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転生ですか?面倒なので能力は召喚対応でお願いします。  作者: 飛友翔 
第一章第二部 調子に乗って手を出す
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成果の報告・冒険者としての・・

今日の投稿分です。宜しくお願いします。


※2022年6月20日 加筆修正致しました。宜しくお願い致します。


※レマイア領中央領公館滞在中



「・・拳で魔物を・・お兄様凄いです」


いやいや、何も倒して無いからセオ君は勘違いしないように。あの魔獣達は流石に外装が固いから、まず無理だと思うよ。その辺を試す人はそこそこ頭のネジがおかしな事に成ってると思うもの。


「それは無理。そういう時が来ればセオ君も解ると思うけど、武器を信頼し過ぎたらしっぺ返しを受ける時があって、そこで素手で戦いその場を逃れる算段は必要に成る。戸惑って居たらあっという間に死んじゃうから、生還を最優先に考えそれの備えをしとかないと」


「・・セブレスは日々成長しているのですね」


おおっお母様も絶賛じゃん。オラ頑張るよ。うんうん、何となくだけどここでもウエーブに乗れてる感じかな?


それにしてもセオ君の俺への憧憬が上ってる・・よね?いやだよ最下点からスタートとか。ゼロ点に達してないと、だだ滑りでネズミ登れずのままだからな。


「それなんですが、ままならない事もありました。折角魔法のスクロールで水属性を習得したのですが、思い至った魔法の構築でも威力不足でした。まだまだ工夫しないといけません」


「ほう、新たな魔法を・・扱いは簡単でないか」


良く解らんのよ。これは必中かと思って使ってみたんだが、弱よわで獣の外皮を貫く事も出来なかった。これを誰にぶつけろと。


「はい。水をとことん圧縮することで、爆発力で作り置きの礫を飛ばしたのです。使い勝手の良い連射には不満が無いのですが、それは事の他威力が出ません。ぶつけた魔物が怒り心頭するので、嫌がらせにしか成りませんでした」


うん、何人か笑ったよね。ほんと嫌がらせでご免ね。こんど魔物へ突撃には一緒に巻き込んであげるよ。一緒に追われて逃げようか。まじで鬱陶しいと思われたから。相手にせず見逃すつもりだったのかも?奥の手でしばいたけど。


「・・お前の戦い方からすると、押し潰す剣は使い勝手が悪そうだな。後で装備庫を除いて使えそうな武器があれば持って行くとよい。その持ち出し物は帳簿に乗っているだろうから、出す時はサグシェスへの報告は忘れるな」


「はい、有難う御座います」


「防御の装備もお持ちなさい。何時でも怪我の無い様に整えるのです」


「はい、お母様。十分に配慮を致します」


ふふう、聞えたかね?サグシェス君・・彼、俺の知る限りこの人は、生まれる前から我が家の執事を務めているのだが、いつも説教くさい事を言うのだよ。


確か歳は46才程なはず。色々と・・色々と世話を焼いて貰っていたが、俺も人並みの大人に扱われる様に成ったのさ。はっはー


「・・セブレスは剣技が好きじゃなかった筈なんだけど、10体もの魔物を剣で倒したのでしょ?」


おっほっほ・・キュルス兄様、そいつらは魔獣なんですが・・まあいいや。俺みたいに冒険者に囲まれてれば、その辺の種分けに拘りを持つ者から注意をうけたりもあるが、大森林での接敵を経験してないキュルス兄様には無縁かも知れない。


その役職が騎士団のトップであっても、魔力や体格の大きさで分けてるだけだからな。魔獣・・あれってそう呼んでみたかっただけかも知れないし。まあ、呼び方はどうでもいいよ。


騎士団も魔獣狩りわするならその時には手伝うけど、根本が領に降りかかる災いから民を守る守護に成るんだよね。魔獣から襲撃が合った実例も無いから、ちょっと違う位置づけなるかな。


