、何となくは思ってたけどやっぱり脇役だったよね。混ぜご飯なら・・具に拘らなきゃ話しにすらならん。グリンピーの豆ご飯とかどうかと思うもの。


チッ、もうそれでいいや。話しはちゃうけど、エロいオカズでエッチな事とかって言う奴はだよ、あんた米みたいな奴だなって言ってやりたいよね?オカズな奴を見ずにオカズに成れや!


「坊ちゃま、煤けてないで戻って来て下さい」


いじけてる奴は居ても、煤けてる奴はそんなに居ないぞ。ちょっと慰撫されて目が染みるけど・・何を遣っているんだか俺は。薪とか炭とかで炊くのを工夫してもだよ、そんなに変わったりしないよ。


炊飯器とかでもあれば・・毎回に同じ様には炊けるかもだけど。あと・・サナーはほんとに解っちゃいない。俺は煙に巻かれてそれどころじゃないっつうの!気分は家事現場に巻き込まれたあっちの話だ。そこから始まるアダムストーリー!救援部隊なし、被害者もなし。俺が放火魔扱いされるやつ。お庭でキャンプはダメです。


「・・酷い目にあった・・」


ほんとマジに、だよ。ここで俺が炊けちゃうかと思ったよ。そんでもってだが、外で釜みたいな道具で美味しそうに炊けたご飯なんだが・・オカズのインパクトからすれば目くそ鼻くその類だ。つまりはそれ程変わらない。最強のオカズであろう丼物にしてしまえば、ご飯もオカズ色に染まるからな。


そうさ!俺は丼ぶり使いになる!・・クルクルクルと回して・・サナーの目が白茶けて見て来るから真面目にするさ。この方程式は完成と思って良いな、美味しいご飯を炊き上げその上に多種のかけ物を。ただあるある最強の揚げ物はこの世界じゃうまく使えない。


そこはご存知の通りで、普及された獣油で揚げるのは重い食べ応えになるんだよ。揚げる肉も火が通り難いから黒焦げに成り易く、それを食べた後は胃の負担が凄いからかなり厳しい。


ならばと植物油で揚げれば、あっと言う間に超高温になっちゃってあわや火災現場な様相に。先に紹介したパン粉の焦げ衣を上からかけた熱油料理は結構な良い感じなのでそっちを伸ばそう。


ムニエルやらソテーやらと焼きや焦げも利用しつつ、それに色々を絡めた丼物で誤魔化す・・美味しく料理してあげるから。えっ?火加減で何とか出来ないのかって?水を沸かしてるのなら追水やら火から離すとかでそれ程難しくないが、そこへ油の追加は大惨事になるからな。


その可能性のある火事場で鍋を持ち上げて、何とかする蛮勇な者がいるのならそいつは引く手数多だよ。消防署の方から来ました詐欺だって商売上がったりだ。それハンマーじゃ無いからね。


鍋の底敷を幾つか使って火加減の調整をするだけでも結構大変だからさ、料理する物によってどれを使うかなんて覚えるのは無理でしょ?その下にくべた燃料の高さがまずは基本だもの。


それよりもだよ、慰撫されてたら思い出したけど、燻製するって良くない?スモークチーズとかにしたら美味しさアップだよ。どんな燃料がかぐわしいのか調べる所から始まるけど。干し肉の燻製なら冒険者のロマンに・・飯屋が近くにあるからそっちがいいの?野外のバーベキューならそこそこの情緒があるじゃん。臭いを嗅ぎつけた魔物が集団で襲って来る・・火は消してから逃げて下さいよ。消化用の水も沢山持ち込んで貰いたいです。それよりいざ、実食!


