表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生ですか?面倒なので能力は召喚対応でお願いします。  作者: 飛友翔 
第一章第二部 調子に乗って手を出す
28/166

色々・・謀反とか飢饉とか

本日もランダム投稿。宜しくお願いします。


※2022年6月21日 加筆修正致しました。宜しくお願い致します。


※レマイア領中央領公館 滞在中 


 今朝方の早々に領公館へと赴き領主兼お父様ケンケンに謁見をしたのだが、その内容も事がことだけに伏せたままには出来なかった。


そこで各部署の筆頭には、時間の都合を付けさせ問題の対応会議へと成った。あれだよ、ここでは俺への問答無用の呼び出しや、溜まったあれこれの追及はしないからね。空気読める子だし!言わずな我慢は大事だよ。あと聞くな。


「レマイア伯爵。その情報の確証は取れているのでしょうか?」


うわーきっちり伯爵とか呼ぶとか、このレマイア領の嫡子としての教育が身についとるな。俺なんて呼び難いからなるべく呼びかけないから。アアンお父様!あざとく生きよう。


それに・・確証か・・その説明は俺がしないといけないだろう。だってねえ、俺の配下的な僕的な大事な身内からの情報だし、彼女の正体を明さないで伝えるのは大変なのですよ。


それにただの不満の蓄積が何時か発散されるなど予想の外であり、その者達への不満の解消に誰かが付き合うなどは他の者達が納得しないだろう。そんな際限無き不満への予防など、誰も出来ないと思う。


こちら側で出来る事はそれ程多くない、目下に迫った海鮮市の防犯や警邏の補強程度だ。そんな催しなど俺の頭から抜け落ちていたが、副領主業を日々熟していたアトレア兄はこちらに重仕だったから余計に負担を感じたのか。


そんな目の付け所の違いはそれぞれの立場に反映される、アトレア兄から指揮を受けてキュルス兄が騎士隊への采配を管理している。立場的に次男が小領主の役を担ってはいるが、現場の騎士隊を実際に動かしているのは副騎士隊長なのだよ。


だが言わせて貰うとだ、自分の仕事ばかりを労うのはどうかと思うよ。ここに付き合わされてる俺なんて、立場も無いし報酬の話しも聞かせて貰ってないからな。


だがまあ称賛出来る話しも少しはあった、歓楽地域の防犯警備がそこそこ厚くなっていたからだ。数日先に海鮮市が開かれるという事で、概ねは前よりも増し増しに追加した警備であるらしい。


それが抑止力と成らなかったのは残念だが、それで不満を募らせているなら目を覚ませる為にぶっ飛ばしたい。俺って意外と好戦的かも?手が先に出るタイプじゃ無いと思っていたが。


いやーそうね、そうだよね。ほんと良く解るよ。みんなはこの行き成りで寝耳に水だわ。そりゃ会議場は踊るわな。俺は蚊屋の外だから他人事だけど。


ここで突発なドンパチとかなら関係も築けるけど、夜中の防犯なんて警邏の仕事で従卒者が担当なんだもん。無職でプーさんな俺は冒険者ギルドからの依頼か要請があれば、参加も在り得る程度だからな。





・・・・・





「・・坊ちゃま、行き成り生米を炒めるのはどうかと思いますが?」


それがリゾットだよ!フハハハ・・俺って会議の場にいても用が足せないので、その他の者に任せて台所へ遣って来ました。


それが当然ではないでしょうか?部外者があれ遣れこれ遣れじゃ、言われた人がムカつくでしょ?それなら自分達で遣れる遣り方を協議すれば、そこそこには自己満足な気分が得られそうだし?それ位で納得して下さい。


いざ何やらが始まったら応援にはしっかり駆り出される訳だから、それまでは余計なストレスを溜めたくないのも本心ですけど。


それに流石のお父様!かなりの適当をぶっ()いてはちゃめゃ誘導に持って行った。良いのだろうか?議題の情報源がとっても怪しい、事件に成らなかったらそれでもよしって凄くない?仕事が振られて大変な人もいるんだけど。脱出!逃げんなって目で見られた。