「はい、キュルス兄様。剣技を習得するのは今も苦手です。それの継続的な鍛錬も好まないですね。私の剣は冒険者ならではのモノです。魔物の致命傷になる急所・・今回の魔物達は特に嗅覚が鋭く発達してましたから、そこの鼻腔を狙い脳ミソまでを切創し分離しました。脳からの指示が出来なく成れば四肢も動きませんので」


「・・まだ実物と遭遇した事は無いけど、ソルジャーアントやフォレストマンティスは人の身の丈程の大きさに成長するとの事。よく無事で討伐出来たものだよ」


「今回はフォレストマンティスでもカマを持ち上げた位でそのサイズでしたし、ソルジャーアントの方は腰よりちょっと上程度です。まだまだ成長の途中過程といった所でしょう」


「・・それとギルドの依頼だった祠の件だが、目を通した委細に違わぬのだな」


お父様が見ている報告書とはかなり違うけど、その問題はナッシングだ。そこの元凶は俺に憑りついたのだから、あの祠でこれから何かが起こるとすれば又別の問題でしかない。そこはもう何も起こらないとは断言しにくいが、未来じゃない現状は解決出来ている。


実の兄・・キュルス・レマイアはこのレマイア領の軍部で今は執務・・指揮官を受け持っている。彼は次男で在る為、領の政策に大きく絡んで来る事はない。その辺も配慮がされているのだ。


「・・そうですね。あの祠で何が起こっていたのかが、届けた冒険者の認識不足が大きかったのでしょう。当の加害者と思わしきモノは、そこで何の歩み寄りも無く攻撃を受けたと申していました。

とは言っても物理的な攻撃は、無意味な存在で合ったから適当にあしらった様です。当の魔力を少なからず奪われた冒険者達は、必死の思いで帰還し療養をする破目に成りました。ですが当事者は、折しも別の都合を優先しその場から立ち去ったのは、こちらにとっては僥倖と成りました。今回の様な不慮は起きないと確信しています」 


「・・そうか」


これ以上の多くの情報をここで話すのはちょっと不味い、それはいずれ話す事になるだろうが知っている者が少ない程関わりを減らせるからだ。何かの危害が寄せられても出来れば関わらせたくない。


ここでサナーに目配せしたら、あの女の事を早く話せと目で問ているがあれは女じゃねーし。女性扱いにするとか言ったの俺だけど。って言うか、両親達には折を見て話すからって言ったじゃん、今はそんな期じゃないからな。


「・・解った。それも多いに大事な報告だから今一度確かめたかったのだ。他に一つを伝えたかったのだが、その事で相談もしたい。ついては相談の為に日取りを開けて欲しい」


「・・日取りをですか?」 


「そうだ。先日に王都アーベリスから先触れが参った。その事でだが、近々に王都からメンドセイ公爵家の者達がこの領に訪れる。さすがに公爵家の対応をするのだから、賓客扱いに成るのだがあちらの目算はこの領の革新なさまを習うべくとの思惑らしい。そこでどの様な対応が出来るのか?良いのかなどを一度は皆と話しあいたいのだ。その都合を合わせられる日を出して貰いたい」


それなら何時でもと即座に返事をしたいが、サナーがプーな俺に予定など・・みたいな顔している。知ってるし解ってるけど、昨日は結構な稼ぎだったんだよ。まあ、日雇いなのは違いないが。


聞き及んだ事とは少し違う様な気がしないでもないが、そこは誤差の範囲なのだろう。俺の予想ではスーリェス公爵家がお出ましだと思ったが、毛色は違うがメンドセイ侯爵家も大差ないくらい大物の領地家だからだ。


それでもそこまでの事なのか?使者の件でもメンドセイ侯爵家自ら動くとか・・領地問題でもメンドセイ領には寄生貴族でない者達もいる。その領が細かな所でも、親貴族の旅路の安全を考えるのなら、代理を志願するのは当然な事だろう。その辺は来訪されても解るとは思えないが。


「・・そうだな。その折に何ヶ所かの領の案内も頼む。その件はギルドの方に護衛依頼として出すから、冒険者としても少しは旨味のある話に成る」


「そうですね。セブレスはこの地を数日でも空けるのを嫌がってますから」


嫌だよ!まーあれさ、もう家持ちの家族持ちだし、もしかしたらお腹に子がみたいな話しも広がってるから、そこで安易に受けるのは躊躇うでしょ?