「セブレスが燃えカスの様子で焦げた臭いがしてます」


「はい、大丈夫ですよお母様。そこは生活魔法の{洗浄}を施しましたから」


ええ、ええ。焦げ臭いのが消えていないのは、どこか隠れた場所に臭いが入り込んでいるらしい。やだなぁ、ちょっとしたお焦げが有る位が美味しいんじゃない。俺はご飯じゃないけど。お焦げの心配は臭いじゃ無くて怪我ですか?全然気にしてませんでしたよ。燻製な俺に成ってただけですし。


いや燻製を張り切って作ってたりしないよ、取り立て焼き立てが好まれる贅沢なのに燻製の需要は見込めないもの。燻製にする程食べ物が余ったりしないし。


そこで要約の今回のプレゼンは米を使った丼物の数品と、細コロ肉を増し増しにしたチャーハン。さっき倉庫で干からびてた大豆を見つけたので、それも炒ってから粉っこなにした。<糖餡入りパン>派生のキナ粉餡にするのだ、<米粉パン>を焼いたら甜菜糖とキナ粉でコラボさせる。そこで目指すは揚げパンにキナ粉が塗された感じ?まさに菓子パンだ。ヤマ○○さんやフジ○○さんの得意な菓子パン!具は美味しいけどパン屋です。そんな感じに同じく具が・・普通な感じの<糖餡入りパン>さ。お腹を満たすのが目的だから、そこはしっかり沿っている。


「・・この米料理で引き起る飢饉を転化させるんだね」


「はい。アトレア兄様。先ずは飼料の扱いから脱却を図り、現状に続いている連作障害を止めます。米は糧として備蓄、大豆油のカスやトウモロコシにその葉や茎を飼料へと転化する。数年の我慢である程度が食料品の普及に繋がります。その後にも米のレシピが残りますから、今までの食料としての格差は減るでしょう。今までの歴史でも語られていました、飢饉からの飢餓をこのまま受ける訳にはいきません。これには農民の知識改革は急務ではありますが、農業の熟達者が出来るの待っていたらそこが滅んでいるかも知れません」


米を主食へと転化させるのは難しいだろう、調理する手間も多いにかかる上、出来上がった物が単品で済ませられる程の濃い味を持っていないからだ。簡単に言い表すのなら飽きには遠いが主張が薄いと。


「最早そんな愚者に委ねられる時期では無くなったか」


「はい。まだ間に合うのであれば被害を最小限に食い止めるのが、治世を背負っている者達の勤めかと思います。それが他領へと赴いてでも必要な事を精査しているのでしたら、その限られた選択肢の一つに掲げても良いではないでしょうか?」


「解った、加減なく精度を高めよ」


「はい。了解しました」


良い返事でしょ?ほぼ俺一人の頑張りみたいだけど。それでもさー、こっちからはそれらしい提案しか出来ないのよね。それの一番肝心な役割の当事者は向こうな訳で、本当の口出しだけなのよ。まさに!言うのは簡単だよね~そんな感じに取られるし。


ただそれも良いのだが、俺が言うのはちょっとおかしくない?又聞きになるのも不味いから誰かに言わせるのは・・そこを理解している人か、その発想を持っている人なら良いのだけど。


「昨夜の警邏人員を確認した知り合いから聞いたのですが、重要地点を層の厚い配置に変更したのですか?」


この事は騎士隊の指揮かその上の采配に寄るが、ここに居る兄2人のどちらかが知っている筈だから、どちらからの返事であっても構わない。えっ?聞いてないよなんて返事でなければ。


「それには違いないけど予定に合った事だよ。海鮮商会が訪れる日が確定してそれの先触れも到着したんだ。その聞かされた日程に合わせてこちらも予定を繰り上げる為に、そのシフトに切り替えたんだよ。」


なるほど。予定通りの海鮮市の日取りが決まったのか。そちらの采配は小領主であるキュルス兄様の担当なのだろう。こっちも其れ也の思惑から露骨に体制の変更の行動を開始した。それでもあちらは意に介していないが。


しかし商会の先触れねぇ・・以前に何処かの貴族と何処かの商会が、その先触れが無かったからといちゃもん沙汰になって多いに揉めたらしい。それの話しが一気に広まってから、何処の商会でもきっちりと先触れを出して来ている。