「これはリゾットという料理なんだよ。先には賓客の接待があると聞いてね、そこでこの調理法を精査して貰うのさ。生米は飼料用に成っていて何処でも用意が出来るから、小麦の収穫が落ちて飢饉に怯えている領には代替え食料として提示出来そうでしょ?まして生のまま調理が出来るのなら、パンを焼く手間よりも廉価な調理じゃないかな。手間暇を掛けた米料理はそこまで美味しく出来るのかは微妙だけどね。」


「・・やはり、飼料ではその程度に収まるのですね」


「う~ん、そうでもあるけどそうじゃないかな。米だけでは主役は張れないけど、合わせる脇役しだいで途轍もない役に抜擢される事は幾度もあったからね。まだまだ日にちがあるから、色々な試供の料理を食べさせてあげるよ。その為には必要な調理器具の調達からになるけど」


「宜しくお願い致します」


まあ難しいか、何このおじや・・みたいに成らない様にアルデンテが必須だとか。でもね代替え料理とするのなら、お腹に入れられれば問題にならないのだよ。それの条件が簡単に作れる事で、それが丁寧にご飯を焚いてとか問題外だからね。


生米を炒めてそこに熱々のブイヨンを少しずつ入れて炊けば、ほーらそこそこのリゾットの完成だ。焦げないように掻き回しながらは必要だけど、このリゾットの味は作って置いたブイヨンしだいだし。煮込みトマトで美味しいブイヨンを作れば・・


 「・・でも宜しかったのですか?会議室から出てこられて」


「よかですよ。あの場にいた者達には、多かれ少なかれ自分達の仕事に関わる事案だからね。それなら自分達が優先的に関わりたい訳。そんな所へ俺みたいな部外者が、要らない事を口にしたら余計にストレスを与える事になるでしょ?もし必要に成る様ならそれこそ応援者として角の立たない程度に手助けするつもりだから」


今は何も出来そうにないしねー、そんな感じに答えて置く。そこそこの動きが起きないと始まらないのだから致し方ない。それよりいつでもどこでものサナーさん、俺の脇の下に挟まらないでね。料理がし難いから。


「・・それより・・生米を先に炒めたのは薄味も理由の一つかな。肉でも野菜でもしっかりとした素材なら最初から煮詰めれるけど、丁寧に煮詰めてもすぐに粒が壊れるからね。米の粒の形を出来るだけ維持するのに先に炒めたんだ。その時にしっかりと味も付けて置けば、煮詰めた時に味が染み込まなくてもバランスが保てるから。肉などは味が逃げなくて良いからそこは困らないけど、米はぼんやりした味で解りづらいから。それも煮炊きで上手く出来なくはないけど、美味しく食べられるまでには結構な手間がねぇ・・面倒だってみんなが思うのも解るかな。このリゾットなら簡単でしょ?なんたって生米を直ぐに調理出来ちゃうからね」


あ~美味しいチーズを使った、チーズリゾットが食べたい。何ちゃってチーズしか無いのはどうなんだろう?それの作り方なんか知らんよ。


チーズ?バター?そんな感じで色々な物に?が付くからな。ヤギだか羊だかの乳なんだよね・・母乳じゃないだけましかな?このリゾットも何ちゃってリゾット的な感じなんだけど。でもね、色々な物の名前があっちの世界と変わらないんだ。偽物に似た味付け・・混ぜると本物に!概念上等!


各命名の理由が召喚された勇者!その勇者が、それをあっちの世界の名前で呼べはそれの名前に成るらしい。たまに可笑しい?のは、ナマリではなかろうか?田舎者の勇者を呼んじゃった感じ?オラそう思うよ。何ちゃってな物も工夫しだいで何とか成るもの。それにオラじゃなくオアだから。オアオアの赤ちゃん言葉だから。


農産品・・こっちの物は原種が多いから仕方ないし、品種改良の品があるとか思う事がいけないのだよ。遺伝子組み換えとか、ちょっと懐かしいかも?そこは味よりも生命力とか繁殖力とか旺盛だからね。