「ギルドの規約では、低ランクを数年も続けているとその資格が剥奪される対象となる。ここで護衛依頼を受けて置けば、その他の資格は十分以上に満たされているからCランクに昇進する。Cランクになれは討伐依頼だけに専念しても、何かの制約に引っ掛かる事も無いからな」


「ありがとう御座います」


「・・その様な制約もあったのですか?」


「セオ、冒険者の役割仕事は8割近くが人を守る事に成るから、依頼人との関係を上手く築くのもその一つかな。だからそれを学んで行く事が性急に必要とされる。そこは数を熟していく所だね」


「解りましたキュルス兄様。セブレス兄様も冒険者として頑張って下さい」


良い子や・・ピコーンって??何々≪王族絡みの公爵家に無理を押し付けたが、恩と共にこの領の視察を手に入れた侯爵家≫・・さいですか。世知辛いわ


う~ん、ここに来て干渉の度合が増えて無いか?


≪そこはこちらの傾向から対策もしているからな。お前とメンドセイ侯爵家との接触は、当然に当日まで関わりが起きない。賓客相手に必要な対応を無駄に模索するのは骨が折れるだろう?まして欲しくも無い頼まれ事も同時に渡されるのだ。そこで少しのサービスだ。先に見え隠れする飢饉や飢餓に怯える弱小領地を助けてやるが良い≫


はい、解りました・・って、直接に聞いちゃったよ。いや、とっても在り難いので超助かりました。となるとです、この領地も施している農地改革か。そこはアレしてコレしてって感じだけど直ぐには出来ない事じゃん。


先ずは有る物で急場を凌ぐ理解から必要だな、それの我慢と状況に遜る事が上級貴族に出来るのだろうか?かなり重要な部分になるよこの辺。


「僕も剣技の腕を磨いて、強くなれるように頑張ります」


ほんと真っ直ぐで良い子や・・ちょっとサナーさん?何その目・・俺はそんな頃は全く無かったが、隠してただけかも知れないだろ?ほんと解ってないな。まあ、野菜な・・普通なら虫を取るのに暫くの間は水桶に付け置くんだけど、その辺を適当に処理したらもそもそと歩いて出て来たからな。


なんかご対面~んしたあの時が懐かしい。あー芋虫も蛇もちょっとあのもそもそが好きかも・・いやいや、領の革新って何だよ?うちの領ってば農地の造成から遣り直したからね。そんな事を遣っちまったんだよお父様は。


しっかりした配分で農地を分け、そこへ適度な農民を分配した。そう、農地の分配でなく農民の分配だからな。


それらをしっかり管理しながら街づくりを手がけ、無駄なく不足なくな農産事業を遣り遂げた。そこからは順調な経営が出来る商会へと、随時な様子を伺いそれと共に下げ渡しも続けている。だからほんと直ぐにこれを真似するとか無理ゲ―の何物でもない。


集落をよそに移すのだって、根気とお金に相談しながらじわじわと進めないと大変に不味い事に成る。それが農地の移動だよ!恐ろしい話しだ。


目下に迫った危機に対抗したいのなら・・既存の中で光明を探すしか方法は無いだろう。そこは本丸じゃないのを適当にぶち当てて、何となくの誤魔化し案を出すとかだ。遣り繰り・・ある物で何とかするって感じのな。今回の話は簡単に解決しない、半期か数か月も掛かる農産だもの。現場の被害が連作障害なら、新たな農地を開拓するなんて大事も控えるからな。全てを熟す勢いを盛って盛りまくるしかないね。

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