だが考えてみてほしい、多くの物資を積んだ商隊が何時頃にこちらへ来るのが解るのだよ。それならと悪代官が悪さを考えるのは、俺の妄想あるあるでも難易度の低いイベントに出来るのではと。イベントプランナーな俺はやっとの出番か・・襲わないけど。


「ここ数日の天候にも恵まれたからと良い報告も添えられていた。その辺で値が抑えられるとこっちで皮算用しのだけど、商人相手だからねえ・・手間へ割り振ったとか逃げ向上で誤魔化してくるだろうね」


ですです。良く解ってるねアトレア兄様。こちらに解らせない様に誤魔化すのは、商人の矜持なのだから間違いなくそこは振ってくる。ハードルは上げといた方が後で下げ易いもの。



≪失礼します。<エスセス>です≫


ええここで、これは筋書き通りであるよ。そのタイミングは部屋の外にある通路に人気が無い、<エスセス>がこの場に現れる所を見られなければ良い。


これだけが最大に守って欲しい条件だったのだ。そしてここからは俺の仕事である、彼女はどんな人物であるとかこの場に何しに来たのか。その辺を誰もが納得出来る程度に、大半の嘘で固めながら優先される報告をさせる。


「・・事を起こすのが明後日の夜半になったと」


その報告が誰が立てた予定なのかも知りたく無かったが、それの変更も勝手にすればと言いたい。だが、そうは問屋が卸さないがこの世界に問屋業は無さそうだ。


いや~今一度聞いても逃避もしたくなるよね?その変更は海鮮市に就労の為に集められる冒険者が、市の開催前日から集う事に成ったからだ。


そしてその事が冒険者ギルドで発表されたらだよ。それを知った冒険者・・まともに依頼も熟さずに、今回の似非野盗の世話に成っていたクズな冒険者がチクった模様。


その犯罪に手を染めようとする輩は、防衛網が揃うのは非常に不味い状況じゃないかと危惧した訳だ。その海鮮市の取り纏めの上に位置する、領公館のお偉いさんを抑えた後ならどうとでも動けるからだ。


だが賢くはない、それなら止めた方が何を置いても無難なのだから。事を起こして無傷なままに手に出来る筈も無いし、それが何の保証もされてはいない。その辺の損失は、目障りな身内の幹部達に補てんさせる気なのだろう。


「・・彼女が後続の襲撃者を相手取ると言うのか」


≪はい。お任せ下さい。その者達の根城や人員も把握しております。当日での索敵も問題なく全ての者を殲滅しましょう≫


はいはい、やばいよやばいよ。この殲滅案は誰なら出来るか?そこから来ているんだけどね。しかも必要に駆られての話しだから、間違いの無い者を選定しないといけない。まああれですよ、しがらみにグルグルなのは解ってほしい。


ここで奴等の一部に恩情を与える事があったなら、遠くない未来で禄でもない不幸が起こるらしい。どいつが下らない逆恨みを抱くのか解らないが、そんなピコーンの知らせが届いたのだよ。そこには躊躇せずに殲滅を選択せよと。


その様な対処に裏腹な状況も起こって、無抵抗に成った者には酌量を施す事を望む者もいた。だが知っていて欲しい事は、そのせいで災いを被る者が知人か身内かもと。


それがけして消す事の出来ない心の傷にでもなれば、誰かそれで後悔を背負って生きていくのか。

だから例え小さくない論議で多いに踊る事に成っても、俺の主張は絶対に譲ったりしないのだ。


全てが全て赤の他人であったなら、こんな妥協案もだされたりしないが、10を超えた年数をこの領で暮らした者達だ、奴等の素性から多くの交友を築かなくても其れ也には有ったらしい。根無し草に収まらない存在か。


俺の知ってる限りでは、喧嘩仲間の関係も似た何かに成るのか?生き足掻くが凄いこの世界にそんな情緒は忘れて欲しい。背を向けた自分を後悔する事になるからな。


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