・・・・・





対策会議の第二弾みたく成ってるけど、元はその会議が予定に組まれていたのだよ。こつちに必須要員なのが俺なんです。


「・・農地改革に米の提案をするのか」


って言うか、改革する以前に何処でも栽培してますから。こんなにも手頃な代替え食品を、放置する方が野暮でしょうに。


 「・・と、この様に小麦よりも容易く調理が出来ます。その味に関しては今正味頂けた所ですから、少なくとも飢餓に苦しむ事から精査すれば凌ぐ手段に出来ると思います。まあその他の調理方法も多種多様には存在しますが、その扱いは結構な熟練者でないと難しいかも知れません。そちらの方の対処ですが、思い付くままのレシピは商業ギルドに届けて置きます。ギルドで登録がされたレシピとなれば、納得のいく美味しい料理と見なされます。それが此方の思い物で整えば、その料理を再現出来るかは料理人の手腕と成ります。その行く末には米の知名度を広げる事で、飢饉を生み出す連作障害の回避に役立つと信じます」


 「・・その連作障害の対策が機能していないと思うか」


「その辺の事は、農民達に踏み込んで聞き及んでいるかに寄りますね。それに寄っては周辺の領地にも反映する程度に、関連の商材に変化が合ったでしょうから」


「それ程の情報は聞かなかったな」


お父様・・何気にリゾットには不満が無かった様子だ。いやあれですよ、物珍しさからみんなも先に食べてたもの。だが残念無念のまた来・・時間にも問題があったから沢山は作らなかったのだよ。


「そうですね。ここで米の件を持ち出しますと、家畜の飼料に影響が出ると懸念されますが、その代替えは早熟させたトウモロコシが良いかも知れません。完熟させ無くて良いのですから4ヶ月か5ヶ月で収穫出来ます。そこで農地を上手く使い回せば収穫で得られる報酬も増えますから。後は大豆油を取って、残った搾りかすも資料になるのでこちらもお薦めと成ります。正直な所はその搾りかすが、甘味の材料にも成るのですが」


ここでピキーンとサナーの目が・・甘味大好きだな、おい!身体にキナコを塗して舐めたろか?それよりもトウモロコシの茎や皮だって飼料になるからね。


「セブレス、此度の賓客にそれらの陳情を上げる事に成ります。それが例え飼料を材料に調理するとしても、完成度を高くしなければ成りません。なら私達がそれの見分と精査を引き受けますから、出来る限りの精進で怠りなき様に」


ははぁー!何となく平伏しちゃう訳だけど、食べたいだけだよねお母様は。そこはちゃんと作るけど。ってか、ちゃんと炊けるかな?始めちょろちょろ中パッパじゃその辺の飯屋の飯だし!その辺とか嘘だよ、米料理屋なんて無いもの。家畜場の近くに合っても家畜は食べに来ないからな。


まず無理臭い炊飯に力を入れて貰っても困るから、生米がいきなり食べれる形を推奨するしかない。稲穂をそのまま油鍋で揚げる菓子もあったが、それはハードルをこえるより登山に近いよ。どう想像しても美味しさのイメージが沸かない。


あれを考えて最初に食べた人は、狂人か英雄だな。こっちの異世界より凄い事をしていると思う。中国人なら遣りそうだ・・犬猫だけじゃなく鳩から何から動く動物は食べまくりだからな。きっとゴキも・・想像したくない。


外国であのゴキより何倍もでかい虫を食べてる映像を見たな、そこはサソリを食べる地域もあったから同程度の感覚なのか?虫か・・まっ黒由来のブラックカレーは、闇鍋と仲間かも知れない。闇がふかいよ。


ツバメの巣って何だ?ネーミングがそれなのに食べるんだぜ。しかも現物は吐き出したツバみたいや奴。それが死にぞこないの(じじい)が吐き出したタンと変わらないじゃないか。ツバメだからオッケーみたいな話しだけど、ツバメが吐いてたのは後で解っただけだよ。鳥っぽいからツバメで良いかな?カラスも美味しいって思う中国人だからな。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろうSNSシェアツール
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